ラックストーン・レコード雑記帳 - アート・和菓子・音楽

ラックストーン・レコード主人、山口'Gucci'佳宏がアート、和菓子、音楽などなど、徒然なるまま書き綴る、まさに雑記帳。

今日の美術展 [平成二十二年二月十八日]

2010年02月18日 | fine arts
未明の雪にはビックリしましたが、昼過ぎには空が晴れ、積もった雪もほとんど溶けてなくなってしまいましたね。で、本日、デジカメを購入。痛い出費でしたが仕方がありません。帰り際に入手したので、今日も画像はなしです。明日からは再び画像を掲載出来ることでしょう。

0081) 華麗なる花鳥画の世界展 (前) 於: 松岡美術館
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 乙
メインは中国陶磁の展示「吉祥のうつわ」でしたが、自分は併設されたこちらの展示を見当てに訪れました。近代日本画界に於ける名画家による花鳥画が並んでいます。中でも三点の屏風絵が目を惹きました。まぁ、どれをとっても傑作で、あまり出展数は多くありませんが、見応えのある内容でしたね。

松岡美術館 → http://www.matsuoka-museum.jp/

0082) やなぎみわ展「Lullaby」 於: RAT HOLE GALLERY
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 丙
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 丙
やなぎみわ女史の作風・作品に自分はあまり関心がない処ですが、今回のこの展示には結構、惹かれました。4点の写真とひとつの映像、少女と老婆に扮する女の子や女性が写し込まれています。若さと老い、やなぎみわ女史は人が歳を取っていくことに対する意識を常に表現しているのではないでしょうか?! 映像の中で少女と老婆の姿をする女性ふたりが格闘する様は日々迫ってくる老いに対する憂慮の念なのかもしれません。なかなか興味深い展示でした。

RAT HOLE GALLERY → http://www.ratholegallery.com/

0083) Form and Form 渡辺信子 於: アートフロントグラフィックス
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 乙
木のフレームに薄い布を貼り凹凸を付けたインスタレーション、家具・インテリアの様な雰囲気のある不思議な作品の数々でした。使用されている布の色、その組み合わせがとてもきれいで、センスの良さを感じましたね。自分の部屋に飾りたくなる作品でした。

アートフロントグラフィックス → http://www.artfront.co.jp/jp/index.html

0084) 槇文彦展「光、素材、情景 Light, Materiality & Scenery」 於: ヒルサイドフォーラム
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 丙
槇文彦氏が手掛けた海外でのプロジェクトに於ける建築物の設計を紹介した展示でした。もちろん、どれもが優れたシャープでスタイリッシュ、カッチリとした設計で、斬新さとオーセンティックさを兼ね備えた自分好みの建築でしたね。どれもが、その土地に馴染んだ機能的な建物でした。

HILLSIDE TERRACE → http://www.hillsideterrace.com/

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今日の美術展 [平成二十二年二月十七日]

2010年02月17日 | fine arts
銀座のギャラリーを足早に見て廻りラヂオ仕事へ向かいました。

さて、すわっ、一大事!! 昨日、デジカメが破損。ニコンのサービス・センターへ持ち込んだものの、修理にそれなりの金額と日数がかかるとのこと....。預ければデジカメを携帯出来ない日が暫く続くし、大分、型が古くなっていることもあり、修理には出さず、涙を呑んで買い換えることにしました。なので、購入するまで本ブログは暫し画像なしでお届けします。あしからず。

0078) 南健吾展 於: Gallery-58
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 丙
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 乙
去年の1/29に当ギャラリーで見た南健吾氏の新作展です。今回も前回と同様、共に同じタイトルが付けられた平面と立体の作品が展示されていました。平面の絵画がそのままに立体インスタレーションとなって現れています。「適応」と題された平面と立体の二作品、そのことによって、より主題がはっきり見えてくる様に感じますね。果たして人がいろいろなことに適応するのは良いことなのでしょうか?!

