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『キラーストリート』を歌ってみました

いや~。

サザンオールスターズ好きのお友達と、ちょっとカラオケ
に行ってみました。アルバム『キターストリート』の曲が
配信されたから、とのことで。

いや~。

あらためて、桑田さんのすごさを体感?してきました!(^◇^;)

桑田さんの歌は、いつも、本人はあんなにさらっと歌っているけれど、
実際に自分で歌ってみると、ものすごく難しいんです。
高音と低音が入り混じり、音域が広いわ、リズムが難しいわ!

今回も、ご多分にもれず。
とにかく、あんな風には歌えないわけです。(アタリマエだけど)

そして、しみじみと歌詞をあらためて見て、曲を一緒に歌ってみて、
アルバムのすべての曲のすばらしさを味わってまいりました。

ヘタクソな桑田さんの歌はもういいとして、(^◇^;)早くライブで
生の『キラーストリート』の曲たちを聴きたいなあ。

東京講演が待ちどおしい、秋の夜長のなんちゃって『キラーストリート』
でした。

おしまい。

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『突然ですがキリギリス』 関口和之(サザンオールスターズ)

『突然ですがキリギリス~誰も書きたくなかったサザンオールスターズ』
関口和之

サザンオールスターズのベーシスト、ムクちゃんこと、関口和之。
メンバーの中でも、無口で、だけど味のある彼の存在は、サザンオール
スターズの中でも、とても大きな役割を果たしているのではないか、
と私は思う。

ムクちゃんは、ソロ活動でも、ウクレレのアルバムを何枚か出しているのだが、
それがまた全部いいのだ!どれもこれも、大好きなアルバムだし、ライブも最高に
楽しかった。今や日本のウクレレ界?でも大事な存在なのではないかな。
のほほん、とした彼は、音楽もさることながら、エッセイや小説も手がけており、マンガまで書いている。
静かな、才能豊かな人だ。ユーモアのセンスも抜群だし、とってもいい。

そんな彼が、1977年のサザンオールスターズのデビューの前、青山学院大学での
桑田さんとの出会いから、「勝手にシンドバッド」のデビュー。そして、5年後の
「チャコの海岸物語」のヒットあたりの時代の話を書いたのが、この、「突然です
がキリギリス」だ。書いたのは、そのデビューから5年後だ。

彼の文章は、本当に視線があったかくて、ほのぼのしていて、読んでいても、
笑えるし、ほろっと泣けるし、楽しい。
自分の青春時代をふくめ、サザンのメンバーを描くその目には、愛情がこもって
いる。今でも、この本は、たまに読む。

そして、何よりも、今、デビューから、なんと27年もたったサザンオールスター
ズのその青春は、とってもおもしろおかしく、そして、輝いている。
やっぱり、今も輝いている人は、青春も輝くのだ、と感じた。

デビューから、今にして思えば、たった5年後の作品。
ムクちゃんも、それからさらに22年経った今でも、桑田さんと一緒にサザンオー
ルスターズで居る、とは思わなかっただろうな、と思う。
しかも、あれからずっと、輝いているんだから。
これって、すごい事だ!

とにかく、サザンがデビューに至るまでの話が、ものすごくおもしろい。
この本にもあるが、サザンをデビューさせた当時のビクターのディレクター
(今はビクターのエラいエライ方)の高垣さんの言葉が、またいい。

デビューの時の言葉だ。ムクちゃんの本から抜粋:
  「3年後には有名に、5年後には日本一のバンドになってほしい。そして
   各自が力をつけ、ソロアルバムを出せるようになるまでがんばろう。
   俺もがんばるよ。」
  めずらしくキマった言葉だった。忘れてはいない。

そして27年後が今である。

人生ってすごいね!
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『ひき潮~Ebb Tide~』 サザンオールスターズ

『ひき潮~Ebb Tide~』

ニューアルバム『キラーストリート』に最後に収録されている曲だ。
本当~に、しみじみと、いい曲だと思う。
初めて聴いたときから、何度聴いても、じんわりと切ない。

桑田さんも、自身のライナーノーツで、”年齢的にも黄昏ていく頃の
落日の太陽が最後に放つ美しさや、充実した有終の美みたいなもの
を良しと考えられるようになった。””自分としてもサザンとしても
今はじんわりとした「ひき潮」感がすごく心地よく感じられる時期
(季節?)”と語っているのだが、
なんだか、桑田さんのその”充実した有終の美みたいなもの”が、
なんとなく歌に現れていて、まるで桑田さんがいなくなっちゃうので
はないか?などと、ものすごい飛躍した妄想にとらわれ、
ひとり、焦ってしまった。(^^ゞ

というくらい、なぜか切ないこの「ひき潮」。
本当に、綺麗な歌だよなぁ。桑田さんの歌の上手さが、また一段と
ひきたつ綺麗なメロディだと、感じる。

こんな歌は、黄昏の静かに波が打ち寄せる浜辺で、しみじみと・・・
聴いたら、泣いちゃうだろうなぁ。

とにかく、好きです。「ひき潮」。
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『キラーストリート』を聴いています

サザンオールスターズの、桑田さんの曲を、聴きこむのが
好きだ。もうこれは27年間、ずっと。

なぜか、聴けば聴くほど、じわ~っと染み入る、感じ。

そして今『キラーストリート』を聴いている。また、聴き
こめばこむほど、好きになって行く予感がする。
その予感は、今までのどのアルバムよりも、大きい。

2枚組30曲。
こんなにたくさんの曲があるのだが、とにかくまずうわ~
っと思った曲が、DISC-2のラストの曲、つまりこのアルバム
のラストの曲「ひき潮~EDD TIDE~」。

これは・・・すっごく好きです。
何よりも、もう、桑田さんの歌がうまい!
(これはどの曲にも、もちろん言えることで、アタリマエの
ことなのだけどね)とにかく、あらためて、しみじみと、また、
桑田さんの歌のうまさ、声のよさに、しびれた!

