グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

絵鞆半島を縦走・・・

2014年06月05日 | 室蘭の景色



 心地よい初夏の風が流れるマスイチ浜展望台からの眺めです。一帯には、100mほどの断崖絶壁が
 連なっています。地名に付く「浜」、何故かと思われるでしょうが崖を80mほど下ると、小さな浜がある事
 が地名の由来です。
マスイチ浜は、室蘭八景の一つ市内屈指の風光明媚な景勝地です。
  ※ ピカノカは、アイヌ語で『美しい』・『形』を意味します。道内には、アイヌ語の地名が多く、その由来と
  な
る雄大な地形が自然と共に実存しています。
 
  それらに基づき、市内では マスイチ浜を始め4か所が「名勝ピカノカ絵鞆半島外海海岸」として平成24
   年に国が
定める景勝地に指定されました。





 



 マスイチ浜第2展望台の100mほど直下に、ローソク岩が海から突き出る。海底の地形と太陽光が
影響しあうのでしょうか、時間の経過に連れて海面が神秘的な色合を見せてくれます。





 海からそそり立つ断崖でセンダイハギ(先代萩)が、黄色の花を咲かせています。センダイハギは初夏
から夏にかけて、太平洋側の海食崖などに自生するマメ科の多年草です。








 ハルカラモイは、両側の断崖絶壁がU字型に海まで迫る。その中央に噴火湾の大海原を望む景勝地で
す。
 さらに、左側の断崖の中腹はヤマツツジの自生地。新緑の木々を背景に、荒々しい岩肌とヤマツツジとの
コントラストが鮮やかに目に飛び込んで来ます。








 絵鞆半島を縦走する道路の両脇には、樹木が鬱蒼と生い茂る。緑のトンネルの中を行く木漏れ日の道
です。





 絵鞆岬は絵鞆半島の最西端。展望台に立つと、噴火湾の大海原が目の前に広がります。視界が良け
れば、北の方角に活火山の有珠山や羊蹄山、噴火湾を隔てた対岸には駒ヶ岳などの大パノラマが望めま
す。岬は、室蘭八景にも選ばれている景勝地です。




 展望台の駐車場から、住宅地越しに眺める港内や市街地方面の眺望です。半島の画像だけを見てい
ますと自然
の真っ只中のように感じられると思います。このように絵鞆半島の直ぐ内側には、街並みが広
がっています。
下の画像は、岬を後にした坂道の途中、高台から望む絵鞆漁港や白鳥大橋方面の光景で
す。

コメント (2)
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