Gallery-58 → http://www.gallery-58.com/

0079) ○△□展 2010 (長友啓典・浅葉克己・青葉益輝) 於: クリエイションギャラリーG8
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 丙
グラフィック・デザイナーの大御所三人、長友啓典氏、浅葉克己氏、青葉益輝氏による四回目となる展示です。御三方が現在までに手掛けてきた作品が紹介され、「時代を象徴する10の言葉」と言うテーマの基に作られた新作ポスターが10点ずつ並んでいました。三人共デザイナー・デビュー50周年、御歳70歳の古希だそうで、今なおバリバリと活動されているバイタリティと創造力は凄いと思います。

0080) 永沼敦子展「目くばせ」 於: ガーディアン・ガーデン
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 丙
自己不満度 - 丙
自己関心度 – 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 丁
本ギャラリーを運営するリクルート社主催のコムペ「ひとつぼ展」の入選写真家、永沼敦子女史の個展です。鹿児島や宮崎の風景を捉えた写真の数々、とても発色のきれいな作品でした。ですが....、自分にはイマイチ、響くものがない様に感じましたね。ナマ言って、すいません。

リクルートの2つのギャラリー → http://rcc.recruit.co.jp/

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今日の美術展 [平成二十二年二月十六日]

2010年02月16日 | fine arts
寒くてグズついた天気が続きます。ホント、イヤぁ~な感じですね。今日は何となく気分で表参道から信濃町、そして新宿へと歩いて廻りました。原チャリ移動が出来ないのなら、こんなことがあってもイイもんです。

青山北町に咲く梅の花 (写真) も寒そうでした。

0073) 花に聞く vol.6「椿」 於: オーパ・ギャラリー
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 乙
自己不満度 - 戊
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 乙
当ギャラリーの企画、「椿」の花をテーマに23名の作家が参加したオムニバス展示です。自分のすっかりお気に入りとなったもとき理川女史のカッティング・シート・イラストや、やはりチョイチョイ、展示をを見させてもらっている藤田美菜子女史によるほんわかした雰囲気の絵画などが並んでいました。花を愛でる気持ちが表され、良い気に溢れる作品ばかりでしたね。他に伊藤絵里子女史、みずうちさとみ女史、平澤朋子女史、サイトウマコト氏の作品に惹かれました。素敵です。

オーパ・ギャラリー → http://www.geocities.jp/opa_gs/

0074) 山口英紀展 於: 新生堂
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 甲
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 甲
山口英紀氏が描く細密な水墨画・日本画には本当にいつも驚かされます。今回もまるでモノクロ写真をディジタル処理をしてプリント・アウトしたかの様な作品、その超絶技巧はとにかく凄いと思うばかりでした。しかも描かれた風景が工業地帯や街中と言うのが興味深いです。氏の作風は日本画現代アートと言えるのではないでしょうか?! 今回は水墨画ばかりでしたが、今度は彩色作品も見たいです。

0075) 浄草回帰 – 風化のカタシロ 永吉秀司日本画展 於: 新生堂
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 丙
太平洋戦争に於ける南方戦線であった島々に残る戦争の残骸と共に風景を描いた作品の数々でした。ヘヴィーな意味合いを持つ題材ながら、その画面には清らかな雰囲気が溢れています。そんなイメージに日本画はピッタリで、永吉秀司氏の作風にも見合っていました。

新生堂 → http://www.shinseido.com/

0076) 山本冬彦コレクション展 ~ サラリーマンコレクター30年の軌跡 於: 佐藤美術館
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 乙
山本冬彦氏が30年に渉って蒐集された現代アート・コレクションの展示です。いろいろな作家による様々な作品が並び見ていて楽しい内容でした。使えるお金の範囲内で購入しているからでしょうか? 小品ばかりなのですが、そこには作品に対する愛を強く、作品の大小に関係なく力を感じますね。素晴らしいコレクションです。自分が好きな作家の作品や気に入ったものも多々あり、何だか羨ましく思いました。

佐藤美術館 → http://homepage3.nifty.com/sato-museum/

0077) 相笠昌義展 日常生活 於: 損保ジャパン東郷青児美術館
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 丙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 丙
相笠昌義氏による絵画はアイロニカルだと思います。現実の憂い、倦怠感、寂しさなどを表しているのではないでしょうか?! 明るい場面を描いているのにもかかわらず、楽しさを感じられない、そこには厳しい現実が、そして上下を収縮して描かれた人物像は鬱屈した人の意識が描かれているに違いありません。社会派で奥が深いと思います。横に潰れた様に描かれた子供の顔は、どことなく岸田劉生氏の「麗子像」を思わせますね。

