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カメさんのチャイナ♪チャイナ♪

中国大好きなカメさんの自由空間

最後の駅弁?

2012-06-20 20:46:50 | 2012年5月息子同伴のグルメ台湾

高雄のホテルにて前日の台東に続いての美味しい簡易的な朝食を頂き、8時発の特急に乗るべく高雄駅に向かい乗車です

この列車の終点は台北ではなく、その先の七堵止まりの特急でして、前夜に指定券を購入する際にいろいろと悩んだものです

 

それは今日の日程をどうするかが関係しており、三つの案を考えていた次第です

一つは台湾の京都と言われている高雄の隣街である台南に立ち寄り、午前中を利用して台南観光をして台北に向かう

もう一つは直接台北の先の縦貫線の終点駅である基隆に行き、そこから奇岩で有名な野柳に行く

もう一つは鉄ちゃんの希望として一旦台北に行き、再度南下して桃園に戻り、夕方の林口線に乗車してみる

 

この三つの案のどれを今日実行しようかと昨日悩みましたが、最後の林口線は最初に息子の反対に遭い断念

次に台南の観光は昨夜の天候が雨となっていて、天気予報でもイマイチだとの事でしたので断念

そう言った経過から残った基隆方面行きとなった次第でしたが、これも台北方面の天候が良くないとの事でしたので、台北付近に到着してから雨であれば中止してホテルに入り、その後に台北の街で過ごすとの予定にしていました

 

まぁ台北直行だと列車での移動時間が約5時間のんびりと過ごせます。台湾観光が6日目ともなりるとさすがに若い息子でも、毎日が好きでもない鉄道中心の旅に付き合わされているのですから疲れも出ることでしょうから、今日の5時間の移動はある意味休息の時間とでも考えればと勝手に思い込んだものでした

 

台湾鉄道の縦貫線での台北・高雄間は三十数年に電化となって英国から購入した電車特急である自強号がデビューして、当時は4時間の所要時間で運転てれておりましたが、台湾新幹線が開業して以来、停車駅が増えた関係かして所要時間が一時間近く長くなっています

30年前に乗車した経験からすれば、本来この30年間にいろいろと改良が進み、更なる高速走行になっているかと思っていましたが、結果としては長距離輸送の主力は新幹線に譲ってしまったのか反対に一時間近くの乗車時間が増えたと言った結果になっており、ある意味残念です

 

高雄での軽めの朝食のおかげか、連日の旅の疲れからかして台南を過ぎる頃には息子は寝息をたててのお休みモードに突入

一方、オヤジの方もいつの間にやらお休み状態となり、気が付けば台中駅の手前です

ひと寝入りしたのかして腹も減り、丁度この台中駅から弁当の積み込みがある事が分かっていましたので、ここで購入しておかないと終点まで何も食べれません

 

台中駅を出発と同時に弁当売りのオネエさんならぬオジサンが来ましたので急いで二つ買求め、暖かい弁当を頂いたものです

 

画像はその際の弁当

値段は80元でして内容的に今回の駅弁の中では最悪かも?


高雄の朝食

2012-06-19 20:18:11 | 2012年5月息子同伴のグルメ台湾

5月3日の台湾6日目の朝を迎え6時過ぎに起床しました。前夜の雨は朝方にはあがっており、今日の予定は8時発の特急自強号に乗車し台北まで約5時間の列車移動です

 

この列車に乗る為には7時半過ぎにはホテルを出発する必要があり、起床と同時に荷物の整理を開始。7時前には出発準備が完了し、次は朝食をどうするか息子と相談しました

と言うのもここのホテルは朝食が宿泊者には提供される事となっておりますが、その内容がちょっとショボイ内容なのです

 

前回の年末年始の高雄滞在の際にこのホテルで朝食を頂いた経験があります。その際の内容に関しては2012/2/8付けの『台湾5日目 凄い朝食』にカキコしています

 

食べた結果からして今朝の出発までの限られた時間で無理してまで食べる朝食ではないと考えており、それなら高雄駅で駅弁を買って食べたほうが美味いのでは?と考え、その事を息子に話しましたところ、息子からは意外な返事がありました

 

『台東のホテルでの朝食を食べたんだから、ここ高雄での朝食も食べて比較してみたい!』

 

その返事を聞き、それなら食べてみて、不満足なら高雄駅で駅弁を買い求めて食べればいいのではとの結論となり、食した次第です!

