振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

竹田城跡と原尻の滝を寄り道

2017-09-06 09:49:07 | 日記
草千里から阿蘇駅前にある道の駅まで戻ったのが13時半頃。今晩は南阿蘇村にあるゲストハウスが宿泊先だが、その前に行きたい場所として竹田城跡(岡城)と高千穂峡があった。2か所共回るのは時間的にキツイのと、I氏の乗るレンタルバイクの調子がイマイチのため近い方の竹田城跡に決めた。

I氏のバイクは草千里に向かう途中の上り坂でエンジンがふけなくなり、最後の数キロはバイクを道路脇に放置してT氏のバイクにニケツで往復だった。やまなみハイウェイの最高標高地点は1300メートルあり、高低差のある坂道の連続でプラグがかぶったかキャブレターのセッティングが合っていなかったと思われるが幸いにもその後は回復した。





竹田は「荒城の月」を作曲した滝廉太郎が少年期を過ごした地で作曲の際は当然竹田城のイメージがあったはず。よく調べてみると作詞は土井晩翠で仙台青葉城か会津の鶴ヶ城をイメージしたものらしい。

竹田城は石垣が台地の上に並び山城の形に見えるが台地が細長く広がって本丸や二の丸、城主の居所が並び、昇ってみると平城的な構成になっている。

石垣もキレイに残っていて城郭全体のスケールも大きく、想像を超えていた。滝廉太郎の銅像の背景には遠く九重山系の素晴らしい眺めが臨める。来てよかった。


入場料は300円だが登城手形になった入場券、巻物になった案内パンフレットもおもしろい。

その後、竹田市から更に東の豊後大野市にある原尻の滝に向かった。竹田市に入る前にガソリンスタンドで給油をしたが、そこの店員さんにこれから竹田城に行くと言うとそれならついでに原尻の滝まで行けば、と勧めてくれたのだ。



増水時にはナイアガラの滝みたいになるとのこと。スケールは比べるべくもないがなるほどと思わせるだけの雰囲気はある。

この後、再び来た道を折り返して南阿蘇村に向かった。





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