損保ジャパン東郷青児美術館 → http://www.sompo-japan.co.jp/museum/

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今日の美術展 [平成二十二年二月十五日]

2010年02月15日 | fine arts
大阪から戻り日。大阪、そして東京も冷たい雨。帰路の途中、展示に一軒、展示に寄りました。

0072) 光の中で ~ 東京湾岸のねこたち 星野俊光  於: エプサイト
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 甲
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 乙
写真家、星野俊光氏が東京湾岸で暮らすノラ猫達の姿を撮影した写真の数々が並ぶ展示でした。ノラ達の逞しく、そして可愛らしい姿がもちろん写り込んだ楽しい写真であり、そして、美しい風景写真でありました。とても良い写真ばかりで魅入ってしまいましたね。星野俊光氏のサイトを是非、見て下さい。そんな東京湾岸のノラ猫達が沢山、掲載されていますよ。

エプサイト → http://www.epson.jp/epsite/

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今日は大阪。

2010年02月14日 | etc.
今日は大阪でライヴ仕事。今年、二度目の大阪です。

写真はグラフィック・デザイナーの大御所、松永真氏による鉄のオブジェ「壁抜け猫」。仕事現場の近く梅田のハービス・ビル周りには松永真氏による楽しいオブジェが多数、設置されています。

今日の美術展 [平成二十二年二月十三日]

2010年02月13日 | fine arts
細かい霙模様、本当に寒いっすね~っ。今週は結局、ずっと寒いままでした。先週、寒さのピークは今週までだ、と天気予報では言っていたのに....。でもって、今日はこの寒さの中、横浜、鎌倉へと展示を見に行きました。

写真は鎌倉へ行った後に用事があり、上野へ行った際、立ち寄り撮影した松坂屋の階段部分。上野松坂屋は創業100周年だそうで、建物も歴史を感じさせ、立派で美しい大理石が階段手摺に使用されています。

0069) 束芋 断片の世代 於: 横浜美術館
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 丙
現代アート界に於ける新進気鋭の若手女流映像作家、束芋女史の大規模な出展全作品が新作と言う個展でした。常に個性的な作品を造り出す束芋女史、今回も5点のインスタレーション全てが凝った見せ方、演出が為されていました。いつもエキセントリックな画面の作品、それらはまるでシュールレアリスム、1950年代終りから60年代にかけてのナンセンス&パロディ文化、70年代のヒッピー・カルチャーなどが変形された現代的表現に自分は思えました。次に何かあるんじゃないか、と思わせる映像にはホント、引き込まれます。凄い発想力だと思いますね。しかも和的な要素が含まれている処にもそそられます。今回、束芋女史が描いた原画も展示されていて、その描写力にも驚かされました。映像作品にあまり興味のない自分が、かなり楽しめた、お奨めの展示ですよ。

横浜美術館 → http://www.yaf.or.jp/yma/index.php

0070) 江戸の面影 於: 鏑木清方記念美術館
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 丁
自己不満度 - 丙
自己関心度 – 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 乙
鏑木清方氏が描く江戸の雰囲気が表れた作品の展示です。良い作品ばかりでしたが、既視の作品も多々あり、物足りなく感じました。

鏑木清方記念美術館 → http://www.kamakura-arts.or.jp/kaburaki/

0071) 肉筆浮世絵の美 氏家浮世絵コレクション 於: 鎌倉国宝館
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 丙
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 丙
当館で去年も同様の展示を見たので、きっと新春のこの時期、恒例なのでしょう。氏家武雄氏が蒐集した肉筆浮世絵展です。華やかで美しい作肉筆浮世絵ばかりで魅せられましたが、数点出品されていた葛飾北斎氏の作品が全て既視のものだったのが残念でした。

鎌倉国宝館 → http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kokuhoukan/index.htm

