台風くずれの低気圧通過の影響と思われる不安定な天候で夜半から早朝
にかけて富士山周辺は大量の雨が降ったようである。
深夜割の時間帯で走る高速道路の路面も所々が濡れている。
富士山展望を期待しての山あるきなので、今日のような雨後の気象条件は
ヨロシクないのが通例であるが、今週末は外出できないので山行を強行する。
【平成28年9月9日(金)】の記録
起点とする駐車地は少々ぬかるみ気味の路面状況。 気温は17℃。
サンダル履きの足元は草の雨露と泥で無残な状態に…クルマに乗り込むには
躊躇(ちゅうちょ)してしまう。
ロングスパッツを着用して端足峠へ向かう道筋をあるく。 9月23日(金)
にはUTMFのコースになる山道であるが、貯水池の近くではススキが倒れ込み
少々邪魔な感じ。
昨晩に降った雨の影響か普段は水量の少ない沢を、水が音をたてて勢いよく流れていく。
普段は涸れ沢状態の山道であるが、今日は水が流れ下る沢と化している。
標高1000mから1100mの間で二箇所ほどがこんな状態
端足峠には1時間10分ほどの時間で到着。気温は16℃。
午前7時前の展望は雲の湧き上がりは少ない
午前7時を少し過ぎたあたりから西側に雲が出始める
山道の脇には白いキノコと赤い実
雨ヶ岳の北斜面の気温は15℃まで下がる、本栖湖の方向から吹きつける風が心地良い
林を抜けた尾根筋の展望地からの富士山ビュー
西の方向から朝霧高原に湧き立つ雲が迫る
所々に秋色の彩り
雨ヶ岳に到着 気温は16℃
駐車地からの行程時間は2時間26分
朝飯のオニギリを食べながら雲の流れを観察する
朝霧高原から湧き立って上昇していく雲、西から流れてきた雲は浮力を失い沈み込んでいく
…見ていて飽きないが、手前の雲の展開が少々不安
25分ほどの朝食タイムを終えてタカデッキに向かう
トラバースルートから稜線への取付き地点には黄色いロープが設置されていた
この取付き地点は見過ごし易いので、この道に慣れていないハイカーには良い目印
タカデッキに到着 気温は20℃
雨ヶ岳からの行程時間は33分
期待した富士山展望は…NG
雲の流れは途切れそう…で途切れない展開の繰返し
20分余り雲の流れを見ていたが今日はここまで、と復路スタートとする
木陰の稜線歩きの気温は再び15℃まで下がる 道脇の木の幹には熊の爪痕が残る
…前回の山行時よりも少し増えた か?
駐車地までの行程は
・タカデッキ⇒雨ヶ岳:35分
・雨ヶ岳 ⇒ 端足峠:55分
・端足峠 ⇒ 駐車地:58分
昼食は道の駅・朝霧高原?と思ったが、前回のガッカリ経験からやめた。
帰路の高速道路上では車載の外気温計は32℃を示す 先週の山行時よりも暑い。
標高差1000mの歩き、富士山ビュー、と目標は達成できたので◎の山行結果。
end
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