PPK_Japan ・・・ Leaves dancing in the wind

世の中の柵(しがらみ)から離れ、気ままに、あるがままに

ダイヤモンドシリーズ 第三戦 Diamond View 3rd Challenge

2017年11月02日 20時13分33秒 | 富士山を見る

 毛無山塊からの秋期ダイヤモンドビューは先週で終わり。
早朝ハイクによるここまでのDiamond View Challengeは二戦・全敗という成績。

 ダイヤモンド富士のビューポイントは折り返し点の竜ヶ岳へ移動しつつある。
秋期三戦目挑戦ということで台風21号22号が通過後の現地状況未確認の
山道を早朝に歩くことにする。

 山歩きの起点とする駐車地は相変わらず湿地帯のような状況。 ここ二日ほどは
晴天続き
のはずであるが、なぜか舗装路まで水が流れ出ている。
 駐車地の気温は5℃、自宅出発時の外気温は12℃と気温差は7℃
早々に支度を終え、LEDライトを点灯して足下を確認しながら今日の展望地へ向かう。

 漆黒の林の中に緑色に光る球体二つ。 鹿である、「もののけ姫」の世界を歩いている

ような感覚に陥る。今日の山域はクマの痕跡を確認しているので慎重に歩を進める。

 駐車地から一旦標高を下げてA沢貯水池の横を通過する。顔に当たる風が冷たい。
気温計を見ると指針は2℃、山の冷気が溜まっているのか、不思議な気温推移である。
 山裾の林の中へ入り標高を上げる歩きに転じると気温は再び5℃に戻る。その後、端足峠
までは6~7℃の気温で推移。 端足峠では北風を感じるが気温の低下はなし。

 富士山展望ポイントへはダイヤモンドビュータイムの1時間前に到着。気温は5℃
西寄りの風にあおられて笹の葉が大きく揺れる。
 雲・・は東の空、手前の朝霧高原ともに見られない。
このままの状況であれば富士山頂にダイヤモンドが輝くのであるが・・・と。

 Diamond View 50分前
 

 Diamond View 40分前
 
 西から東へと雲が流れる

 Diamond View 30分前
 

 山頂の輝き 直前
 
 なんとかダイヤモンドは輝きそうな・・・

 静寂

 風に吹かれて首筋は寒いが心は温かい

 陽光を浴びて明るくなってきた遠くの山々


 アルプスの峰の連なりに雪は確認できず
 
 太陽高度の上昇と共に気温は16℃に上昇
 

 秋色の富士山景


 雨ヶ岳 日射しを遮るものはなく気温は20℃に上昇
 
 早朝の出発時に気温の低下を懸念してトレッキングパンツを夏仕様から
初冬仕様に急遽変えたのであるが、今日の気温推移ではハズレ気味な感じ。
8時29分:復路スタート

 秋の空
 
 端足峠へと下る尾根の木々は枝に残る葉は少なく、冬の装いに近づきつつある

 端足峠 気温は17℃
 

 錦秋
 
 標高が1500mを越えるところの紅葉は終わり
 山裾から麓が紅葉の見頃・・の感あり

 唯一の渡渉点
 
 普段は右から左へ流れる沢筋が一つだけ
・・が今回は上から合流する新たな沢を確認、これも台風の影響か。
音を立てて流れる沢の水は清流とは言い難く、少し濁りを感じる流れである。

 今日のLast View  冠雪は、ほんのわずかに見られる程度に減少

 本格的な冠雪が待ち遠しい

 予想通りに山道は荒れ放題、とくに標高の低い区間が顕著である。
涸れ沢のように石ころが展開する山道に枯れ枝落ち葉倒木が厚く重なり
堆積物の山となっている。
 ライトを点灯して堆積物を乗り越える往路の歩き行程は少々お疲れモード。
時間の経過と共にハイカーに踏みならされることを期待するのみである。

 駐車地へ帰着時の気温は16℃、クルマのフロントウィンドウ、ルーフには
枯れ葉が降り積もり「千と千尋の神隠し」のラストシーンを思わせる。

 山行の締めは道の駅「朝霧高原
 
 コロッケランチに「かき揚げ」を一品追加。昼食としては手頃な相場。

・・コロッケっというのはオカズになるのだろうか、と思うときがある。
 米を食べない地域でジャガイモ主食に分類されて食されているとか・・。
日本ではラーメン・ライスのような食文化もあるので、美味いと感じれば可?。
 ポテトサラダも考えてみれば不思議なオカズである。

 ダイヤモンドシリーズの第三戦、ようやく一勝である。
秋期のダイヤモンドシリーズはまだ続くのであるが、引き続き参戦するか
どうか、ビミョーなところ。
 早朝ハイクは正直なところ疲れる・・がホンネ。
折り返し点の竜ヶ岳は、毎度のように混雑が予想されるので不参加は確実。

 帰路の高速道での外気温は23℃を記録、この時期は山行装備の選択に迷う。
山歩き・・昼間は暑い、軽装 ⇒
早朝は寒い どちらを基準にするか・・であるが。

 end
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