ローカル線を追う

身近なローカル線を点景に、沿線の風景を撮影しています。

常滑線拠点駅の一つ

2012年07月25日 | 名鉄常滑線

中世の城(再建)が見える駅    西ノ口駅 

名鉄常滑駅から北へ4番目に「西ノ口駅」があります。この駅に降り立つと東方の丘陵地の上に小さな城郭が見えます。国道155号線を渡り、丘陵地の団地の中を登ると城跡に着きます。大野城の城跡で、鉄筋コンクリート造りの城が再建されています。戦国時代、一色氏の家臣である佐治氏が居城として知多半島西部を治めていたところです。NHK大河ドラマの主人公「お江」が最初に嫁いだのが四代目城主の佐治与九郎一成です。再建された城の天守閣に登り西方を眺めると、伊勢湾がよく見渡せ、この地方を支配するには、格好の場所であったことがよく分かります。

写真の車両は、上り下りの準急列車。そして真ん中の列車は空港特急の通称「ミュースカイ」です。中部国際空港駅-名古屋駅間を28分で走り抜ける名鉄の最優秀列車です。車体には、映画「ポケモンキュレムVS聖剣士ケルディオ」のキャラクターが描かれています。

 

↓  再建された大野城天守閣から見た西ノ口駅周辺と伊勢湾

 ↓  大野城は、緑に囲まれた丘陵地の上に立っています

 

↓   こじんまりとした城郭です。近くには、歴代城主の墓かあります。

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