まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

次なるヘッドホンアンプ 3

2012年05月05日 | Weblog

 勢いあるうちに製作ということで、これまた一気に作ることに。

基板上に部品を付けだしてから、間違ったパターンで基板を製作してしまったことに気づいたものの、

とりあえず、どのような音がでるのか早く聞きたいので、無理やり部品を付けてしまうことに(何ということか

FET,トランジスタともども、ペアを組ませているので、動作には申し分ないだろうということで。

 

 さて、電解コンデンサを取り付ける段になって、予定より大きなコンデンサをつけることを忘れていたので

基板の穴を微妙に横にずらして互い違いに取り付ける事ができたので一安心することに。

おなじみ?のミュート回路も別基板で製作し、組み込みのときに少し考えるはめに。

そういえば、この回路は、見かけのマイナス電源を採用しているので、ミュート回路はリレーを

スイッチングするトランジスタとグランドが共通のため、分けて配線したものの、表やら裏返しを

繰り返していて、メイン基板のアース位置を見誤り、配線が交差してしまうミスを誘発。。。

 

 ここで次なるミスを。絶縁型のジャックなど田舎では売られていないので、通販で購入する予定

を忘れていて、さらなる荒技?を駆使することで解決することに。

何てことはない、あまっているプリント基板にジャックを付け、ケースとジャックのグランドを絶縁させて

しまうものの、その基板を固定するため、余分に穴を開けなければならないのが、若干の難ありかと。

しかし、2mmビス4本でしっかり固定されているので、プラグを挿してもグラグラしないので、

以外と使えそうな感じが・・・

 

 さて音出し。というか、3度ほど基板表、裏と眺め回して、パターンも、ここが悪いなと呟きながら

チェックして電源ON。

 指定された箇所の電圧を測定すると、ほぼ予定どおりといった所で、OKかと。

2SK170の両ドレイン間は0.15Vと、なかなかの値のようで。

2連ボリュームは大外れらしく、左側が無音時に回すとかすかにガリる音がしているため交換が必要で。(やれやれ

 

 さて音を出して、なるほどこれが巷のうわさどおりのものかと納得する音が出だして、あとはエージングで

様子をみることに。

ただ、出力側の電解コンデンサの特性か、鳴らし始めは低音が出すぎるものの、しっかりとしない音なので、

どうなるかと3日ほど放置したものの、予想どおりもうひとつなので、次の対策をすることに。

電源の入力部分にミューズのKZの電解コンデンサをつけることに。電源ラインのさらなる安定という事も

兼ねて。

予想どおり、低音がしっかりくっきりしだしたので、予定どおりということに。

(これで高音側が不満であれば、電解コンデンサにフィルムコンデンサを並列に付けることも考えたものの

必要なさそうな感じで)

ミュート回路は以前の真空管アンプに付けたときと同じく、ポップノイズが皆無なので、非常に満足することに。

 

写真を改めてみると、ごちゃごちゃ感とチープ感が漂うものの、音的には大満足なので、個人的には

十分かと。

 

しかし・・・基板が今さらながら気になりだして・・・再度パターンを引きなおそうかな。。。


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