ラックストーン・レコード雑記帳 - アート・和菓子・音楽

ラックストーン・レコード主人、山口'Gucci'佳宏がアート、和菓子、音楽などなど、徒然なるまま書き綴る、まさに雑記帳。

今日の美術展 [平成二十一年十二月十八日]

2009年12月18日 | fine arts
寒いながら穏やかな冬の日でした。外出中、だんだんとダルくなり、風邪っぴきです。たぶんインフルエンザではないと思いますが....。2年以上は風邪になっていなかったので、久々ですね。熱と咳は出ていませんが、咽が痛くて身体が鈍より、涙目になってます。

1066) 浮世絵の雪景色 於: 太田記念浮世絵美術館
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 乙
自己不満度 - 戊
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 乙
雪景色が描かれた浮世絵名品の展示でした。雪もまた、江戸時代の情緒を彩る素敵なモチーフのひとつですね。浮世絵の江戸、そして全国の名所に於ける雪景色はとても趣深いです。特に今回、多数出品されていた歌川広重氏による作品は絶景ばかりでした。雪が降ると何かとやっかいですが、やっぱり雪もイイもんです。最近は東京で雪が降る機会が減っていて少し残念かな?!

太田記念浮世絵美術館 → http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/index.html

1067) ユートピア 描かれし夢と楽園 於: 出光美術館 自己期待度 – 乙
自己満足度 – 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 乙
ユートピア=楽園と言うかなり大きなテーマで括られた展示。そのテーマの許、多くのおめでたいものが描かれた画面の作品が並んでいました。特に屏風絵に目を惹くものが多かったです。なかでも俵屋宗達氏の描いたと言われる「四季草花図屏風」と酒井抱一氏の「十二カ月花鳥図貼付屏風」、琳派の二点は絶品で、とても魅せられました。とにかく吉祥にちなんだものは良い気が流れていると感じますね。

出光美術館 → http://www.idemitsu.co.jp/museum/

1068) neoneo展 Part 2 [女子] ネオネオ・ガールズは、自ら岩戸をひらく 於: 高橋コレクション日比谷
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 丙
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 丙
10/18に訪れた男子編に続く、今回は女子編。前回はちょっと散漫なイメージがあったのですが、今回も....。まぁ、この手の現代アートのオムニバス展示では、致し方ないのかもしれません。で、総じて感じたのが、女子力は力強いな、と。岩戸をひらく、本当に現代では外へ向けてのパワーは女史の方が強いのでは!! 展示作品の中で印象に残ったのは、藤田桃子女史の作品。その禍々しい画面は会場の中で異彩を放っていました。藤田桃子女史は自分が気にかけている作家のひとりです。

高橋コレクション日比谷 → http://www.takahashi-collection.com/

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