ボクは流れてゆく窓越しの景色を眺めながら、ぼんやりと
雪音がくれた包みを開いてみた
中身は、紅茶のペットボトルが1本と、そして・・・
マクビティのチョコビスケットが・・・・・・入っていた
そう、二人で初めて買い物に行ったあの時の・・・・
急に涙が溢れてきた雪音・・・・憶えていたんだ・・・
感傷に浸る暇も無く、バスはぐんぐん走り続けている
とりあえず紅茶を一口飲んでみたけれど情けないことに
涙は止まる気配を見せなかった
泣きながらビスケットの箱を開けた・・・同じだ
・・・あの時が鮮明に蘇ってきた
甘いはずのビスケットは、もう、涙も鼻水も
ぐしゃぐしゃになって、少ししょっぱい味がした
もう一口紅茶を飲みながらつぶやいてみた、さよならボクの街、
・・・・・さよなら雪音・・・・
雪音がくれた包みを開いてみた
中身は、紅茶のペットボトルが1本と、そして・・・
マクビティのチョコビスケットが・・・・・・入っていた
そう、二人で初めて買い物に行ったあの時の・・・・
急に涙が溢れてきた雪音・・・・憶えていたんだ・・・
感傷に浸る暇も無く、バスはぐんぐん走り続けている
とりあえず紅茶を一口飲んでみたけれど情けないことに
涙は止まる気配を見せなかった
泣きながらビスケットの箱を開けた・・・同じだ
・・・あの時が鮮明に蘇ってきた
甘いはずのビスケットは、もう、涙も鼻水も
ぐしゃぐしゃになって、少ししょっぱい味がした
もう一口紅茶を飲みながらつぶやいてみた、さよならボクの街、
・・・・・さよなら雪音・・・・