 

食べた結論としては息子曰く『台東と同じ』との評価でした

 

画像は高雄のホテルでの朝食


高雄の夕食はバイキング

2012-06-18 20:56:04 | 2012年5月息子同伴のグルメ台湾

部屋の内容は値段と比例してショボイ感じがして息子から再度ブーイングを受けた高雄のホテルですが、そこは台中以来の四日振りのAV放送視聴が可能な部屋でしたので少しは納得してもらえたかも?と勝手に思い込んだものですが、そこはやはり父親としての威厳を見せ付ける必要があります

 

その威厳を確認する為に日中の観光で汗だくになった体をシャワーで流し、夜の高雄観光に出掛けることとなりました

しかしその頃の時間、高雄の夜空は雷雨でゴロゴロと時折の雨があり、遠くに出掛けるには冒険ですので、ホテル近くの六合夜市観光をかねて夕食をとることにしました

 

ホテルを出てしばらくすると目的の六合夜市観光に到着で、その頃には雷雨も去ったのかして傘が不要となり、夜市近くの24時間営業のとある定食屋に入りました

ここのお店は言葉の出来ない観光客にはとっても便利な店でして、料理は全てバイキング方式ですから好きな料理を好きなだけ盛り付け、最後に精算すると言った方式ですから息子もトレイに好きな料理を好きなだけ取り、最後にご飯を注文して清算です

 

清算時にビールは置いてないの?と聞くと、向かいのコンビニを指差し、そこで買ってらっしゃいとのことでしたので、息子の機嫌取りを兼ねてひょいと台湾ビールの金印ロング缶を4本買い、乾杯しながら食事の開始

 

ここの料理を余程気に入ったのかここでの料金はオヤジが130元に対し、息子は230元分の料理を食べ、お味はかなり高い評価をしていました

 

食事の後は六合観光夜市の散策です

台湾に来て以来、息子にとっては本格的な夜市を散策するのはここ六合が初めてとなります。台中の中華路夜市は歩道側だけに飲食関係が営業している夜市であり、台北は雨で夜の散策が出来ずじまい。

花蓮では夜市ではなく商店街を散策したのみで、昨夜の台東は夜市がお休みでこれまた商店街の散策だけで終わっています

 

そのことからすれば今夜の六合観光夜市が本格的な台湾での夜市体験となり、息子も各店舗を覗き込んでは驚いたり、笑ったりの連続です

一番感心していたのが蛇関係の飲食店でしょうか?やはりこの関係の店は今の日本には見当たらないでしょうから

 

一時間ばかり六合の夜市を散策し、途中で南国独特のフルーツジュースを飲み、最後は遠回りして高雄駅に向かい明日の台北行き指定券を購入してホテルに戻り着いた頃に大雨が降り出しました

 

画像は六合夜市近くで食べたセルフ方式の夕食

息子はこの倍の料理を取っていました


高雄のホテルもAV三昧

2012-06-17 20:49:32 | 2012年5月息子同伴のグルメ台湾

蓮池潭観光を終え、新左営駅から電車に乗り再び高雄駅に戻ってきましたのが17時半、預けていたカバンを受け取り今夜のネグラである駅近くのホテルに向かいチェックイン

 

今回のこのホテルは年末の台湾一周の際に、高雄駅の観光案内所で紹介を受け利用したホテルでして、設備はラブホのような感じのする部屋ですが、何と言っても駅に近く、徒歩で5分程度で到着する事ができます

前回の利用の際はシングルが850元と言うのを値切って800元で利用できており、今回は二人利用ですからツインの部屋を確保しておく必要があったものですから、事前に日本のとある予約サイトを通じて予約しておいたものですから10パーセントの割引となり、一泊の料金が1140元と言った台湾第二の大都市高雄の駅前と言った立地条件からはビックリするような金額です