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今日の美術展 [平成二十二年二月十二日]

2010年02月12日 | fine arts
今日はリハスタ仕事の前後に一軒ずつ展示へ訪れました。

写真は今日の展示とは関係ありませんが、歩いていて中央通り京橋近辺で見つけた立て看板。可愛らしい手書きタイポがグッド! イラストとマッチしていて素敵です。

0067) 早川良雄 - “顔”と”形状” 於: 東京国立近代美術館
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 丙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 丙
戦後の日本グラフィック・デザイン界を牽引したひとり、早川良雄氏の「顔」、そして「形状」をテーマとした作品を集めた展示です。自分は「顔」の方に、より興味をそそられました。表情豊かに描かれた数々のいろんな顔、表現力が巧みなイラスト、絵画です。顔に対するこだわりを感じました。そして「形状」シリーズも含め、グラフィック・デザインと言うより、もはや味わい深いモダン・アートですね。

東京国立近代美術館 → http://www.momat.go.jp/

0068) バイロス蔵書票展 ~ 世紀末の甘美な夢 於: ヴァニラ書房
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 乙
自己不満度 - 丙
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 乙
クロアチア生まれの画家、フランツ・フォン・バイロス氏による繊細で精緻に描かれた蔵書票の数々が並ぶ展示でした。その超絶な技巧もさることながら、小さな画面に表現された崇高で耽美な世界観は素晴らしく惹き付けられます。まさに世紀末の画家と言う趣がありますね。しかしながら、作品は確かに素晴らしく珍しいものなのですが、ちょっと入場料500円は頂けない....。作品を販売してる展示でもあるのですから。

ヴァニラ書房 → http://www.vanilla-gallery.com/

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オマケに、やはり京橋近辺の重機夜景をど~ぞ。

今日の美術展 [平成二十二年二月十一日]

2010年02月11日 | fine arts
今日はもちろん電車移動でした。この処、天候が悪いですね。雨の寒い日は気分的に悲しくなります....。

0063) 小村雪岱とその時代 粋でモダンで繊細で 於: 埼玉県立近代美術館
自己期待度 – 甲
自己満足度 – 甲
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 甲
自己推薦度 – 甲
自己趣味性度 – 甲
小村雪岱氏の作品は今までにも本美術館に於いてチョイチョイ見ていましたが、これだけまとめて見たのはもちろん初めて。期待の展示でした。日本画家でありグラフィック・デザイナーとも言える小村雪岱氏、浮世絵や日本画を踏襲し、しっかりとした技法に裏付けられた画風は繊細で小粋、整然としていて凛とした雰囲気を持っています。すっかり魅せられてしまいました。とにかく素晴らしい作品ばかりでしたが、特にスマートな書籍の装幀の数々、そして今まであまり見る機会のなかった肉筆画に惹かれました。小村雪岱氏の魅力を堪能出来るお奨めの良い企画展です。で、図録ではなく、作品、記事ともに充実して掲載された「芸術新潮」(写真) を購入しました。

埼玉県立近代美術館 → http://www.momas.jp/

0064) 戦後フランス映画ポスターの世界 第1期 於: 東京国立近代美術館フィルムセンター展示室
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 甲
自己不満度 - 戊
自己関心度 – 甲
自己推薦度 – 甲
自己趣味性度 – 甲
戦後のフランス映画に使用されたポスターを紹介した展示で今回は1934年から1949年までに公開された映画の前編です。大判のポスターの数々、イラスト、タイポ、色目、レイアウト、全てがとても優れていて、秀逸なグラフィック・デザインを堪能出来ました。きっと当時、これらのポスターを目にした人々はきっと心躍ったことでしょう。今、自分が見てもワクワクしますもの!! 日本での公開時に日本独自に作成されたポスターも展示されていて、それがまたなかなかイイ味が出ててグッドでした。後期展も非常に楽しみです。こちらでは図録 (写真) を購入です。

東京国立近代美術館 → http://www.momat.go.jp/

0065) 常景 須田一政写真展 於: 銀座ニコンサロン
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 丙
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 乙
「常景」と言う展示タイトルにも拘らず、画面に写し込まれた風景は一風変わったもの。被写体、そして色目にイムパクトがありました。何となく引っ掛かる、面白い写真展でしたね。「常景 」はちょっと変わった「情景」のことなのかもしれません。

