富山ライトレール
営業距離数は、富山駅北電停から岩瀬浜電停までの7.6キロメートルです。国鉄・JRの富山港線として長い間、歩んできましたが、都会の真ん中の住宅密集地に路線がありながら利用者の減少で、廃線に追い込まれる直前、地元企業や富山県・富山市が出資者となって第三セクターの会社に衣替えし、平成18年に日本初のLRT鉄道会社として再スタートしました。
ちなみにLRTとは、Light Rail Transitの頭文字で、路面電車的都市交通システムと呼ばれています。電停は13か所、24分かけて走行します。運転間隔もJR時代の1時間おきから10分~15分に短縮されて、利便性が増大しました。利用客も一日4,500人前後に増え、私が乗車した平日もほぼ満席でした。運賃は距離に関係なく、大人1回200円(小人半額)という安さです。
富山駅北電停から奥田中学校前電停までが軌道区間、それ以降、岩瀬浜電停までが鉄道事業区間です。このため法的には、この路線の名称は「富山港線」となつています。
富山駅北電停
富山ライトレールの発着は、JR富山駅北の広場からです。万葉線と同様に駅構内から少し離れたところにあります。
背後の建物がJR富山駅です。
富山駅北電停
TLR600形が発車したところです。
富山ライトレールの車内
路線バスのような感じで、ほぼ満席でした。
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