 

今回のチェックインはフロントの係員は若い女性でして、笑顔でこちらを迎えてくれ、カタコトの日本語を精一杯使って案内してくれるものですから、前回とは違って値引き交渉が出来ずじまいで終了し、一機しかないエレベーターで部屋に行き、ドアを開けると同時に息子はため息の開始です

 

今回二度目の利用ですのでカメさんは大体の雰囲気は想像できていました。前回はジングル、今回はツインですが、部屋の広さはほぼ同じで、単にベッドが二つ置いた感じのですから狭さは否めません
更にバスルームは窓がなく、換気扇もなく、バスタブは付いているがカーテンがないので水浸し状態で朝まで床が濡れたままでした
ただシングルとの違いはツインの部屋は壁紙等の内装が改装されており、ブラウン管デレビではなく液晶テレビが設置されていますから気分的にはシングルよりマシなんでしょうが、バスルームは全くいただけません

 

いいことは液晶テレビを付けると台中のホテル以来にAVチャンネルが2つあった事でしようかね

息子はこのホテルを予約したオヤジの目的はこのAVを基準にして選んだのかと呆れていました

 

画像は高雄でのホテル 

ツインと言えどもシングルクラスの部屋にベッドを二つ置いただけですから狭いだけ


蓮池潭の標準語は日本語?

2012-06-16 19:55:29 | 2012年5月息子同伴のグルメ台湾

暑さに負け乗車した特急は目的地違いで予定外の岡山駅に到着し、半時間以上の無駄な時間を過ごすはめになってしまいましたが14時51分の各駅電車に乗車し20分後の15時10分に本来の目的駅である左営駅にやっとのこと到着

 

この左営駅が蓮池潭に一番近い駅でして、駅から徒歩約10分程度で到着しましたが、その間の暑さで蓮池潭に到着した時点では再び体中から汗が吹き出しており、湖畔の柳の影の下で暫しの休息

 

この蓮池潭には1981年7月に一度来た経験があり、その際も真夏の太陽が照り付ける暑さにヘキヘキした記憶が残っておりますが、二度目の今日も天候は同じで暑いの一言

 

体力も回復したので蓮池潭で一番有名な龍虎塔から観光開始

虎の口から入場して頑張って塔の最上階まで登り、蓮池潭を一望して隣の塔にはさすがにご遠慮して隣の龍の口から退場するといった参拝をして終了

 

次に向かったのが隣にある春秋閣

ここで観光をしていると一人の黒人男性に出会い『どこから来ましたか?』と問いましたところ返事は『東京から来ました』との日本語での返事を頂きビックリ

 

いろいろとこの男性と話をしましたところ東京の大学で研究をしているとの事で、在日期間は10年余りで流暢な日本語での説明

今回は台湾に観光に来ているとの事で、先ほども土産物店で買い物をする際、店のオバサンが英語出来ないとのジェスチャーをするものですから日本語で話しかけたところ相手のオバサンはビックリしたもののスムーズな買い物が出来、思わず台湾での日本語の威力を感じられたとの感想を聞かせてもらいました

 

その後蓮池潭湖畔を廻りながら観光を続け、帰りは新左営駅から電車に乗る事として駅近くの交差点まで来ましたところが駅への進入口が判らず、近くに居た警察官に尋ねましたところ丁寧に教えてもらい、最後に『ニホンジン?』との質問にそうだと答えると、笑顔で『オオサカイッタ!』と言うではありませんか?詳しく聞くと観光で大阪に行った経験があるとのことでした

 

まさに台湾観光では日本語よく通じるかが理解出来た一日でもありました?

