グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

風薫る室蘭岳の山麓で・・・

2014年06月25日 | 室蘭の景色



 標高911mの室蘭岳の中腹に、広大な「室蘭岳山麓総合公園」があります。港や市街地から直線距離
で、6~7kmほどの至近距離。公園内
には、登山・キャンプ・スキー場。さらに、テニスコートや多目的広場
・野外ステージその他の屋外レジャースポーツ設備などが整って
います。





 登山道入り口に隣接するキャンプ場の一帯にはシラカバ林が広がる。シラカバの木々の間を初夏の涼
やかな風が通り抜けて行きます。











 草原で、ウツボクサ(靫草)が赤紫色の独創的な咲かせています。和名の由来は、花穂の太い部分が
弓矢の矢を収める靫(うつぼ)に
形が似ている事からのようです。



 当地では、セイヨウタンポポやエゾタンポポの花が咲き終わり、ブタナの花の時期を迎えています。緑色
の草地の中で、黄色の花を散りばめたように咲くブタナの花は見事の一声です。



 ノイバラが花を満開に咲かせています。ノイバラの花は一般的には白花ですが、時として淡い桃色の
花を咲かせます。



 コウリンタンポポ(紅輪蒲公英)は、明治時代にヨーロッパから観賞用として導入された帰化植物です。
今は野生化、
庭花として育てられる事はほとんどありません。一方、この時期になると草地や道端など小
さな群落をつくり色鮮やかな花を咲かせています。

コメント (2)
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