宿のレストランは朝食時と昼食時しか営業していない。以前は宿の経営するカフェ(アペティットカフェ)が道路を挟んだ向かい側にあり、昼食や夕食にパスタやサンドイッチ、ポテト&チップスを注文していたが、コロナ禍の間に改装されて飲み物だけのカフェとコインランドリーになっていた。雰囲気の良いカフェだったのにすごく残念だ。
近くて便利で利用頻度の高かった外食先が減り、今回の滞在では宿から歩いて数分にあるターニン市場で頻繁に夕食の調達をした。以前も利用することはあったが、ビールのつまみになるものや果物、玉子程度で、惣菜やおかず等はほとんど買ってなかった。
宿の部屋で食べた夕食の画像を幾つか並べてみると、
添え物のキュウリやミニトマト、バナナ等を別にして大体3品の惣菜を買っていた。
しっかり具の入ったオムレツ(40バーツ)はヨメと半分にして、どんぶりの中はささがきのようにしたタケノコ(破竹?)を炒めたモノ(25バーツ)に、鶏肉のミンチとキノコ(25バーツ)、青唐辛子などを炒めたモノ。どちらもあまり辛くなかったが、同じようなタケノコを別の店で買った時にはピリピリしていることもあった。
皿の中はハーブとカレーや香辛料で下味を付けた鶏の骨付きモモを蒸したモノだと思う(50~60バーツ)。揚げたモノと違って油っこくない。右側のどんぶりはイカと鶏肉(たぶん)、もやし、ネギその他を炒めたモノ(50バーツ)で、大変旨かった。その後もこれを求めて同じ店を覗いたが、イカを使った惣菜でも具材や味付けが日々異なり、同じモノには
1度も会えなかった。スープは鶏肉のオマケ。皿の中のスイカはスーパーのTops で買ったカットフルーツ(49バーツ)カットフルーツは市場にもあるが、以前ポメロのカットフルーツを買ってお腹の調子を悪くして以来、市場では買っていない。左側どんぶりはイカ、卵、野菜を炒めたモノで、少しピリッと辛い。右側は春雨と野菜だが、あまりに辛くて少ししか口に出来なかった。
鶏肉の骨付きモモに下味を付けて揚げたモノ(50バーツ)にとうもろこしは皮のままレンチンした。赤いのはスーパーで買ったカニカマ。左側どんぶりはキノコとキクラゲと野菜を鶏肉のミンチで炒めてある(20バーツ?)。右側は玉子にキュウリ、その他野菜の炒めモノ(20バーツ)。どれも味的に全く問題なく、美味しく食べた。
私はビールとその後でハイボールを飲むが、ヨメは絞ったライムを炭酸で割ったモノを飲みながら、ごはんはカオニャ(10バーツ)を食べている。
持参した蕎麦が残りそうだったので夕食に使った。皿にはエビのかき揚げ(20バーツ)で、エビ100%なのでコクがある。緑色のはバナナの皮でカオニャ(もち米)とバナナ、またはタロ芋を包んで蒸したモノで、ちょっとしたオヤツ代わりにもなる。ゴルフでラウンド中にキャディさんがサービスにくれたりもする。画像ではヨメと半分ずつにしているが、1個7バーツと大変にお手頃な値段だ。
振り返ってみると一番よく食べた惣菜は下の画像のようなキノコ、キクラゲ、野菜、それに鶏肉などが入ったモノだと思う。5~6軒はある惣菜屋さんのほとんどに類似のモノがある。
安定して美味しいのはオムレツだが、これを売っているのは1軒しかなく、それも夕方近くには売り切れている。初めの頃は夕方6時頃に市場へ行っていたが、ある日昼過ぎに惣菜屋さんを覗いて見るとオムレツをはじめ夕方にはなかった品が色々あることを発見。
それ以来早目に買い出しに行くようになった。
ターニン市場は観光客が買い物に来る場所ではなく、庶民の台所と言えるような所。日本人だけに買うものによっては当たり外れが出るのはやむを得ないが、美味しいモノを発見すればそれはそれで楽しい。滞在費も当然安くできる。
今回はヨメの好みを考慮して魚類はスルーした。エビやカニを使った惣菜も魅力的だったが同様にスルーした。次の機会にはそれらも含めて市場グルメを続けてみよう。