グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

幌別川沿をさかのぼり山間部へ

2015年11月05日 | 室蘭の景色



 幌別川は二級河川。河口近くにある幌別ダムは、室蘭の工業地帯へ工業用水を供給するダムです。
河川はダムを経由して太平洋に流れ下る。一方、流れの穏やかな下流域は白鳥やカモなどの渡り鳥
の越冬地。また、四季を通してバードウォチングの地域屈指の観察ポイントです。






 川岸に生えるツルウメモドキ(蔓梅擬)。黄色の殻と朱色の種を包む皮の対比が一際鮮やかに目
に映る。今年は生り年なのか、実をたわわに実らせています。





 



 南への渡りの途中に立ち寄ったのか。ダイサギが、川辺で獲物を待ち構える。




 

 幌別川の中流域にある砂防ダムです。








 当地では野花のシーズンは、とっくに過ぎる。足元の草むらで、名の知らない花が目に留まる。






 道路わきの人工林。針葉樹の幹を這い昇るツルアジサイ。林に差し込む陽射しに、黄葉した葉が
照り輝く。









 幌別川の川岸を縫うように走る道路を10kmほど進んだ山間部。「この先通年・通行止」の道
 路標識が目に飛び込む。どう見ても 車が普通にすれ違う事のできる道幅。年甲斐もなく,このよう
 な状況を目にすると突破したい気持ちが疼く。




 標高は高くないが両側には山が迫るV字形の地形。周辺の広葉樹は、すでに紅葉を終え葉を散らし、
初冬の趣きが漂う。その中、カラマツが晩秋の空を背景に、鮮やかな黄葉を見せてくれました。


コメント
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