9月8日(月)
2学期も2週目に入りました。
子どもたちや先生たちの様子を見て、1学期より、さらにレベルアップしていると感じるところがいくつもあります。
まず、朝のあいさつ。
始業式の話の中で、
「あいさつは、気持ちを伝えよう」
と話してあります。
子どもたちは、「笑顔で」「自分から先に」という気持ちが伝わるあいさつを、交わしていました。
このように、「立ち止まって」しっかりお辞儀をしてあいさつをする子も増えてきました。
朝の時間。
4年生は、あさっての児童集会での発表に向けて、歌声の練習をしました。
1学期の間、山下都代子先生の指導のもと、みんなで一緒に積み重ねてきたすばらしい歌声が少し逆戻りしている、と感じた先生たちが、みんなの気持ちをひとつにするために、学年での練習の時間を設けたのでした。
どの学級、学年も、こうした子どもたちの状況を見ながらの指導を続けています。
ここでの気持ちづくりや意欲づけが、たとえば「秋の集会」のような大きな行事に向けて、一生懸命に取り組もうとする態度につながってきます。
そして、「がんばればできるんだ」という達成感が、子どもたちに自信を持たせ、成長させることになると考えています。
授業の中でも、レベルアップを目指す姿が見られました。
1~3年生にも、2学期から電子黒板が入りました。
先生たちは、電子黒板を活用した授業に積極的に取り組んでいます。
電子黒板の左下にある、マイクのようなものは何でしょう?
正解は、「書画カメラ」です。
このカメラで見えているものは、全て電子黒板に直接映し出されるというスグレモノ。
この「書画カメラ」を使うことで、ちょっとした写真や、子どものノートなども、みんなに大きく提示して見せることができるようになりました。
こちらは、5年生の算数。
少人数学習の様子です。
子どもたちが学習の流れをつかみやすいように、
「『な』にを学習するのかな?」で、この1時間の学習のめあてを知り、
「『か』んがえよう」で、基本問題をみんなで考えて解き、
「『よ』し、やってみよう」で、練習問題や発展問題にどんどん取り組み、
「『し』っかりまとめよう」で、1時間の学習のまとめをする、
という工夫がされていました。
そして、「『か』んがえよう」の時間の中に、全校で進めている
「ひとりで」⇒「グループで」⇒「みんなで」
という学習場面が入っています。
上の写真のような「学び合い」の時間は、「ひとりで」⇒「グループで」の場面をより効果的に運用している時間だと考えます。
今週金曜日の参観日では、こうしたレベルアップした授業の様子や子どもたちの姿を見ていただけるといいなと思っています。