 

画像は蓮池潭湖畔の風景


TR-PASSの威力で岡山着

2012-06-15 20:05:42 | 2012年5月息子同伴のグルメ台湾

高雄の人気観光スポットとして『蓮池潭』があります

この蓮池潭に行く手段の一つとして台湾鉄道を利用する場合、左営駅で下車するか、台湾新幹線との接続駅である新左営駅で下車をして、徒歩またはバスを利用する事で観光に行く事とが出来ます

 

5月2日の台湾5日目は台東から池上弁当を求め、その後に新左営駅行きの自強号に乗車して高雄に到着したのが13時半

本来ならそのまま乗車して新左営駅で下車をすれば効率よく蓮池潭観光が出来るのですが、大きな問題がありました

 

それは重たいカバンを持ったままでの観光は出来ません

その為にカバンを預けることが出来る所をいろいろと捜しましたが、左営駅には行房李は設けられていなく、また新左営駅にも行房李の他、コインロッカーも設置されていない事が判明

 

それで一旦高雄駅で下車し、行房李にカバンを預けて再度ホームに行き、左営駅行きの区間車に乗車するつもりでした

13時50分過ぎにホームに立ったところ次の左営駅行電車は14時12分発でしてまだホームに到着しておりません

しかしホームには14時発の基隆行き自強号が発車を待っています

この時にカメさんの頭は台湾の天候に負けて判断を間違ってしまったのです

 

それは高雄に到着する前にスコール状態となり、高雄駅に到着したとき雨は上がり、時折晴間が見えると言った天候で極めて蒸し暑い状態です

駅構内を移動してカバン預けるだけで体中から汗が噴出す始末でして、エアコンの効いた車両に早く乗りたかったのですが、目的の列車の到着までは10分以上の待ち時間があり、かたやエアコンの効いた特急が涼しげに発車待ちで停車しております

この列車は多分新幹線との接続駅の新左営駅に停車すると思い、それならこの列車に乗車して体を冷やして新左営駅からバスで蓮池潭に行けばいいのでは?

どうせTR-PASSを持っているのだから特急であろうが普通列車でも、どの列車に乗っても問題は無いとの結論になり、二人して素早く特急に乗車すると車内は気持ち良い空調です

 

ガラガラの車内ですから指定券無しでリクライニングシートにふんぞり返っていると14時ジャストに特急は定刻に発車し高雄駅構内を過ぎると速度を上げ左営駅を駆け抜けていきます

その頃に車掌による検札が来ましたがTR-PASSを提示するだけでスルーです

 

ところがこの特急、左営駅を通過したのに減速するどころかあっと言う間に新左営駅をも通過です!

あわてて時刻表を見ましたところこの特急が高雄を出て最初に停車する駅は新左営駅ではなく、さらに先の岡山駅です

 

岡山駅に14時14分に到着し下車、14時17分発の高雄行き列車に乗車すべく反対側のホームに向かって地下道を全速力で走りホームに上がると同時に無残にもドアが閉じられ発車です

次の高雄方面行きの時刻を調べましたところが14時51分まで列車は無く、蒸し暑い岡山駅で半時間以上列車の到着を待ちわびたものでした

 

画像は想定外の岡山駅


太平洋と台湾海峡

2012-06-14 20:59:19 | 2012年5月息子同伴のグルメ台湾

池上駅から乗車した自強号は11時前にはもと来た台東駅に到着。空いていた座席も台東駅からの乗客で満席となり、座席の無い乗客が通路に数人が立つと言った乗車率で11時過ぎに南廻線に走行して行きます

 

この南廻線は1992年に開通した路線である関係で、単線・非電化路線ながらも近代土木技術で工事されているものですから、南部台湾の険しい地形にも関わらずクネクネと迂回することなくトンネル・橋梁で高速走行が可能となっており、特に台東駅から暫く南下した太麻里駅から大武駅間の車窓の眺めは太平洋の大海原が一望出来、また台湾山脈を越えて台湾西部に出るとこれまた台湾海峡が望めると言った第一級の路線でもあります

 

前回の年末に乗車した際にも楽しみにしていましたが、その時の座席は山側の座席となり、更に当日の天候は曇天模様の上、海側の座席に座った乗客の大半が景色に興味が無いのか、太陽光が嫌いなのかしてカーテンを閉めた状態でしたので楽しめませんでした

 

