中国・丹東の街は鴨緑江を挟んで北朝鮮との国境の街
街の雰囲気は中国でありながら至る所に朝鮮語の表示がなされ、また朝鮮料理の店も多く、朝鮮商品を取扱っている店も多く、いかに朝鮮族が多く住んでいるかが理解出来ます
しかしこれら朝鮮商品と言っても全てが北の商品だけではなく、どちらか言えば韓国製が中心でして、北のモノと言えば朝鮮料理の飲食店が多く営業していたように感じました
中国各地の街に北朝鮮直営の飲食店が営業して外貨獲得に日々頑張っている事は有名です。
大好きな青島の街にも『平壌館』なる焼肉店が営業し、そこの店員は全て将軍様の指令を受けた美人の『喜び組』が笑顔で接客しながら、唄や踊りを見せてくれると言った活動をしております
これが丹東となれば北朝鮮と隣接している位置関係ですから、他の都市に比較してもその規模は桁違いであろうと思っていました
実際に鴨緑江大橋公園を散策してみると、対岸の北朝鮮側にもレストランらしき建物が一軒見えますが営業をしている様子は無く、それ以外には操業しているかどうかは判断のつかない工場と造船所が見えるだけです
一方、丹東側はまさに観光関係のホテル・飲食店が数多く建ち並び賑わっております
そこにやはり一軒だけ見つけました
画像を見てもらえれば説明は不要だと思います
将軍様のお店です
店の名前は『松涛園』焼肉店 洒落た名前ですね 心地良い川面に吹く松風ですね
あまりこの風にあたるとろくな事にならない可能性がありますので、見るだけにして利用はしませんでした
追記
店のガラスには実際にはこのような文字は記載されておりません
またこの店の直ぐ隣は日式商品販売所、その隣が日式居酒屋となっております
とんだ日朝友好でしょうかね?