![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/1f/977cda10c72364579133570649396970.jpg)
雲間から柔らかく淡い太陽光が、薄っすらと斜線を描くように長い日射しを
初冬の空に放す。カメラアングルは、室蘭港 崎守埠頭の上空の光景です。
2日前にも出現。今日も 長く尾を引く雪雲が、海上で雪を降らせながら
足早に東の空に流れて行きます。室蘭港の外防波堤に、強い西風に押され 打ち寄せる波が砕け散る。空に
流れる雪雲も、強く噴き出す西風に千切れ飛ぶ。
当地では、間もなくしますと冬本番。この季節は、空と雲が様々な光景を見せてくれます。一日中
眺めていても見飽きない程です。
日射しを遮りながら通過する雲、空模様は次から次へと変化します。踏ん切りがつかず撮り込みに
は、2時間ほど要しています。 港内の東側には、初冬色の青い空が広がり、軽やかに雲が流れる。全天
を見回すと、南西の空には雪雲が流れる・北西側の空はグレー色に覆われる。
それぞれの空が、時間の経過に連れて大きく変化する 変幻自在な空模様です。
初めて見た者には、何か異様とも見える雲たちですが
これが、間もなく冬到来の北海道の空なんですね
ありません。
元々、風景を撮る時には空を主体に撮影してい
ますが、このところ、直接レンズを空に向ける
頻度が増しています。
雪雲は、固まった形で噴火湾を横切るように
北西の風に運ばれて来ます。高度が低いのと密
度が高いのでしょうか、太陽光を遮りながら通
過して行きます。2枚目の画像は、あまり見か
けない長い単独雲です。雲尾から何かを推進物
を噴射させながら進んでいるようにも見えます
。何しろ、この時期の空の様子は変化が大きく
楽しみにしています被写体です。