「東京ジャズ2009」 9月5日夜の部 -JAZZ IS BEAUTIFUL- 。東京国際フォーラム・ホールAにて。出演は、第1部・メロディ・ガルドー、第2部・上原ひろみ、第3部・リマージュ。
メロディ・ガルドーは、スモーキーでクール、そして艶やかな印象。もっと小さなホールでじっくりと聴きたいと思いました。リマージュは、円熟した演奏に安らぎ、ゆったりとした気分になりました。第2部で上原ひろみが登場すると一気に会場が沸き立ちました。
東京JAZZ 2009 ~JAZZ IS BEAUTIFUL~ 第2部 ・ 上原ひろみ
The Tom And Jerry Show
Sicilian Blue
BQE
Choux A La Creme
Pachelbel's Canon
Viva! Vegas: Show City,Show Girl
Viva! Vegas: Daytime in Las Vegas
Viva! Vegas: The Gambler
~アンコール~
Place to be
上原ひろみのソロのステージ。小柄な彼女がピアノを叩くように弾いたり、弦を使って弾いたり、なだめるようにいとおしむように弾いたり、卓越したパフォーマンスに驚き、熱くなり、酔いしれました。彼女の音楽を聴いていると、音楽は言葉以上のものだということを感じます。しっかり心に響き届く音楽というのがあるのだなと思います。この日の演奏は、シチリアから始まって、パリ、ラスベガスと、音楽と一緒に旅をする「ひろみトラベル」というコンセプトのようでした。シチリアの青い空と海、美しいパリの街並み、華やかなラスベガスを感じました。持つ力を全て出し切って、そんな演奏が終った後、鳴り止まない拍手に「Place to be」 で応えてくれました。すばらしい演奏でした。この晩感じたのは、「Jazz is beautiful !」そして、「She is beautiful ! 」。