らむ茶の独り言

ロックとノンアルコールビールと田舎暮らしを愛するガーディニング野郎の勝手な独り言。

麻生さんの態度に古き良き時代を見た

2018年05月03日 00時36分25秒 | 日記

些細なことで狂ったようにバッシングする傾向は改るどころか加熱する一方だ。こうなるともう善悪の基準が分からなくなる。
警察が問題なしという些細なことをマスコミが断罪する今のこの傾向は果たしてどうなのだろう。本当に大事な事がわかなくなってしまうと危惧するのは僕だけではないと思うがどうだろう。

麻生大臣が部下をかばう姿勢を見せたことは僕には意外だった、というか昔はこれが会社の上司の普通の姿勢だったのだけどね。
それがいつの間にか、不祥事を起こした部下だけの責任で上司や会社は一切関係がない、というようなスタンスに変わってきた。
今どきセクハラだと騒がれて部下をかばうのは麻生さんぐらいじゃないかな。いや、冗談ではなくてね。僕の知ってる範囲でも問答無用に野郎の方が切られている。
痴漢もそうだ。女性の言い分だけが正義で男性には弁明の余地すら与えられない。あの程度の軽口でここまで叩かれるとは心外だと言いたい気持ちも分からん事もない。

分からん事もないが、だいたいこういうことを起こすヤツは自信過剰のバカ野郎だからね。僕のようなチキンな野郎は痴漢もセクハラも怖くてできないのだ。
しかし、半端に自分に自信があるヤツはだいたい同じ穴に落ちる。今回の官僚トップも相当の自信家なのだろうな。そういうバカ野郎は何人も見てるからね。
そしてみんな同じ穴に落ちて会社から追われるのだが、その傾向がある時期から鮮明になる。それまでは会社は社員を守ってくれたのだが。いや、セクハラからという意味じゃなくてね。

いつの頃からか会社は社員を見る目が変わってしまったのだな。些細な事を理由にリストラが横行する嫌な時代になってしまった。そして一度レールから外されるともう二度と戻れない。
再起は不可能なのだ。一度のミスが致命傷の厳しい社会になってしまった。しかし、そういう社会で生き延びる人間が果たして優秀な人間かどうか。 
麻生さんを見てると奇異に見えるぐらいの世の中になってしまった。部下を守る姿勢が奇異に映るとはどういうことなのだろうね。

いや、麻生さんは自分の身を案じての部下の擁護かも知れないことは容易に想像がつく。しかし、かつては麻生さんのような態度が上司の普通の態度だったのだ。
年功序列終身雇用の会社では社員は大事に扱われたのだ。それが今はどうだ。使い捨てが人材だという、なんともやりきれないねえ。
別に麻生さんが正しいとかあの事務次官が悪くないとは言ってるわけではないからね。ただ、部下を守る姿勢が今どきはひどく珍しく思えただけの話だ。なぜ守ろうとしてるのかはわからないけどね。
昔は理由などなかった。会社の同僚部下を守るのがどこが問題だ?という認識だったのだからね。

時代は変わり、些細な事で全てを失う時代。本人だけが問題で上司は関係ないのか?ジャニーズは。おかしいだろう、任命責任を縦に大騒ぎの野党とマスゴミども。 
ジャニーズ事務所の責任はどうなのだ?TOKIOは事務所所属のタレントなのだろう ?どうして事務所社長が出てこない?本人と同僚だけが謝罪するというのが芸能界の常識なのか?
組織の人間が不祥事を起こしたら普通は上司なり会社のトップが謝罪会見開くのではないか?マネージャーは何をしていたのだ?野放しで自由に行動させていたのか?
それならそれで監督責任問題が生じるだろう。彼らだけに今後の行動を任せるなどあり得まい。つくづくマスコミと芸能界のもたれあいには辟易させられる。
それを言ったら、マスコミと官僚もそうか。政府の広報機関と化した新聞各社。どうして総理の周りに小娘みたいな女性記者ばっかりなのかが疑問だったが、理解した。
ナルホドそういうことだったのか、と。女性の方が、それも若くて美人さんの方が近づきやすく何か有利な情報を得られると思っていたのだな。
これはスポーツ記者もそうだしね。それで、選手とアナウンサーがよくくっつくのだろう?

何だかなあ。誘っておいていきなりセクハラだと騒ぎ出してるみたいだと言って叩かれた政治家もいたが、みんな内心はそう思ってるのだろうな。実際そうなのだから。
自分たちでやってることには目をつむって、人の批判ばかりするこの面の皮の厚さは1メートルはあるんじゃないか。
僕はこれもみんな景気の低迷のなせる技と思っているがどうだろう。長引く不況が人の気持ちまで荒ませてしまったのじゃないか。
人を叩くことでしか憂さを晴らせないのだな。

景気は上向く気配が全くない。前回の消費増税が大きなダメージを与えなかったのは、いや今になって効いて来てるけれど、最大の理由は原油価格の下落だった。
ちょうど原油価格が暴落してくれたせいで消費増税分を相殺してくれたのだ。北国などでは冬の灯油価格が下がりかなりの恩恵があった。 
暖房の灯油タンク一回の満タンで灯油代が数万円浮いた。これが冬季には三回ぐらいはあるから 、それだけで相当な負担減だ。もちろん灯油を使う農家や工場などもみんなかなりの恩恵があっただろう。
ガソリンも安くなったしね。ところがそれらがすべて帳消しになりそうな気配がしてきた。原油価格がじりじりと高騰し始めてる
これでさらなる消費増税など正気の沙汰ではない。ないが、財務省は税金を取る事しか頭に無いから、国民の暮らしなど知ったこっちゃ無い。

増税と同時に大幅な原油価格下落で、安倍ちゃんは悪運が強いと思ったものだが、それが元に戻り始めた。
もし原油価格が暴落しなかったら、消費増税してすぐに日本経済はガタガタになっていたのだ。景気が良くなっただと?どこを見たらそんな世迷言が言えるんだか。
神風だった原油暴落はもう無い。あの時の恩恵分が今になって全部ツケになって請求され始めた感じだな。景気など良くは無い。だから給料も上がらない。
人手不足の中身はとんでもない代物だ。人の上前をはねる事ばかりが横行する時代。なんともなあ。どうも平成は振り返ると、残念な時代だった、と言わざるを得ないようだ。

 

 

 

コメント
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