この1年3ヶ月のコロナ禍では「自粛警察」や「マスク警察」が登場するなど、自然発生的に見知らぬ他人の“非常識”と思しき行動を取り締まる動きが出た。だが、これは元々「五人組」などの相互監視体制があった日本において、“伝統”にも近いものなのではとネットニュース編集者の中川淳一郎氏は見ている。なぜ人は他人の行 . . . 本文を読む
「スッキリ」の放送では、川崎市以外での事例として、担任の男性教師が個別に児童を確認し、“胸の成長“を確認できた場合のみ着用を認めるというケースも報告されている。
川崎市立の一部の小学校で、体操着の下の肌着の着用を禁止する指導が行われていることに対し、批判の声が寄せられている。
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「IOCのルールに則り、動画は28日夕方までに削除します」
東京新聞編集局アカウントの、このツイートを見た時は、あまりにびっくりして、失礼ながら「ホンマカイナ?」とさえ思った。まだ3月でエイプリールフールには早い。
その動画は、東京オリンピック聖火リレー初日の25日、福島県内で撮影されたもの。トーチを持ったランナーの前に、スポ . . . 本文を読む
■弱者男性論とは何か
インターネットの世界には「弱者男性論」と呼ばれる議論が存在する。弱者男性論とは、その名の通り、自分が「弱者」であると自称する男性たちが、自分が感じているつらさや苦しみを訴えて、自分たちの境遇の改善を求める議論だ。
典型的な弱者男性論者とその読者(以下、あわせて弱者男性論者と呼ぶ)は、自分たちの . . . 本文を読む
男子は長髪禁止、女子はポニーテール禁止、下着の色は白、自転車通学時はジャージに限る、など理不尽な校則を体験して大人になった人は多いだろう。だが、この「校則」と呼ばれているものはほとんど、生徒手帳に文章で記載された校則に含まれていないことが分かってきた。しかし、なぜかその手の出典不明な「校則」は全国各地の学校ではびこっている。ライターの森鷹久氏が、な . . . 本文を読む
■DVの知られざる現実
カウンセラーとして長年生きてくると、現場で当たり前と思っていることを研究者やメディアのひとに話したとき、「え~っ」とのけぞられることがある。そのことに驚き、改めて自分が仕事をしている世界と世間の常識との落差を認識させられるのだ。たとえば、DV被害者支援と虐待防止の専門家とのあいだにはほとんど交流がなく、ときに . . . 本文を読む
結局みんな不幸になる
近年、日本においてかなりの頻度で耳にするようになった言葉のひとつに「自己責任」がある。投資やビジネスの世界では、結果の責任はすべて自分が負うという意味で「自己責任」という用語がよく使われるが、今、日本社会で多用されている自己責任論はこれとはニュアンスが異なる。
本来の意味を超えた過度な自己責任 . . . 本文を読む
産後に妻がエッチしたくなくなり、セックスレスになってしまうと言う話をよく聞きます。しかし、それには医学的に証明できるきちんとした理由がありました。今回は、産後にエッチしたくない妻の身に起こっている変化と本音について、解説していきます。
■産後のエッチしたい?したくない?
みなさんこんにちは。産後エッチのエキスパート . . . 本文を読む
川崎市にある市の交流施設「川崎市ふれあい館」に在日コリアンを脅迫するハガキを送ったほか、川崎市内の小中学校に爆破を予告する脅迫状を送ったなどとして、威力業務妨害の罪に問われた川崎市役所の元職員に対し、2020年12月3日、横浜地方裁判所川崎支部は懲役1年の実刑判決を言い渡しました。その後、元職員側は控訴せず、刑が確定しました。
川崎 . . . 本文を読む
「日本は何も変わっていない」という嘆きと、少しの希望。被災地での女性と子どもに対する暴力を調査した女性に、あれから10年を聞いた。
「避難所のリーダー格を含め複数の男性から暴行を受けた。『騒いで殺されても海に流され津波のせいにされる恐怖があり、誰にも言えなかった』」(女性)
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ネットにおける誹謗中傷が社会問題とされるようになってから時間は経っているが、依然、折に触れて棘は表出する。コラムニストのオバタカズユキ氏が考察した。
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新規感染者数が減ってきたとはいえ、まだまだ新型コロナウイルスに感染する可能性は誰にでも . . . 本文を読む
お笑い芸人だけでなく、ゴミ清掃員としても活躍するマシンガンズの滝沢秀一さん。彼や同業者たちが体験した「理不尽すぎるクレーム」の数々とは? 『やっぱり、このゴミは収集できません 〜ゴミ清掃員がやばい現場で考えたこと』から一部抜粋・再構成してお届けする。
「おい、ゴミ屋どけよ!」と言われたことがある。ゴミ清掃車が道を塞ぎ、通り抜けられな . . . 本文を読む
雲仙・普賢岳(長崎県)が噴火した1990年11月17日から30年。平成最初の大災害に取材は過熱し、91年6月3日の大火砕流では、避難勧告を無視して撮影を続けた報道陣に巻き込まれる形で、地元の消防団員や警察官らが犠牲になった。「他社より迫力ある絵(映像)を撮りたい、その功名心が何の落ち度もない市民まで殺してしまった。悔やんでも悔やみきれない」。駆け出 . . . 本文を読む
「日本学術会議会員任命拒否についてイタリア学会による声明」
日本学術会議が推薦した第25期会員候補者105名のうち、6名が菅総理によって任命されなかったことについて、明確な理由説明はなく、説明の要求を斥けることは学問の自由の理念に反すると同時に、民主主義に敵対すものであり、これに断固として異議を唱えます。 《説明し . . . 本文を読む