常照寺とも呼ぶらしいが、皇の字が表すように皇室とゆかりがある臨済宗の寺だ。北朝の光厳天皇が開いたとされ、南北朝初期の混乱の時代に即位して政務をとった後、晩年は京を逃れてここを隠棲の場所としていたようだ。この地で崩御して葬られた山国陵がすぐそばにある。
山門をくぐって参道を登って行き、さらに門をくぐると寺を囲むように池がめぐらせてある。
正面の勅使門は閉まっているので左手に回ると方丈があり、元々は屋根に使われていたのか、菊の紋の入った瓦が置いてある。
中に入ると受付があるが誰もいなくて、一人400~500円の寄付をお願いする小さな札が置いてある。その横の箱の中には先に来た人が置いたのであろう、500円硬貨1枚と100円硬貨3枚があった。400円を置いてからスリッパにはき替え、廊下を本堂の方に向かった。
仏像が鴨居の上に並んでいたり、金色の襖絵があったりと、天皇の住まいとして建てられた様子がうかがえる。
部屋から眺める静寂につつまれた庭のたたずまいが良い。
庭にある国の天然記念物に指定された九重の桜や、京の御所の桜を枝分けした左近桜などが咲く4月に一度は来てみたいものだ。さぞや綺麗だと想像する。
実は20年前ぐらいだったか、紅葉の時期に来た記憶はあるが、ただ立ち寄っただけで中までは入っていないように思う。桜の時期も紅葉の時期も大勢の人が押し寄せてくると思うので、前日に訪れた若狭路の寺や神社もそうだったが、今のように誰もいないような時期に来て、静かにゆっくりと探索するのも良いと思う。
山門をくぐって参道を登って行き、さらに門をくぐると寺を囲むように池がめぐらせてある。
正面の勅使門は閉まっているので左手に回ると方丈があり、元々は屋根に使われていたのか、菊の紋の入った瓦が置いてある。
中に入ると受付があるが誰もいなくて、一人400~500円の寄付をお願いする小さな札が置いてある。その横の箱の中には先に来た人が置いたのであろう、500円硬貨1枚と100円硬貨3枚があった。400円を置いてからスリッパにはき替え、廊下を本堂の方に向かった。
仏像が鴨居の上に並んでいたり、金色の襖絵があったりと、天皇の住まいとして建てられた様子がうかがえる。
部屋から眺める静寂につつまれた庭のたたずまいが良い。
庭にある国の天然記念物に指定された九重の桜や、京の御所の桜を枝分けした左近桜などが咲く4月に一度は来てみたいものだ。さぞや綺麗だと想像する。
実は20年前ぐらいだったか、紅葉の時期に来た記憶はあるが、ただ立ち寄っただけで中までは入っていないように思う。桜の時期も紅葉の時期も大勢の人が押し寄せてくると思うので、前日に訪れた若狭路の寺や神社もそうだったが、今のように誰もいないような時期に来て、静かにゆっくりと探索するのも良いと思う。
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