酔狂PC道の四番手はThinkPad X60
このマシンも法人顧客向けのモデル、オマケソフトはインストールされていないがLenovoナントカとか
ThikPadナントカっていう押付けソフトがテンコ盛り。
概略のハードウェア仕様は以下のとおり。 2006年11月モデル?
CPU:Core2 T5500 1.66GHz
メモリ:512MB標準/最大3GB((PC2-5300 DDR2 SDRAM)
HDD:40GB(Serial ATA150)
メモリは現状では増設スロットに512MBを搭載しており、合計1024MBとしている。
メモリ搭載容量は不足ないと思われるが何故か起動が遅い。 立上ってくるまでの間はヤタラとディスク
アクセスランプが点滅を続けている。
IBMの押付けソフトが何か悪さをしているのかと思うのだが確証はない。
今回はメモリを上限の3GBに増設してメモリ容量に余裕を持たせ、HDをSSD換装し高速化を期待する。
【用意する機材】
1.2GB PC2-6400(DDR2-800)DDR2 ノートPC用 SDRAMx2枚組 ※下位互換 3,880円
2.HDDを換装するためのSATA対応のSSD Crucialの64GB品を準備 6,750円
その他のツール類は前回のものを使用
手順としては
①メインメモリ増設⇒ノートPCとしては標準的?な筐体底面のメモリスロット部のカバーを取外し、先客の
512MBメモリ2枚を取外し2GBx2枚に交換、PCを立上げメモリの正常性とメモリサイズを確認する。
搭載メモリは4GBであるが、システム側は上限の3Gにて認識。
残りの1GBはRAM-Diskにでも充てようかと思案中。
②現行HDDの内容をSSDへコピーし、HDDの取替えを行うのは従来と同様。
HDDの取外しとSSD換装作業は、筐体底面の取付ネジを取外し側面のHD装着部のカバーを取り外せば
HDD引抜き、SSDと入替えるだけの簡単な作業。
モバイルを意識しているのか耐震ゴムがHDDに装着されていたのでSSDへ付替えて挿入。
スイッチONしてうまく立上ればOK、デバイス認識のため再起動を実施する。
余談:このマシンのHD⇒SSDコピーの実時間は1時間あまり、前回のDynaBookに比べると1/3
の時間で終わっている。 マシンの基本性能の差か?
今回はHDDがSATA仕様であったので素の性能はIDEタイプよりも高速?と思ったが、SSD換装前の
ベンチマーク結果を見るとメチャ遅い。 FMV旧デスクトップ機の素のベンチマークよりも劣っている。
立上りが遅いのはココラが主因だったかも。
ベンチマーク結果はHDD(アライメント未)、HDD(アライメント済み)、さらにSSD換装後
(アライメント調整はHDD時点で実施済み)の三つを記録
・HDD(アライメント未)
・HDD(アライメント済み)
・SSD換装後(アライメント済み)
SSD化による性能向上が如実に出ている。 もとのHDDの性能が悪すぎたようである。
SSD換装後の4Kのランダムライトの数字にはビックリである。
SSD換装を行うならばSATAインタフェースの旧型機が狙い目かもしれない。
使用した取替え機材に要した費用は10,630円、前回のDynaBookの17,440円と比べると投資対効果は断然優位!
・・・実はこのThinkPad、HDDはIDE仕様と思い込みIDE対応のSSDを買ってしまっていた。
HDDを取外してからSATAであることに気が付きSATA対応のSSDを買いなおした経緯がある。
余ったIDE-SSDをDynaBookへ回したというのが事の顛末。
以上が一週間で4台の旧型PCをSSD換装した散財の記録である。
この後は今回使ったツール類、環境設定の紹介へ続く 時期未定
H26.4.27
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