グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

雪が積もる森の中で暮らすエゾリス

2014年12月09日 | coffee break;(etc )



 エゾリスの投稿は今シーズン に入り3回目。今年は、エゾリスが生息する森の中は早くも雪が積もる。
雪中ウォーキングを兼ねて森に足を運んで
みました。








 エゾリスの巣は、ヤチダモの大木の枝に出来た樹洞の中です。『樹洞からチョコンと顏を出すエゾリス』
お分か
りになるでしょうか。エゾリスは、体長は25センチ程の小さなリスです。 



 くわえているのは、大好物のオニグルミです。オニグルミは市販されている一般的なクルミに比べ、大き
さは3cm程と小ぶりな野生種のクルミです。




 好物のオニグルミは、殻は厚く固い。さらに、中の実を取り出すのが困難。エゾリスは、ものともせずに
殻を強靭な前歯で噛み砕きます。森の中に、カッリ・カッリと殻を噛み砕く乾いた音が響き渡ります。





 ヤチダモの大木株元に出来た樹洞の中には、オニグルミがたくさん。おそらく、エゾリスが集めたもの
ではなく公園を管理されている方々から、これから冬を越すエゾリスたちへの贈りものかと思います。
                 ※ 本来、冬眠をしないエゾリスは
冬に備えて、木の実を地中に貯蔵する習性があります。





 早朝、湿り気がある雪が降る。風をさえぎる森の中、クマザサが葉の上に雪を乗せました。





 エゾコゲラが、カメラを構えている目前や木々の間を縦横無尽に飛びかう。エゾコゲラは、キツツキ科
の仲間の中では一番小さなキツツキです。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする