トーキョーランチ事情 再び (前大阪 南堀江コンカツ事情、元日本橋ランチ事情)

某金融会社に勤務する典型的ダメリーマンの日々の雑観。
ブログタイトルは語呂とノリと異動(転勤)で変更。

ホスピタリティの奥底。

2005-11-02 | 日本橋
来た、見た、食った、日本橋ローラー大作戦。

今日は、前回相棒にも後輩にも大不評だった「プロント」に。
というのも、昼飯自体はプロントで安く済まし、その後でケーキを食おうという作戦なのですな。

というわけで、本日のランチは「プロント」で「ミートスパゲティ」を食し、その後「KEYUCA」で「モンブランタルト」を食す。


プロントは相変わらずレジスタッフが非人間的に客をさばいており、なんだかブロイラーの鶏になったような気持ちでオーダーを済ませ着席。

出てきたものは予想にたがわず、なんだか「餌」チックな代物。
粉チーズ(うまくない)、とタバスコもどき(タバスコですらない)を大量にかけ、舌をごまかしつつ食べる。

いいのだ、別にいいのだ、今日は。
目的はここじゃないのだ。


580円(これでも高い)



すかさず「KEYUCA」に移り、ケーキを頼む。
今日は店に入る前からモンブランと決めていたけれど、モンブランをタルト仕様にしたものがあたのでそっちに変更。




食べた瞬間「???」
固い・・・、そして冷たい・・・。
栗のクリームが、全体の形を保ったまま、ガバッと「取り外しできてしまう」ような状代物。

あのー、本当にこれ今日作ったものでしょうか?
この時間に、1個だけ残っていたという状態だったので気になっていたのですが・・・。

見た目がステキだっただけに、もう、がっかり。

でも、中に入っている栗の渋皮煮は普通に美味かったですよ。

コーヒーについてくる、ちっちゃなマドレーヌは存在理由が不明。
こういうのは「サービス」とは言わないと思いますよ。


奥にある、ソファ席は居心地がよさそうでしたね。

400円ぐらい






夜は「ミスおばんざい」ことカリスマ店長が仕切る「膳丸」で歓迎会。

割と安い宴会用のコースなのですが、ここは本当にリーズナブル。

秋らしく栗のイガを模したコロッケ、中身はかぼちゃと栗?が特にステキでした。



そのほか、串焼きにねぎ油を客の前でかけたり(煙が出すぎて火災報知機が鳴り出したのはご愛嬌。)、デザートのゾルベにロゼのスパークリングワインをこれまた客の前でサーブしたりと、手間を惜しまない演出も見事ですね。
ちゃんと「考えている」感じがします。
(まぁ、前菜の4種盛りは正直イマイチでしたし、その後の玉こんにゃくもどうかなとは思いましたが。)


なにより、このお店はスタッフがすばらしい。
明るく、親切で、丁寧で、働くヨロコビに満ちた感じが伝わってきます。
同じように日々「労働」している自分には彼ら彼女らの真似はとてもできないし、うらやましく、非常にまぶしく感じます。

ホスピタリティというのは、やらされているうちには決して出てこないというシンプルな真実が肌身でわかりますね。
スタッフに「はずれ」がいない、というのは採用はどうしているのかしらん?
それとも「育成」に秘密が???


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コメント (3)
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