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ラックストーン・レコード雑記帳 - アート・和菓子・音楽

ラックストーン・レコード主人、山口'Gucci'佳宏がアート、和菓子、音楽などなど、徒然なるまま書き綴る、まさに雑記帳。

今日の美術展 [平成二十年六月六日]

2008年06月06日 | fine arts
今日は思いっきり夏日でしたね。心地良い陽気でした。明日も良い天気らしいので、原チャリでちょっと遠出するかな?! (今日は千鳥ケ淵で写真を撮ろうとしたら、生憎、工事中で入れませんでした。なので、写真無しであしからず。)

大正から昭和へ - 佐伯祐三・小出楢重・速水御舟・川端龍子 於: 山種美術館
当美術館収蔵による大正から昭和期にかけての名洋画・日本画の展示です。もちろん素晴らしい作品ばかり、中でも自分が魅かれたのは、まず小林古径氏による唯一の器にリンゴが入った様を描いた油彩画、味わい深いものでした。そして川端龍子氏の力強い筆使いで鳴門の渦潮を描いた屏風絵、ダイナミックな画面、その色彩と共に迫力の作品です。あと重要文化財である竹内栖鳳氏の「班猫」、幾度となく見ておりますが、その描写力はいつ見ても凄いと思いますね。今回も良い日本画家の作品を沢山、見ることが出来ました。

↓ 山種美術館 ↓
http://www.yamatane-museum.or.jp/

佐竹家 狩野派絵師たち 於: 千秋文庫
山種美術館の並びにある千秋文庫へ。ここは旧秋田藩主、佐竹家に伝わる文化資料を展示する博物館です。今回は佐竹家お抱えであった狩野派の絵師達による唐・明時代の中国絵画の模写絵の展示です。狩野派の技法を体得する修練のひとつ、模写と言うものと中国絵画からの狩野派の流れが分り、興味深い展示でした。

↓ 千秋文庫 ↓
http://www.senshu-bunko.or.jp/

ITALIAN GENIUS NOW イタリア現代美術・デザイン展 於: イタリア文化会館
お次は山種美術館と千秋文庫の間にあるイタリア文化会館へスライド移動。何だか散漫な感じのする展示でしたが、やはりイタリアのエスプリ (フランス語ですが) をイメージさせるデザインによるオシャレな品々とアートが並んでいました。スクーター、ベスパで有名なピアジオ社による前輪が2輪の新大型スクーターがカッコ良かったです。イタリアのデザインはスマートでありながら何処か暖かみと遊び心があって、そこに引っ掛かりますね。

↓ イタリア文化会館 ↓
http://www.iictokyo.esteri.it/IIC_Tokyo/

近代日本画・洋画にみる対照の美 (後) 於: 泉屋博古館分館

4/25に訪れた展示の後期展です。今回も近代日本に於ける良い絵画の数々が並んでいました。中でも浅井忠氏による水彩の風景画、岸田劉生氏の茄子といんげんを描いた日本画などに惹かれましたが、特に木島桜谷氏が鹿の後ろ姿を描いた軸ものが気に入りましたね。その構図と余白が絶妙で良い景色です。今日も此処で素晴らしい絵を堪能出来ました。

↓ 泉屋博古館 ↓
http://www.sen-oku.or.jp/index.html