昨日が「立冬」。暦に合わせたように気温が下がりましたが、身震いするような寒さではありません。このところの気温の高さが
異常だったのでそれに比べると「すこし寒くなった」と言った感じです。(^u^)
昨日群馬県の友人からデジカメ写真がメールで送られてきましたが見事な紅葉です。場所は長野県の「栄村」というところだそうですが
里の紅葉とその後方の山(苗場山)がうっすらと冠雪しているアングルが素晴らしいと思いました。
秋と冬が隣り合わせに佇んでいる。そんな感じです。福岡ではとても望めない風景です。
今年はいろんな災難がありましたが(ほとんどが継続中ですが・・)季節は着実に進んでいますね。
「TPP交渉参加か?否か?」
TPPへの交渉参加の是非を巡って賛否両論で姦しくなってきました。各種の「世論調査」ではほとんどの調査機関で参加に「賛成」が
「反対」を僅かに上回っているように思います。TVやその他の報道では反対派のそれも特に農業関係の反対派を大きく取り上げているようですが
国民全体を見ればやや賛成意見が多いようです。私も(TPPの内容について詳しくは知らないのですが)どちらかと言うと賛成です。(^u^)
農業だけを見れば確かに「苦境」に立たされるかもしれませんがその他の分野(全部で21?)も含めて「国益」の視点で考えると
プラスになるとの試算だそうです。 反対派の特に就農の方々は「自給率が低下し、農業は壊滅的な打撃を受ける」との主張のようですが
もし、TPPに参加しなかったら農業は「発展する、自給率も大幅に改善する」のか?そのことを説明しないと説得力が無いように私は感じます。
TPPに参加しなくても、ある調査によれば就農の人口構成から見て(高齢者が多い)10年後は現在の半数になるだろうと予想されています。
今のままでは農業を継ぐ若者が居ない。のが真実です。これは今までの政治家の責任が大きいと思いますが・・・。
何故若者が農業を敬遠するのか?いろんな要因があるとは思いますが、一つには競争のない(保護がつよい)業界はいづれは衰退すると
やる気のある若者は読んでいるからではないでしょうか? これからは農業も世界と戦うべきだと思います。
そううすることがやる気のある若者を呼び込む手立てになりますし、彼らは世界を相手に十分闘える力を持っていると私は確信します。
「壊滅」なんて言う弱気のリーダー(政治家)の下には人は集まりません。
政治家は10年、20年の国家像を持って「国益」を基軸として行動してほしいと思います。
TPPの問題も明日野田首相が決断することで一応結論が出るようですが、適正な判断を期待しているところです。
今日は少し硬い話になってスイマセン。m(__)m (^.^)/~~~