山奥で家族と動物の楽園創ってます

東京育ちの家族が山奥に移住し自分達で家を建て犬、猫、馬、ヤギ、羊、ミニ豚、兎、鶏亀と一緒に自分達の楽園を創っていく奮闘記

目の保養 田んぼ編

2006年08月14日 | 日記
スーイスイスータカラッタスラスラスーイスイスーイっと(植木等のスーダラ節のメロディで)のやまざるです、こんにちは。
はい皆さんもご一緒に!!
振りも一緒にやっていただけるとうれしいです。
えっ?フリを知らない?えーっとまず中腰になり手は平泳ぎのようにかき分けながらゆっくりと前に歩きながら歌います。このときの顔は満面の笑み(ここがポイント)それだけです。はい。
目立ちたい方はスーパーや混雑している駅の構内でこれをやると目立ちます。
ただし救急車が来てもおらは知りませんが(笑)

うちは山の上ですが山を下りるとにはこのような景色が広がっております。
福島は果物王国とも言われていますが米どころでもあるんです。
まさに里山、この風景はすくなくとも二百年くらいは変わってないと思われます。
特にこの水田はお殿様(白河城にいらした松平定信)に毎年献上していた米を取った田んぼらしいです。
肉眼で見ると緑がきらきらと光ってそれが風になびいてとてもきれいです。
そのうち穂に実がつき黄金色になるとこれがまたきれいなんです。
子供の頃からこの景色を見ているこの辺の人には当たり前の光景かもしれませんがおらにはとても新鮮です。
因みにおらげは(おらのうちでは)この隣の田んぼの米を食べてます。
以前は米の味などあまり気にならなかったのですが福島に来てからスーパーで買った米は食べたくありません。


下の写真の右側が上の写真の左側に続きます。

見渡す限り田んぼが続くところもありますが個人的には山があったり川があったり畑があったりしたほうが里山ぽくて好きです。農家としては広い田んぼの方が効率もいいし楽なのでしょうが。


地元の人の話その一
ちょっと笑えてちょっと悲しい嫁不足の話。

この辺でもご他聞にもれず嫁不足らしい。
地元の人の息子に彼女が出来た。
その彼女を家に連れてくる時は必ず夜にしたらしい。
なぜかというと「明るいうちに連れてくるとそこが何もないど田舎というのがばれてしまうから」だそうだ。
あとそこまでの道のりの距離感を感じさせないためらしい。
これだけ豊かな自然を相当コンプレックスに感じているらしい。
結局結納が終わるまで見せなかったらしい、笑っては悪いけど本人や家族はそれだけ真剣なんです。
でも嫁になった彼女には分かっていたと思うけど・・・(だって家に来るとき車のライトをつけて来るんだろうから、笑)
その人の言いぐさがよかった「一度つかまえた獲物は2重3重に網を張って絶対逃がさない!」(笑)
すぐにばれることなのにすこしでも印象を良くしたいと涙ぐましい努力をしているのでした。おらは結納が終わったり結婚式が終わったあとで破談になるより素直に全部見せて自慢すればいいのにと思いました。
おそらくここらは昔、貧しかったのかもしれません。
その遠くて悲しい記憶が体に染み付いていて現在都会の人があこがれている里山になっている事に気がついていないのです。
それとも都会でのほほんと育ったよそ者のおらには分からない理由があるのかも。
        自然体のやまざるでした。

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