山奥で家族と動物の楽園創ってます

東京育ちの家族が山奥に移住し自分達で家を建て犬、猫、馬、ヤギ、羊、ミニ豚、兎、鶏亀と一緒に自分達の楽園を創っていく奮闘記

昨日の続き(答えもあるよ)

2008年03月08日 | 木工
まだまだ動物の水が凍る楽園です、こんにちは。

さて今日も昨日の木工の続きです。(今日は写真メインね)
昨日作った部品を組み立てるとこうなります。


はい、長椅子の出来上がり!
って座面の高さが10センチじゃ低すぎるだろ!(笑)


ホントはここからがメインイベントです。
(これが先日見つけたケヤキの一枚板。重さ40キロ以上あると思います。)
横に入っている線はこの木を製材した時に付いた帯鋸の跡です。
今回はこの線を模様として残そうと思います(手抜きじゃないよ)


堅木でこんな部品を作ります。(チギリと言います)
何をする為の物か?
ひび割れがこれ以上広がらないようにするための先人の知恵。


まずひび割れの向きを見てこれから割れが広がりそうな所にチギリの形に掘ります。
堅木同士なのでちょっとでも狭いと入らないし大きすぎると隙間が開きかっこ悪くなります。
(ここが匠の技)いつもの自画自賛なのでお気にせずに。(笑)


通常は天板の高さと平らにするのですが今回は1ミリ高くしてみました。↓
なぜなら平らにすると表面をヤスリ掛けしたときに鋸目が消えてしまいますので。
そのためチギリの上はまーるくしてあります。(触った時に気持ちいいように)


これは↓ケヤキの天板の側面です。
マルノコできれいに切ったけれど面白くないのでチェーンソーで跡をつけました。
(手を掛けてないように見せる為に手を掛けるという変な奴)
ここも触った時にザラザラしないようにブラシサンダーという特殊なサンダーを掛けてます。


はい、ここにさっき組んだ物を乗せてやっぱり長椅子!です。(爆)
もういい!っつの。
実はこれをはめる為の溝を掘る為の墨付けです。


そんで掘ったのがこれ↓(深さ約5ミリ)
色が違うのは柿渋を塗った後に掘ったからねー。(汚れじゃないですから)


皆さんもうお分かりですよねー。
ローテーブル兼座卓です。
いい味が出ちょろぉ~が~?


釘やビスは一本も使ってません。(クサビを外せば簡単にばらせます)
塗装も柿渋を2回塗っただけです。

経年劣化という言葉がありますがその言葉に反抗して「経年味化」あるいは「経年良化」を意識してみました。(そんな言葉あんのか)
今の段階では無塗装の為つやも無いですが使っていくうちに手の油や味噌汁や正油やお菓子の油が重なって、いい味とツヤが出てくると思うのです。
(旧家の大黒柱のように)

今日は先日公言したブログ簡素化とは程遠いものになってしまいました。
長々とお付き合い頂きありがとうございました。

おまけにヒツジの顔を載せておきますのでこれでも見て駄作を読んで疲れた頭を癒してお帰りください。(笑)
今日のショーン。


今日のジェシー。

ヒツジはほんとに面白い顔をしてます。(ゴメン)


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