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ラックストーン・レコード雑記帳 - アート・和菓子・音楽

ラックストーン・レコード主人、山口'Gucci'佳宏がアート、和菓子、音楽などなど、徒然なるまま書き綴る、まさに雑記帳。

今日の美術展 [平成二十年六月一日]

2008年06月01日 | fine arts
もうすぐ東京も梅雨入りだそうですが、今日は爽やかな陽気、横浜まで出掛けました。もちろん原チャリで。で、今日、久しぶりに横浜・根岸森林公園に行きましたが、ここは自分にとってとても想い出深い処です。高校・大学時分に自分が所属していたアメフトのクラブ・チームが毎週日曜日、ここで練習をしていたので通っていました。まだ本牧に米軍のベースがある時代で練習が終わるとベース内のグラウンドで行われている社会人アメフトの試合をホットドックとアメリカ産のコカコーラ (当時、にほんでは350ml缶が発売されていなくて太い缶が魅力でした。) を買って食べながら観るのが楽しみでしたね。懐しいです。写真は今も根岸森林公園横にあるUSネイビーの消防署、アメリカしてます。

木下孝則展 昭和の気品、横浜の洋画家 於: 横浜美術館
大正末から昭和期にかけて活躍された横浜縁の洋画家、木下孝則氏の回顧展です。展示タイトルにある様に気品に溢れた美しい絵画の数々が並んでいました。大胆な筆致ながら細やかな描写による画面、木下孝則氏ならではの画風が印象的です。美術館の天井の高い壁一面に掛けられた数多くの花を描いた静物画、それらの色彩の美しさは圧巻でした。また、女性を描いた人物画は表情や姿がエレガンスであり、裸婦像は体のラインがとてもきれいに描かれています。とにかく美しく洒落た作品ばかりの中、若き日の美輪明宏氏が描かれた3点が美輪氏の美しさとスマートさが画面に醸し出されている良い絵で自分は惹かれました。

↓ 横浜美術館 ↓
http://www.yaf.or.jp/yma/

澁澤達彦回顧展 生誕80年 ここちよいサロン 於: 県立神奈川近代文学館
稀代の文筆家、澁澤達彦氏の回顧展です。去年から数件の澁澤達彦氏に関する展示を見ておりますが、今回の展示は「ここちよいサロン」と題して、鎌倉の澁澤邸に集った多くの芸術家や著名人を通して澁澤達彦氏の軌跡を紹介しています。かなり、こと細かにいろいろなエピソードが挙げられ、澁澤氏の人となりが分り、とても興味深い展示でした。澁澤氏の何事にも興味を持つ好奇心に魅かれ、多くの著名人が彼の元に集ったのでしょう。澁澤氏は自分の意識や趣味性を具現化した他に類を見ない天才的な人でしょう。澁澤氏の生き方には彼ならではの道理が感じられますね。凄い方です。

↓ 県立神奈川近代文学館 ↓
http://www.kanabun.or.jp/

ホースパレード【華やかなる日本の行列】 於: 馬の博物館
横浜山手の尾根伝いに原チャリを走らせ、根岸森林公園内にある馬の博物館へ。根岸森林公園は昔、競馬場があった処に造られた公園なので馬の博物館が設けられているのです。今回はホースパレード、古来からの日本に於ける馬を使用した行列を紹介した展示です。江戸時代から、その行列を描いた絵画や資料、馬具や馬車などが並び興味深い内容でした。どの様にして馬が行列に用いられて来たかが分りましたね。今では皇室に海外の要人を招く際などにしか馬を使用することは無くなりましたが、馬の颯爽と駆ける姿は気高く美しいものです。ですから、古来より人の地位の象徴と言う意味でも行列に馬が使用されたのでしょう。ところで、ここ馬の博物館では、ポニーセンターが併設され乗馬を体験することが出来ますよ。

↓ 馬の博物館 ↓
http://www.bajibunka.jrao.ne.jp/U/U01.html

平成二十年 水無月 暦

2008年06月01日 | etc.
早いもので、もう6月です。陰暦で六月は「水無月」。東京も今週から来週にかけて梅雨入りらしく、本当は雨の日が多い月なのに「水の無い月」と書くのはどうして? と思い、調べてみました。「水無月」の「無」は「の」にあたる連体助詞で「水の月」と言うこと。陰暦六月は田に水を引く月、だから「水の月= 水無月」だそうです。なるほど。

梅雨は行動が制限され嫌なものですが、大切な季節でもあります。梅雨が無ければ夏も来ませんから。皆さん、梅雨をそれぞれ有意義に過しましょう。で、芹沢銈介氏による木版画カレンダー復刻版の六月分です。