葉港日記

佐世保近辺の風景や日常写真、佐世保港(葉港)の船舶などを、折にふれ写し留めます

「ハゼ負け」と「てんぷら」

2017年12月07日 | 佐世保の風景

※見出しの写真は拡大できません

私が住んでいる地方では、山全体が色付くような紅葉を見ることは出来ないのですが、
この時期、赤く色づいた「ハゼの木」などの姿が、山の所々で目立つようになってきます
※撮影は2017年12月上旬です
1


2



何十年も前の、子供の頃の話になるのですが、
一年中、ほぼ毎日のように、野山を走り回って遊んでいた私たちは、
夏場を中心とした時期に、他の木々に紛れて存在が目立たない、
「ハゼの木(ウルシの仲間)」の枝や葉に触れて皮膚がかぶれる、
「ハゼ負け」になる事が時々ありました

そんな時、私たちは「てんぷら(さつま揚げの丸天)」で患部を拭き上げ、
その「てんぷら」を食べると、症状が治まるという治療方法を、
大人も子供も信じ、実行しておりました

たぶん、私が育った地域だけの言い伝えだったのかもしれませんが、
そのおかげで治ったのか、時の経過による自然治癒だったのか・・・
今では、遠くてなつかしい思い出となりました

子供のころ、身近に有ったハゼの実を使って、ロウソクが作れないだろうか、
などという事を、まったく考えなかったのも、
やはり「ハゼ負け」が怖かったからかもしれません
3


4



葉が散り、色付いた柿が、たわわに実っています
吊るし柿にするには、ちょっと熟し過ぎているような気もいたします
5



師走にはいって、ススキも白く輝いています
6


※画像は2回目のクリックで更に大きな写真になります

ランキングに参加しています
にほんブログ村 地域生活(街) 九州ブログ 佐世保情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 その他趣味ブログ 船・船舶へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