7月6日(土)
おとといのことになりますが、6年学年PTA主催で、救急法について親子で楽しく学ぶプログラムが実施されました。
プログラムは、三部構成になっていました。
第一部は「救急クイズ~目指せ!救急マスター!」です。
お母さんたちの白熱の演技が、クイズの問題になっていました。
「体が火に包まれたら、どうする?」
「ズボンの上から熱湯をかぶり火傷をしたとき、どうやって冷やす?」
など、知っておけばけがを最小限に食い止められるような問題ばかりでした。
第二部は「いろいろな応急処置」です。
骨折をしたとき、身近にあるものを使って副木代わりにして固定します。
こんな知恵も、一度体験的に学んでおくと、きっとどこかで役に立つことでしょう。
第三部は「心肺蘇生法」です。
なぜ心肺蘇生法が有効なのか?
理論的な話をきちんと聞いたうえで実習です。
倒れている人を発見した時、「意識はあるか?」「呼吸はしているか?」「心臓は動いているか?」を確かめなければなりません。
確認の仕方について、親子で体験し合いました。
心臓マッサージとAEDも実際に体験してみました。
最初は戸惑いながらも、肘を伸ばし、体重をかけて、しっかりと胸部圧迫ができるようになってきました。
「月刊消防」(2012年6月9日号)に、「小学生に心肺蘇生法を教える」という記事があります。
これによると、10歳以上の小学生ならば、技術を身に付けることはできるし、年1回の訓練を続けることで技術を維持できると述べられています。
中学生から学習指導要領に盛り込まれている救命講習は、このように小学生からでもできる。
今回のプログラムは、その先進的な学習事例になったのではないかと思いました。
このような学習の機会を、子どもたちのために与えていただいたことに感謝するとともに、大志小のお父さんお母さんたちの力のすごさを、あらためて感じました。
皆さん、ありがとうございました!