グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

潮の香漂う 追直漁港

2015年07月15日 | 室蘭の景色



 追直(おいなおし)漁港は市街地に隣接する、風光明媚な市内で最も規模の大きな漁港です。沖や沿岸
 の海域は良漁場。スケソウダラ・鮭・イカ・毛ガニ・ウニなど水揚げされる魚種は豊富。さらに、漁港の一角
 では高級魚のクロソイや、ホタテ貝の養殖も盛んに行われています。






 ウニ漁です。水中メガネを口で固定し海底を覗き込む。片手には、長い柄のついたタモを握る。もう一方
の手でスラスターで操船。さらに、足で櫓を操る。ウニの採取は身体全体を使っての漁です。









  漁港の護岸にはコンブが密生。ちょうど干潮の時間帯、波に揉まれ揺らぐコンブです。 






 漁業の周辺の草薮中で、エゾカワラナデシコが淡い紅色の可憐な花を咲かせています。






 外海側から眺める絵鞆半島です。海面からそそり立つ標高199mの測量山の頂には、NHKや民放各社
の電波塔が林立しています。
画像からは想像できにくいと思いますが、半島の裏側には室蘭港を取り囲むよ
うに工場群や市街地が広がっています。



 画像の一番右側の測量山を起点に、絵鞆半島は西の方角に向かって横たわる。半島の太平洋側(外海)
には、このように、海面からそそり立つ高さ100mほどの海食崖が連なります。半島の尾根状の場所を行く、
測量山観光道路沿いには、
断崖絶壁や奇岩が織りなす景勝地が点在しています。






 今日は、毛ガニかご漁の解禁日。沖合の漁場から、波しぶきを舞い上げ全速力で漁港に戻る漁船です。



コメント (2)
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