グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

晩秋色のマスイチ浜

2014年11月09日 | 室蘭の景色



 海抜102mの高さにあるマスイチ浜の展望台からの眺望です。展望台に立つと、つい先日まで断崖を
染めていた 紅葉も幕を引き、景色はすっかり晩秋色に変わりました。マスイチ浜は、展望の良さから室蘭
八景にも選ばれている 市内屈指の景勝地です。




 道内にはアイヌ文化に由来する景勝地が多く存在する。地名板に書かれているピリカノカはアイヌ語で
 「美しい・形」。平成
24年、国の文化審議会により史跡名勝天然記念物として、マスイチ浜を含む一帯は、
 「名勝ピリカノカ」として認定さ
れました。 




 マスイチ浜の周辺はガマズミの自生地。熟れた赤い実が日差しを受けて目に鮮やかに映る。この時期
の寒さに合うと、渋さや酸味が消えて甘味をまします。ガマズミの実は、果実酒の材料として珍重される木
の実です。








 一帯には、多くの野鳥が生息しています。特に、周辺の断崖はハヤブサの道内有数の営巣地です。
看板に「測量山の野鳥」と書かれている測量山は、マスイチ浜の直ぐ傍に位置する標高200mほどの
山です。




 猛禽類のノスリとトンビの乱舞です。好天、上昇気流に乗り輪を描くように空高く舞い上がる。

コメント
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