ラックストーン・レコード雑記帳 - アート・和菓子・音楽

ラックストーン・レコード主人、山口'Gucci'佳宏がアート、和菓子、音楽などなど、徒然なるまま書き綴る、まさに雑記帳。

今日の美術展 [平成二十二年二月二十八日]

2010年02月28日 | fine arts
今日は午前中、風は強く雨は冷たくて参りましたが、そんな中、横浜へ。そして、そのまま初台へ行こうと考えていたのですが、雨が上がり心地良い天気となったので、一度、家は戻り、原チャリで再び出掛けました。

3/10は「さん/とう=三塔」で神奈川県庁舎の「キング」、横浜税関の「クイーン」、横浜市開港記念会館の「ジャック」、その三つの塔を対象した「横浜三塔の日」(写真) だそうです。まぁ、こじつけですが、横浜の建築散策に出掛けるには良いかもしれませんね!?

0109) Meta II 絵画の広さ! 深さ! 豊かさ! 於: 神奈川県民ギャラリー
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 甲
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 乙
日本画を基に現代アートを展開する現在注目されている13名の作家によるグループ展です。もはや日本画とは言えない様な作風の作品も多々ありますが、どれもがオリヂナリティ溢れるパワーを持つ意欲作ばかりでした。中でも、いつもイムパクトを感じる岡村桂三郎氏の作品、樋口広一郎氏の現代的なペインティング、梶岡俊幸氏の漆黒の波図、金子富之氏の本展の中では最も日本画的な龍と象を描いた作品などに惹かれましたね。次回のこのグループ展が楽しみです。

神奈川県民ギャラリー → http://www.kanakengallery.com/

0110) 彩色立面図に見る日本の近代建築 銀行・オフィスビルから邸宅まで 前期 神奈川県編 於: 神奈川県立歴史博物館
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 甲
自己不満度 - 戊
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 甲
自己趣味性度 – 甲
横浜在住の建築家、岡義男氏が描いた近代建築のと彩色立面図と共に、描かれた建築物の写真や解説などが紹介された展示でした。この前期展は神奈川県に存在している、存在していた建物編です。こと細かく竣工時の姿が描かれた作品は素晴らしく、また歴史的に価値のある建築物を沢山知ることが出来て、とても興味深い展示でした。全国の銀行建築にスポットを当てた後期展も楽しみ。

神奈川県立歴史博物館 → http://ch.kanagawa-museum.jp/

0111) 可能世界空間論 空間の表象の探索、のいくつか 於: NTTインターコミュニケーション・センター
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 乙
自己不満度 - 丙
自己関心度 – 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 乙
毎度、小難しいテーマによる最新鋭のディジタル・アートを紹介する此処、ICC。今回もご多分に漏れない展示でした。根がアナログ人間の自分にとっては、あまり興味の沸かない展示も多いのに何だか気になって行ってしまう次第ですが....。今回もそんな内容でしたが、折紙を基にしたコーナーは興味深いものでした。アナログである紙をディジタルで処理するにことにより、紙、そして折りのいろいろな可能性、多様性を感じる展示でしたね。

NTTインターコミュニケーション・センター → http://www.ntticc.or.jp/index_j.html

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