山奥で家族と動物の楽園創ってます

東京育ちの家族が山奥に移住し自分達で家を建て犬、猫、馬、ヤギ、羊、ミニ豚、兎、鶏亀と一緒に自分達の楽園を創っていく奮闘記

武勇伝

2006年07月06日 | 
今日はオーディンの数々の武勇伝?についてのお話。以前の話とダブってごめんなさい。まずは競馬場での武勇伝、馬体重がなんと衝撃の614キログラム、JRAの記録更新。ゲートに入るのが大変だったとか・・・さすがオーディン!かっこいー。高橋さんの所でオーディンを見てばんば馬が欲しかったやまざる君、一目で気に入ってしまい高橋さんにおねだりした結果「絶対余すなよ。」の一言で頂いてしまいました。さすが高橋さん!太っ腹。かっこいー。
 家に来た頃のオーディンは短期間の間に何回も飼い主や場所が変わったせいかとても神経質で馬房から馬場に出すだけでも大暴れ!やまざる君がオーディンの引き手を持ち、私がシルクの馬房の前に箒を持って身構える。馬詮棒を外すと同時に一気にオーディンがシルクの方に来るのを箒を振りながら「ホーラーホーラ」と声を出し遮る、必死の形相でやまざる君が引き手を引く。オーディン立つ、駆け出す。やまざる君も引き手を離さず一緒に駆ける。後から箒を持って私も追い駆ける。やっと馬場に入る。ゼイゼイはぁーはぁー、毎朝こんなん感じでほとほと疲れました。やまざる君の知り合いで馬関係に勤めている人がこれを見て「猛獣飼ってるようなもんだからちょっと考えた方がいいんじゃない大怪我しないうちに」の一言。ははは、まさにその通りです。しかしそんな事で諦めるやまざる君ではないのであった。私は馬場と馬房を繋げて欲しいなーと密かに願っていたけど絶対見捨てたりはしないぞと心に誓っていたのであった。
 この頃のオーディンはものすごーく食い意地がはっていた。ある日の事オーディンが馬場で草を食べている所に外に離れていた♂山羊君、シルクのつもりで猛然とオーディンに向かって突進、いつもならそれで成功して草を独り占め出来る筈だったんだけど・・・相手が悪かった。仁王立ちのように身構え前足を踏み鳴らすオーディン。ぶつかるっ!と思った瞬間、山羊の首根っこをくわえ、軽々と持ち上げたかと思うと山羊は宙を舞いきれいな弧を描きながら前のめりに地面に激突。「やられた!」と慌てて駆け寄る二人をよそに何事もなかったかのように♂山羊くん立ち上がり「めえぇ~」と一声鳴いて立ち去ったのであった。驚いた。怪我しなくて良かった。その後2人とも大笑い!言うまでもなく、その日以来、馬場には近づかない♂ヤギ君なのであった。
あと、馬房での事、こぼれたエサを拾おうと足元に寄って来た鶏を華麗なステップを踏むように前足を振り下ろして踏み潰そうとしたり・・・あれはかなり本気だったと思うな。
 それから、高橋さんの知り合いのつよし君を紹介してもらい一度見てもらう事に・・・このつよし君がまた数々の武勇伝を持つすごい人なのです。ここには書けないけど・
早速、オーディンを馬房から出そうとするといつものように思いっきり立ち上がり
つよし君の頭に前足があたる。転んだ弾みに背中を踏まれる。それでも彼は引き手を放さず、いきり立つオーディンを気迫で押さえ馬場へそして跳馬柵で調教、最後はオーディンを乗りこなしてしまいました。さすがどんな馬も余さない男。かっこいー。そんなこんなで色々ありましたが今ではどれも懐かしい思い出となりました。現在のオーディンはやまざる君にかわいがられすっかりおとなしくなり、山羊にも鶏にも優しいオーディンになりました。凛ちゃんはオーディンが大好きだしね。


夕方、エサを食べに馬房に帰る所。
シルクに抜かされても怒りません。


体は大きいけど臆病で怖がり、気の弱いオーディンなのです。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは。 (ponpy)
2006-07-08 03:29:32
馬も色々な性格あるねー。

色や星やお尻の形なんかもみんな違うよねー。

調教大変だわー、怖い思いもしたでしょう。

生き物だからずっと世話もしなきゃならないからこれからも頑張ってね
返信する
いっぱいコメントありがとー (スー)
2006-07-08 23:18:05
シルクもオーディンもまだ若いので大事にして上げればあと20年ぐらいは生きると思うけど、20年後の自分を想像するとちょっと不安。でも、まぁ、今から先の事心配してたら何にも出来ないもんね。がんばるきゃないよね。

                  
返信する

コメントを投稿