聖書に学ぶ神のみことば

teacherが感じ、思ったことなどをいろいろと綴ります。聖書の一節をちょっと添えて。

消えるもの&来るもの ☆4月スタート☆

2006-04-01 14:52:46 | つれづれに
 昨日3月31日 廃止となったバス路線

 新年度スタート。去っていく人、やってくる人が交錯するこの時期、消えるもの、そして来るものもある。しかし、北海道の交通事情には、新たに「来るもの」はないといってよい。
 札幌圏(江別・石狩・北広島・恵庭・千歳)以外は、「交通過疎地」といっていい北海道。歴史的に見ても、多くの鉄道路線が廃止になり、この4月20日には、僕が3年間勤務した網走管内置戸町を走る「ちほく高原鉄道ふるさと銀河線」も廃線を迎える。そして、いま北海道では、多くのバス路線さえ廃止になるところが増え、人口180万都市・札幌市内から車で小一時間程度の町でも、バス路線の廃止や減便が相次ぐ。

 写真は、昨日3月31日が営業最終日だった「当別-江別」線。(中央バス子会社の第一観光バスが運行)つまり今日4月1日はもう走っていないのだ。
 たまたまY姉宅に行く際、このバスが前を走っていたため、後ろをつけたのだが、乗客は二人。二人とも高齢者であった。きっと数少ない本数のバスを通院などの足にしていたはずである。写真に写っているおばあちゃんは、いったい今日からどうしているのだろうか…。
 「高齢化社会」と言われながら、高齢者がどの方面からも暮らしづらい社会が
広がっている今日、10年後の日本に何か明るい展望はあるのだろうかという思いがどうしてもよぎる。

 人口12万の中核都市江別市を起点とするバス路線も、近年どれだけ廃止になったことだろうか。去年9月も、江別と札幌都心を結ぶ中央バスの一部路線が廃止になった。札幌圏でもじわじわ増えているこのバス路線の廃止を食い止める道はきっとないだろう。ますます「自家用車」に依存する北海道社会が広がっていくのは間違いない。はたして「交通弱者」はどうしていくのか?経済論理優先で、各方面の「弱者」がますます「弱者」になっていかざるをえない構造を黙認する社会であってはいけないのだと僕は思う。

 明日は4月最初の主日礼拝です。
イエスは言われた。「わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。」(ヨハネ福音書11章25節)

 暗い話題でしたが、こうしてイエス様に立ち戻ると、ぱっと明るくなるのです。主の愛に包まれたいい時間が与えられますように!!

 札幌は今朝、1センチ積雪。4月になっても降りますね~いつ「根雪」が終わるでしょうか?4月5日は、ようやく北海道内も桜の開花予想が出るというのですが・・。

 ☆みことばホームページ☆~イースター礼拝のご案内など~

北風が強烈に強くて寒いので初乗り断念。