ニコンサロン → http://www.nikon-image.com/jpn/activity/salon/index.htm

0066) Link 武井文展 於: Gallery-58
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 乙
昨年の3/11に当ギャラリーでの展示を見た武井文女史の新作展です。床に広がる麻ひもで繋げられた数多くの白い奇妙な形をしたオブジェのインスタレーションとペインティングの平面作品。何かと何かが繋がって (リンク)、何かが生まれるのでしょう。興味深い展示でした。

Gallery-58 → http://www.gallery-58.com/

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今日の美術展 [平成二十二年二月十日]

2010年02月10日 | fine arts
昨日と打って変わって寒い一日。夜は原チャリ移動で雨にヤラレました。ホント、寒かった~っ!!

現在、上野にはパンダは居りませんが、パンダ人気は橋の名 (写真) にも反映したんですね。こんな立派な石碑が!

0059) 第84回 国風盆栽展 於: 東京都美術館
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 甲
自己不満度 - 戊
自己関心度 – 甲
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 甲
全国津々浦々から盆栽の名品が集ま大在展示会が今年も開催されています。毎年楽しみな盆栽展、まぁ、本当に見事な品々がずらっと並んでいました。好盆栽家の方々が手塩にかけて育てていることが分ります。いゃ~、いつ見ても素晴らしい盆栽はひとつひとつが小さな宇宙を為していますね。凄い。いつの日にか自分も小さくてもよいので盆栽を手掛けてみたいものです。

東京都美術館 → http://www.tobikan.jp/

0060) レベッカ・ホルン展 静かな叛乱 鴉と鯨の対話 於: 東京都現代美術館
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 丙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 乙
カラクリと活動。独自の芸術表現を行っているレベッカ・ホルン女史による数々の機械仕掛け (?) のインスタレーションと映像作品の展示でした。とてもこだわりを感じる多くの作品に惹き付けられましたね。特に映画作品、シチュエーションが凝っていて、また場面ごと画面にイムパクトがあり、魅了されます。レベッカ・ホルン女史はとても興味深い現代アート作家でした。

東京都現代美術館 → http://www.mot-art-museum.jp/

0061) 名知聡子展「告白 」 於: 小山登美男ギャラリー
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 乙
大きな女性のポートレイト、そして少女を描いた巨大なペインティング作品。高い技巧による繊細な筆致で描かれたそれらの画面は何かとても憂いや儚さを感じさせます。そして4×8mと言う巨大な絵画は神秘的で、また宗教的でもあり、意識が吸い寄せられました。名知聡子氏の作品は不思議な雰囲気を持っていますね。

小山登美男ギャラリー → http://www.tomiokoyamagallery.com/ja/

0062) 金氏徹平 Recent Works 'Post-Something' 於: シュウゴアーツ
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 丙
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 丙
相変わらずのガラクタをブチまけた様な金氏徹平氏の作品群。徹底したレディメイド・アレンヂ・アート (?!) ですね。ここまで出来ると大きく深い意味を持った芸術となるのでしょう。

シュウゴアーツ → http://www.shugoarts.com/jp/

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これ! ジャケ #47

2010年02月09日 | musics
何だかゴタゴタしているうちに時は経ち、打ち合せの時間となっていました。なので、今日は展示は見れずに終わりましたね。

フィルム仕立てにした名画のワン・シーン写真に線描の楽器イラスト。なかなかシャレオツなレコード・カヴァー、小粋な感じです。使用している手書きタイポも素敵! 内容にマッチしていてイイ雰囲気が出てますね。収録曲はもちろん全曲、ヒット映画のカヴァーで、ピアノ、ベース、ドラムス、ヴァイヴス、クラリネット編成の藤家虹二クインテット
によるムーディなジャズ・インスト・ナムバー集です。アダルトな装いを感じるナイスな一枚。

映画主題歌をジャズ・コンボで! / 藤家虹二クインテット (ビクター株式会社 SLV2) 10吋LP [1960]