9月7日(日)
おととい5日(金)のお昼前。
職員室の窓越しに、子どもたちの声が聞こえてきました。
どうやら、4年生の子どもたちが、理科の時間に植えたゴーヤ(教科書ではツルレイシ)の観察をしているようです。
秋になり、もうすっかり黄色くなった実を指さしながら、
「あの赤い実、食べられるよ」
「え~?どんな味?」
「ゴーヤはめっちゃ苦いよ!」
「1組のお友だちは食べたってよ!」
「校長先生、食べてもいいですか?」
とたずねられたので、
「いいよ。食べてみる?」
と、黄色く色づいた実をいくつか採ってあげました。
中には、真っ赤なたねが入っています。
じつは、たねが赤いのではなく、まわりのとろっとしたゼリー状のものがついていて、それが赤いのです。
おそるおそる食べてみました。
「あ、何か甘いね!」
「ゴーヤの味とたねの味、全然ちがう!」
「スイカの味に似てる感じがするね」
いろいろな気づきがありました。
赤い甘い部分を食べてしまうと、こんなたねが姿を現しました。
いっぱいたねを採って、来年の4年生にプレゼントするのだそうです。
職員室前のゴーヤのグリーンカーテンも今年で2年目。
きっと、これから大志小の4年生が代々受け継いでいく伝統となっていくのでしょう。