ところが今日は前回とは違います。

天候は真夏の快晴を思わせる天候でしたが、こちらが指定された座席は前回同様に山側。台東から乗車した海側の座席客の大半はやはりカーテンを閉めて景色が楽しめそうに無い状態でしたが、そこは前回の失敗体験があるのかして、対策として列車がこの間に差し掛かると同時にカメラを持って車内をうろうろとして海側の空いている窓越しに景色を堪能しつつ撮影に成功です

 

この素晴らしい天候も台湾山脈を越え、台湾海峡付近に差し掛かると天候が変わったのかして雲が多く、南廻線の終点駅である枋駅付近からは青空が無くなり曇り空となってしまい、この辺りから美味しい池上弁当の効果で睡眠モードに突入してしまい、気が付いたのが屏東駅を過ぎてからでした

 

屏東駅を過ぎた頃には空模様が怪しくなり、暫くするとスコール状態となっての高雄到着

列車の終点は次の台湾新幹線との乗換駅である新左営駅ですが、親子二人はこの高雄駅で下車です

 

画像は太麻里駅・大武駅間での列車から望む太平洋

国道は海岸ぶちを走っていますが、鉄道は高台を走っていますので違った景色が楽しめます


池上駅月台弁当

2012-06-13 20:40:29 | 2012年5月息子同伴のグルメ台湾

池上弁当を堪能して駅周辺をぶらりと散歩しての一時間はあっと言う間に過ぎ去り、次の目的地である高雄方面に向かう池上駅10時17分発の自強号の到着を待つ為に駅舎に戻りました

駅前で小柄な中年女性が笑顔で近づいて来て『ニホンジンデスカ?』と声を掛けられ、そうですと応えると、一層笑顔になって今度は英語で日本が大好きですとの説明

こちらもカタコトの中国語で自己紹介と今回の旅行の日程・目的を説明すると益々笑顔になって『次回台湾に来るときは連絡してください。案内します』との有難いお言葉を戴き、記念撮影をしました

 

さて駅舎に入り、改札口に行くとまだ改札開始にはなっていなく、改札口は施錠された状態でして、到着時に無理を言って置かしてもらった二人のカバンは元の位置に鎮座しています

そこに先程の係員がやって来て改札の開始

同時に駅前のN○Kに取材された弁当屋の売り子さん二名も登場です

 

この池上駅ホームで販売されている弁当は前回に購入し食べ、今朝食べた駅前の弁当より美味しいと想っていた事を息子に話をしていましたので、まだ弁当を食べてから一時間程度しか時間は経っていないけど是非とも味比べをしてみたいとのこととなり、列車到着前に二個購入です

 

この時間帯はこの駅で上り下りに単線区間の行き違いとしてそれぞれ自強号が到着して停車となります

先にやって来た列車は高雄方面行の我々が乗車する列車でして、列車がホームに差し掛かると同時に売り子さんの独特の売声が大きく響きます

よくよく聞いてみますと『ベェンタ~ン』と聞こえ、駅前で先程食べたのが『飯包』

 

そう言えば台湾鉄道での駅弁販売の際、それぞれの場所によって売り子さんの表現が異なっています

『ベェンタ~ン』は便當の呼び声。『ファンパオ』は飯包の呼び声でして、ここ池上駅では店によって対抗心からかホーム売りと駅前では違っています。

ちなみに儲けて客車を展示している弁当屋さんの表示は『池上飯包』です

 

どちらでも美味しければいいのですが、同じ池上駅前で競い合っている弁当屋にしてみれば、お互いにこちらが本家・元祖の日々争いで、切磋琢磨しているのでしょうか?

