秋、本番。街路樹のナナカモドが、赤橙色の実をたわわに実らせている。
当地では秋の季節が訪れると、まず最初に ナナカマドと蔓ウルシの葉が紅葉
を始めます。
ムラサキシキブ(紫式部)。道沿いの林の中、小さな紫色の艶やかな実
を付けている。樹名の由来は、美しい紫色の実から。
野生のリンゴとナシ。道沿いのヤブの中で自生している。共に、果実の
直径は3cm程で形は不揃。周辺に林檎園も梨園もない、野鳥が種を運んだ
のか定かでないが、素人目にも正真正銘のリンゴ/ナシのミニチュア版。
チョウセンゴミシ(朝鮮五味子)。五つの味がある事からの草名。藪の中
で一際、鮮やか。ブドウの房のよに、赤い実を付ける蔓性の植物です。
ヤマハハコグサ(山母子草)。花弁のように白く見えるのは、葉が変化し
たもの。中央のくすんだ黄色の分部が、本来の花です。
野バラ、赤い小さな実をたわわに実らせている。この時期、土手や空き
地を華やかな秋色にしてくれる木の実です。
キクイモ(菊芋)。キク科ヒマワリ属の多年草、和名の由来は花が菊に
似て、根に芋を付ける事から。当地では、野に咲く花の一年間のトリを飾る、
見る人によれば雑草ですが、ヒマワリに似た可愛い花を咲かせています。