イタンキ浜に咲くオオマツヨイグサ

　イタンキ浜は、市街地に隣接する砂浜海岸です。日本の渚百選にも、指定されている道内屈指の
景勝地です。また、国内有数の鳴り砂海岸、砂は石英の結晶を多く含む。乾燥した砂を靴底で踏み
絞めると、キュキュと軽やかな音を発します。

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浜の後方の一段高い場所で、オオマツヨイグサ（大待宵草）が花の季節を迎えています。この場所は
市内で最も大きなオオマツヨイグサの自生地です。



　マツヨイグサは、遠い昔にアメリカ大陸から渡来した帰化植物。何故か、我が国固有種の雰囲気を
感じる植物です。

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　浜の後方には、高さ８０ｍほどの白い凝灰岩と灰色の安山岩塊の断崖絶壁がそそり立つ。その土手
でエゾノキリンソウが花を咲かせています。

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ハマナスの花の時期は終わり、早くも果実が色付きはじめてきました。

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　浜の前面には太平洋の大海原が広がります。

７月の庭に咲く

　夏、わが家の庭花の定番マーガレットです。５月の初旬に園芸店で苗を購入、鉢植えで育ててきま
した。６月の下旬ごろから、株を覆い隠すように花を咲かせています。



　スイカズラ、特に朝夕ジャスミンのような甘い香りを放します。開花すると純白から薄黄色に変化
します。そのことから金銀花（キンギンカ）、また冬でも緑の葉を生い茂らせることから忍冬（ニン
ドウ）などの別名をもつ半蔓性の植物です。



　アルメリアの和名はハマカンザシ、ヨーロッパを原産地とする常緑性の多年草です。小さな花を
ボール状に集めて花を咲かせます。

 ヨウシュコナスビ（洋種小茄子）。黄色の鮮やかな花と小さなライムの葉のコントラストが爽やか。

　エゾノキリンソウ（蝦夷麒麟草）。本来は、海岸など乾燥気味の土壌を好む常緑多年草です。茎先
に黄色い小花を集め花を咲かせます。

女測量山～マスイチ浜～ローソク岩

　中心市街地から急登坂の道路を一挙に登る。途中、眼下の眺望です。町並み越し遠方に追直漁港。
果てしなく広がる水平線は太平洋の大海原です。



　海抜１６０メートルほどの女測量山からの眺望です。陸から橋で繋がる海上の構造物は漁業設備の
Mランド、一帯はホタテ貝の養殖が盛んな海域です。

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女測量山に隣併せるマスイチ浜は室蘭市屈指の景勝地です。２０１２年に「名勝ピリカノカ絵鞆半島
外海岸」として国の名勝に指定される。
　「マスイチ浜」は、アイヌ語の「マスイ・チセ(ウミネコの家)」が語源で、ウミネコの巣が多かった
ことが地名の由来です。

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　ガマズミの花です。一帯にはガマズミが多く自生しています。秋には花の数だけ小さな赤い実を実
らせます。

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　マスイチ浜のすぐ脇に景勝地のローソク岩がある。右の岩山、海からそそり立つ頂までの高さは
１５５メートルほど。

　
　展望所から眼下の海面までの高さは約１００メートル。ローソクの形をした岩の周りの海の色は目
を見張ほどです。 

涼風

日中の最高気温は１８℃どまり、涼やかな風が流れる。室蘭市と隣接する伊達市の標高１７０㍍ほど
場所に広がる牧草地帯。この一帯は、年間を通して風が吹き抜ける風力発電の最適地です。

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　帰路、電線に止まる野鳥が目にとまる。独創的な雄の羽色からコムクドリの群れ。１～２羽で飛び
回る姿は見かけますが、このような群れとの遭遇は初めての事でした。

つかの間の夏空

　数日振りに爽やかな青空が広がりました。今日は西寄りの風が、全天に蓋をしていたような雲を
一掃。時間が経つにつれて、雲が形を変えながら東の空に向かって流れていきます。

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　ホオアカ♂が、牧草地の縁に生える草の上に止まる。当地ではあまり見かけない野鳥です。

雨上がり

　家の近くの公園、小さな池の中でスイレンが花を咲かせています。今朝は断続的に強い雨が降る。
雨は午後には降り止み、数日振りに青空がのぞく。スイレンの花や葉は雨で洗い流され目に清々し
く映る。

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