高雄のホテルにて前日の台東に続いての美味しい簡易的な朝食を頂き、8時発の特急に乗るべく高雄駅に向かい乗車です
この列車の終点は台北ではなく、その先の七堵止まりの特急でして、前夜に指定券を購入する際にいろいろと悩んだものです
それは今日の日程をどうするかが関係しており、三つの案を考えていた次第です
一つは台湾の京都と言われている高雄の隣街である台南に立ち寄り、午前中を利用して台南観光をして台北に向かう
もう一つは直接台北の先の縦貫線の終点駅である基隆に行き、そこから奇岩で有名な野柳に行く
もう一つは鉄ちゃんの希望として一旦台北に行き、再度南下して桃園に戻り、夕方の林口線に乗車してみる
この三つの案のどれを今日実行しようかと昨日悩みましたが、最後の林口線は最初に息子の反対に遭い断念
次に台南の観光は昨夜の天候が雨となっていて、天気予報でもイマイチだとの事でしたので断念
そう言った経過から残った基隆方面行きとなった次第でしたが、これも台北方面の天候が良くないとの事でしたので、台北付近に到着してから雨であれば中止してホテルに入り、その後に台北の街で過ごすとの予定にしていました
まぁ台北直行だと列車での移動時間が約5時間のんびりと過ごせます。台湾観光が6日目ともなりるとさすがに若い息子でも、毎日が好きでもない鉄道中心の旅に付き合わされているのですから疲れも出ることでしょうから、今日の5時間の移動はある意味休息の時間とでも考えればと勝手に思い込んだものでした
台湾鉄道の縦貫線での台北・高雄間は三十数年に電化となって英国から購入した電車特急である自強号がデビューして、当時は4時間の所要時間で運転てれておりましたが、台湾新幹線が開業して以来、停車駅が増えた関係かして所要時間が一時間近く長くなっています
30年前に乗車した経験からすれば、本来この30年間にいろいろと改良が進み、更なる高速走行になっているかと思っていましたが、結果としては長距離輸送の主力は新幹線に譲ってしまったのか反対に一時間近くの乗車時間が増えたと言った結果になっており、ある意味残念です
高雄での軽めの朝食のおかげか、連日の旅の疲れからかして台南を過ぎる頃には息子は寝息をたててのお休みモードに突入
一方、オヤジの方もいつの間にやらお休み状態となり、気が付けば台中駅の手前です
ひと寝入りしたのかして腹も減り、丁度この台中駅から弁当の積み込みがある事が分かっていましたので、ここで購入しておかないと終点まで何も食べれません
台中駅を出発と同時に弁当売りのオネエさんならぬオジサンが来ましたので急いで二つ買求め、暖かい弁当を頂いたものです
画像はその際の弁当
値段は80元でして内容的に今回の駅弁の中では最悪かも?