 

到着した列車に乗り込み、発車してから間もなくして二人して弁当を食べ始めましたところ、息子曰く『絶対にこちらの弁当の方が美味い!』とのオヤジと同意見

やはりN○Kが取材に来るだけの事はあると?感心していました

 

画像は池上駅ホームでの売り子さん


弁当の街 池上

2012-06-12 20:43:35 | 2012年5月息子同伴のグルメ台湾

池上駅前にある数店の池上弁当店の中から正宗の文字に惹かれて食べた池上弁当でしたが、息子は初めての池上弁当であり大変美味いとの評価

しかしカメさんにしてみれば確かにここの弁当も美味しいことには間違いないのですが、年末の池上駅ホームで販売している『池上鉄路月台弁当』を買って食べた経験があるものですから、そちらのほうが美味しいのでは?と感じました

 

池上弁当と言っても、このように池上駅前に経営の異なる弁当屋が数店あり、それぞれの弁当屋が地元池上地方で収穫された台湾一の池上米を使用して弁当製造している関係上、お味の方は大差ないものと感じられます

 

しかし弁当屋同士は激しい販売合戦をしているのかして、親子で入った弁当屋の看板には『家郷正宗池上飯包』と表記され、創業60年、伝統風味弁当とキャッチコピーも掲げられ、更にこの店を支持している台湾の著名人の写真も表示されています

また向かい合う店のカンバンに国内外のテレビ局に取材された事を表示し、その中には我がN○Kさんの表示もあります

 

もっと凄いのがレールの上に客車を展示して営業している弁当屋を発見しました

ここの弁当屋も有名になり大変儲かったのかして、台湾鉄道の廃棄となった客車を買い取り、それを店の敷地内に展示・改装して、その車両内で弁当を食べることが出来るようにしています

また隣の建物内には池上弁当博物館なる池上弁当に関する資料館も開設されていたのにはビックリ

 

それにしても30年前の台湾旅行の際にも池上弁当があったでしょうが、これほどに有名ではなかったのかして全く知りませんでした

いつの頃からか美味なる味が有名となり、その名が台湾全土に広がっていたのか知りませんが、今や台湾各地に池上弁当と表示された弁当が販売されているとの噂を聞きますが、やはり正真正銘の弁当はここ池上で味わうのが一番

 

まさに池上の街は駅弁の街とでも言うのでしょうか?

 

画像は客車を展示している池上弁当店

向かいにコンビニがありますが、ここでは弁当は売れないのでは?


どれにするか池上弁当

2012-06-11 20:06:11 | 2012年5月息子同伴のグルメ台湾

台東駅からの各駅停車の莒光号・自強号混合列車に乗車する事約1時間、8時52分に目的の池上駅に到着

この駅で下車した乗客はカメさん親子の二人だけでして、荷物を持ってホームから階段を降りて駅舎に出るのは大変不便

 

何故かと言いますとこの池上駅での滞在は一時間あまりで、10時17分発の高雄方面行き自強号に乗車する予定になっているからでして、その為に荷物を抱えての階段の登り降りするのが大変な重労働に感じられるからです

 

この日の天気は朝から真夏を感じさせる太陽と青空が広がり、気温もこの時には既に30度は超えていると言った状況でして、エアコンの効いた車内から降りると同時に暑さが体に堪えます

その為に駄目もとでホームに設けられている改札口の係員にTR-PASSと10時17分発の指定券を提示して『荷物を置いていていいですか?』とお願いしましたところ、係員は『食事か?貴重品は入っているか?』との質問

衣類だけと返事したところ『OK』の了解を得て荷物からは一時開放され、身軽になっての池上弁当を頂ける事となりました

 

係員はこちらがホームから立ち去るのを見ながら改札口に施錠をしてくれ、快晴のホーム片隅には乗客無しのカバンが二つ残っているだけです

 

池上駅は小さな駅で、駅前広場からの通りに面して池上弁当の店が数店並んで営業しておりますので、どの店に入るかを迷いましたが『正宗』の文字が描かれている池上弁当店に入り店内で食する事になりました

店内のつくりは食堂そのものでテーブル椅子が数多く置かれており、弁当を買った客がその場で食べれるようになっていますが、違いは弁当以外他のメニューは無く、その弁当もカウンターに買いに行き、それを好きなテーブルに持っていって食べ、最後は後片付けをして出て行くと言った完全セルフでした

 

画像はその際の弁当

息子の評価は今まで食べた台湾弁当の中で最高のお味で、他の弁当とは比較が出来ない!

この弁当は70元です