はじめのうちは、切なくて、苦しくて、毎日が悶え苦しんでいるような日々だったけれど
どうなっても雪音を想い続けることはやめない、と決めた日から気持ちが少し楽になった
無理に忘れる必要は無いのだ、うんと雪音のことを想ってボクは行こう
そう考えて日々を送っていたけれど、雪音と過ごした時間を思い出すと、やっぱり
胸が痛かった
その分、ボクは音楽に打ち込んだのかもしれない
「バンドやってないと死んじゃうもん」・・嘘じゃなかったんだな
自嘲した・・・自分で言ったことだ、笑っちゃうね
決まりきった日常に追われていくうちに季節は何度も巡っていった
ある日、空を眺めていた、春から夏に変わっていく時の、抜けるようなセルリアンブルーの空
積乱雲が浮かんでいた「そろそろ一雨来そうだな」その青と、雲の白に
想いを巡らせている時にふと、気が付いた忙しい日々の中で、あんなにも、あんなにも苦しかった
雪音への想いを忘れてしまっていることに
・・・・自分でたとえようのないショックだった、忘れる訳など無い、そう思っていた
それなのに・・・・・・いつからだろう?・・・・・そう考えた時、すでに、胸の苦しさや、痛みすらも
消えてしまっていた・・・自分で自分が許せなかった だから、ボクは、詩や、文章などで、
暗くてもいい、重くてもいい、とにかく創作という形で自分を吐き出すことにした
言葉にしてしまうこと、捨て去るのとは違う、それは受け入れることだ、すべてをかみ砕き
そのうえで、自分の中で消化しきってしまうこと、そうすればきっとまた歩いて行ける
そんなふうにボクは決着をつけたつもりになっていた
どうなっても雪音を想い続けることはやめない、と決めた日から気持ちが少し楽になった
無理に忘れる必要は無いのだ、うんと雪音のことを想ってボクは行こう
そう考えて日々を送っていたけれど、雪音と過ごした時間を思い出すと、やっぱり
胸が痛かった
その分、ボクは音楽に打ち込んだのかもしれない
「バンドやってないと死んじゃうもん」・・嘘じゃなかったんだな
自嘲した・・・自分で言ったことだ、笑っちゃうね
決まりきった日常に追われていくうちに季節は何度も巡っていった
ある日、空を眺めていた、春から夏に変わっていく時の、抜けるようなセルリアンブルーの空
積乱雲が浮かんでいた「そろそろ一雨来そうだな」その青と、雲の白に
想いを巡らせている時にふと、気が付いた忙しい日々の中で、あんなにも、あんなにも苦しかった
雪音への想いを忘れてしまっていることに
・・・・自分でたとえようのないショックだった、忘れる訳など無い、そう思っていた
それなのに・・・・・・いつからだろう?・・・・・そう考えた時、すでに、胸の苦しさや、痛みすらも
消えてしまっていた・・・自分で自分が許せなかった だから、ボクは、詩や、文章などで、
暗くてもいい、重くてもいい、とにかく創作という形で自分を吐き出すことにした
言葉にしてしまうこと、捨て去るのとは違う、それは受け入れることだ、すべてをかみ砕き
そのうえで、自分の中で消化しきってしまうこと、そうすればきっとまた歩いて行ける
そんなふうにボクは決着をつけたつもりになっていた