スンガイコーロック地区は現状外務省から渡航に関して警報が出ております
海外安全ホームページよりますと
【危険レベル】
●ナラティワート県、ヤラー県、パッタニー県及びソンクラー県の一部(ジャナ郡、テーパー郡及びサバヨーイ郡)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
つまり今回カメさんが日程として計画したスンガイコーロック地区は血の中心地区に該当します
ただこの地区には前回2018年の秋にマレー半島縦断鉄道旅の一環としてバンコクから今回と同様の寝台特急を利用し、スンガイコーロック駅で下車し、その足で急いで国境を越えて移動していったもので、街並みをゆっくり滞在しながらと言った行動は一切しておりませんでした
今回はマレーシアに行く訳でもないのに再びこの駅を訪れたくなっての今回計画実行をしました
当初はこの街で一泊滞在して再び鉄道を利用してこの街からバンコクに戻ると言った案も考えましたが、やはり長時間の滞在で何かトラブルにでも巻き込まれたら・・・・といった理由で滞在一時間半にしての実行となった次第です
まずは昨日夕刻にバンコクから乗車したスンガイコーロック行きの寝台特急は日没の18時ごろには綺麗な日没を車窓から楽しめました
この後寝台のセットをしてもらい全員が18時半にはカーテンを閉めて各々の寝台でお休みです
カメさんも翌朝までのんびりと寝台で過ごす事が出来ました
やはり寝台は下段に限ります
朝の九時前には全員の寝台が片付けられて座席に戻りますが、この頃には大半の乗客は下車して残ったのは数名
こうしてほぼ定刻の10時半に終点のスンガイコーロック駅に到着
ホームから駅舎の出口を通り抜ける際には治安担当の兵隊が数名チェックしています
カメさんもその間を通り抜けて駅前に出ます
この辺りは前回と同様です
出口に出るとトクトク・バイタクの運転手が近づいてきて声を掛けてきます
つまり国境までのⅠキロを利用しないか?
あまりにもうるさいのでハジャイに戻ると言うと怪訝な顔をされます???
折返し列車までのⅠ時間半を利用してお昼ご飯として駅前で営業している屋台で串を買い駅のベンチで
選んだ串をその場で炭火で焼いてくれ、熱々を食べる事が出来ました
この屋台で買い物をする前に駅前の通りから国境に向かって一枚パチリ
前回はうるさい運転手を振り切ってⅠキロを暑い中歩いて移動しました
今日も暑いです・・・
この後に再び駅舎に入るわけですが、この際には持ち物を全てX線検査と空港にあるような金属探知機のゲートを通り抜けるのですが、監視役の軍人が笑顔で通れ?
やはりある意味不審者と思われたのでしようね
鉄道出来てね折返し列車で戻っていくなんて日本の鉄道ファンなら理解してくれるでしょうが、タイの軍人がそれを理解しい暮れているとは思えません
おそらくおっちょこちょいのオッサンが失敗してやって来たのだろう程度に・・・
ホームの
南端に行きますと国境方面に伸びているレールが見えます
以前はマレーシア側とレールが繋がっていて列車の運行があったらしいのですがその後中止になって、タイ側はレールを残しているのに対しマレー側は撤去したらしいとの事です
右側の車両がバンコクから乗ってきた寝台特急で、左側がカメさんが折返しで乗っていく快速
この快速に連結されているエアコン付きの二等寝台車のチケットが欲しかったのですが、どうしても予約できずに同じ二等車のエアコンなしの座席車を予約しましたが、ガラガラだったのは発車直後だけでして、途中停車する都度に客で埋まり満席でした
満席状態で200キロ余りを三時間半の拷問乗車です
このタイ南部は本当にイスラム信者が多いのかして仏教寺院が見かけることがなく、反対にモスクが多く見かけられます
また車窓からの眺めは夏の入道雲が見えます
こうして夕方4時前には今日の宿泊先のハートヤイに到着し駅前のホテルに入り汗を流してサッパリしたあとまともな夕食をたへに出掛けました
ハートヤイ駅の到着直後のホームの雑踏
宿泊先のホテルです 一泊3480円と安いのかして窓かあるものの隣のビルの壁でした トホホ
明日は夕方の新型寝台特急に乗車してバンコクに向かいます