グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

豊浦町のいんでぃあん水車

2016年10月07日 | coffee break;(etc )



 シャケの捕獲設備のインディアン水車を見に、室蘭からは40kmほど離れた虻田郡豊浦町へ。
小さな町ですが漁業が盛ん、その一環としてシャケの養殖も行われています。
 インディアン水車やガラス張りの魚道は半地下式。ログハウス風の建物の中を通り抜け施設に
向かいます。




 豊浦漁港で水揚げされる海産物は多種多様。その中で、代表する海の幸と言えばホタテ。豊浦
町は噴火湾におけるホタテ養殖発祥の地です。










 インディアン水車は、豊浦町の中を流れる貫気別川の中流域にあります。溯上するシャケを捕獲
するための施設です。
  残念でしたが、
捕獲作業の時間外。通常、捕獲されたシャケはふ化場に運ばれ採卵・ふ化。稚魚
に育てられ、貫気別川に放流されます。










 インディアン水車の直近に設けられた魚道の片側はガラス窓。遡上するシャケを手に取るように
観れます。通常、河川を泳いでいるシャケを間地かに見ることは出来ません。貴重な体験、迫力満
点でした










 シャケが遡上する貫気別川は、両側を山に囲まれた渓谷状の地形を流れる。本流には、シャケ
魚道に誘導するための囲いが設置されている。シャケは右側の魚道を上流へと向かいます。





 本流から導かれたシャケは、魚道を群がりながら上流に向かって遡上していきます。









 豊浦町を後に、途中、大河の長流川の河口に立ち寄る。前面には噴火湾の大海原が広がって
います。この河川でもシャケが遡上しています。
 シャケは時折水面上に飛び跳ねます。飛び跳ねる瞬間や位置はなかなか予測できません。ピン
ボケの状態ですが偶然撮影した一枚です。




コメント (2)
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