今日の美術展 [平成二十一年十二月一日]

さて、早くもとうとう12月に入り、今日はスタヂオ仕事の前に白金アートコンプレックス・ビルへ。

白金公園の落葉 (写真) の色彩がとても綺麗で素敵でした。冬を感じます。

1035)　冨谷悦子「風蝕」　於: 山本現代
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 甲
銅版画とドローイング作品。銅版画はキラーでしたね。その緻密にビッシリと描かれた動植物を中心とした画面はグロテスクさがあり幻想的で引き込まれます。また、技巧力の高さにも驚かされました。とても作家自身の世界観を感じることの出来る作風です。

山本現代 → http://www.yamamotogendai.org/

1036)　[壺中天] 田名網敬一　於: NANZUKA UNDERGROUND
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 甲
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 甲
田名網敬一氏によるまたまたブッ飛んだ新作の展示です。今回は中国の後漢書に伝わる故事を元にした作品の数々。カラフルでポップ、アヴァンギャルドな田名網ワールドながら、その画面からはありがたさが伝わってくる様です。田名網氏の描く作品は益々、パワー・アップしていると思いますね。いつも凄くエネルギーを貰えます。

NANZUKA UNDERGROUND → http://www.nug.jp/

1037)　野原健司「逆さまDrop」　於: 児玉画廊
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 丁
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 丁
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 丁
ペインティングや立体、インスタレーション作品の数々。楽しさや面白みは感じましたが.....、う～んっ、自分はちょっとシンパシーを覚えませんでした。すいません。

児玉画廊 → http://www.kodamagallery.com/

展示に対するレポート方式の詳細・説明はコチラで。

平成二十一年 師走 暦

師走です。やはり、この時期、何かとバタバタしますね。今年、やり残したことがない様に、あと一ヶ月、うまいこと乗り切りたいもんです。

今年、最後の虎屋さんによる「形物御菓子見本帖」でつづる平成二十一年度版カレンダーは飾りものとして使われる「南天」などの冬に可愛らしい赤い実を付ける植物が意匠の和菓子『玉の枝』です。「玉」は大切なもので、新年への期待や希望を感じさせるそうです。