一言で説明することは難しいからしないのだけど、とにかく、
この曲のメロディと、歌詞と、桑田さんの歌声が、こんなにも
キレイでいいのだろうか!(^u^;)ハァハァゼェゼェ…

そして、またいつものように、私は思う。
こんなにたくさん歌っちゃって、桑田さんの声がなくなっちゃ
ったらどうしよう。・・・

ばかである。

今日もまた『キラーストリート』がお休みミュージックだ。
しばらく続くなぁ。

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『キラーストリート』を買いに

明日10/5発売の、サザンオールスターズのアルバム
『キラーストリート』。
すでに今日発売になったので、早速買いに行きました。

吉祥寺の駅ビル、ロンロンにある新星堂。
店でも、大々的に店頭で売り出しをしていました。

数人の人たちが、『キラーストリート』を手に、レジ
に並んでました。
うーん。売れている!・・・・と思う!

さて。サザンオールスターズのオリジナルアルバムは、
実に7年ぶり。
基本的に、ベストアルバムが好きではない私にとって
は、本当に7年ぶりに、アルバムを手にしたことになり
ます。

今回、桑田さんがパーソナリティをつとめているラジオ
番組では、数週間前から、少しづつ、アルバムの曲を
流し始めていました。しかし!
私は、あえて、あまりそれには耳を傾けず、アルバムの
発売日を待ちました。
アルバムを始めて聴く時の、なんとも言えないウキウキ
ドキドキ感が大好きなのです。
どんな曲から始まるのかな、どんな曲が入っているのかな、
と。

そして、いそいそと家に帰り、CDデッキにセット。

うーん。すごい!
本当に、おもちゃ箱みたいなアルバムだ!と、一度聴いて
みて、そう思った。

私にとって、サザンオールスターズ、桑田さんの曲は、一度
聴いたときに、すぐ、あ!これ!と思う曲と、始めは(・_・)......ン?
と思うけど、聴けば聴くほど、どんどん好きになっていく曲と
2通りにわかれます。

だから、この2枚組のビッグなアルバム。いろんな曲が入って
いるので、これから何度も聴いて、どんどん好きになって行く
のだろうなぁ・・・・と、ワクワクしている。

やっぱり、オリジナルアルバムって、いいなあ!

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『キラーストリート』 サザンオールスターズ

青山通りを南北に縦断する、外苑西通り。通称「キラーストリート」。
どちらかと言うと、「キラー通り」の方がなじみ深いかな。

10月発売の、サザンオールスターズの2枚組ニューアルバムには
「キラーストリート」のタイトルがついた!
ビートルズの「アビィロード」を文字っているところが、にくい!
サザンオールスターズがデビュー以来、レコーディングの多くの時間を
このキラー通りに面する「ビクタースタジオ」で費やしている。

デザイナーのコシノジュンコが70年代に名づけた、と言われる「キラーストリート」
は、青山墓地があるから、とか、当時カミナリ族がよく事故を起こしていたから、
とか、いろいろな説があるのだが、いずれにしても、なかなかステキなネーミング
だと思う。

このキラー通り(外苑西通り)、青山通りから南側は、青山墓地があったり、西麻
布のオシャレな店が立ち並んでいたり、と、どちらかと言うと、北側よりも、こちら
側の方が「キラー通り」なのだ、という説があるそうだが、
私にしたら、北側の千駄ヶ谷、霞町、まさにビクタースタジオのあるあたりが「キラ
ー通り」というイメージがある。それは、そちらの方が私の地元だから、だろうか。
当時、というのは、かれこれ2,30年前!(ひえー)私にとっての「キラー通り」
は、神宮外苑の公園があり、絵画館があり、神宮のプールがあり、東京体育館や
神宮球場、テニスの打ちっぱなしの壁......地元の四谷からは自転車でひとっぱ
しりで来れる絶好の遊び場だった。

日曜日になるとお弁当を持って、通り道の「ナポリアイス」のアイスクリームを
食べながら、神宮へ、と自転車を飛ばして遊びに来た。
あの辺は、都会にありながら緑が多い。子供心に、そのギャップみたいなもの
が楽しかったのだろう、と思う。
お気に入りの場所だった。

そんな場所のひとつ「キラー通り」。
江ノ島や茅ヶ崎、烏帽子岩、横浜、鎌倉のように、またサザンオールスターズに
とってのゆかりの場所、名所となるのだろうか。

初回限定版は、桑田さん本人によるライナーノーツ付だそうで、とても楽しみな
のだけど、アルバムの中に、「キラーストリート」という曲があるそうだ。何でもインス
トロメンタルだそうで、それもまた、とても楽しみ。
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サザンオールスターズ 『神の島遥か国』

サザンオールスターズ 『神の島遥か国』 がとにかく大好きだ。

実に27年前!のデビューアルバム「熱い胸騒ぎ」というアルバム
は当時中学生だった私には衝撃的で、これはもう今でも大好き
なアルバムである。
当時中学1年生だったし、そんなに音楽は詳しくはなかった。
どちらかというと、あの当時の周りの人たちと同じように洋楽を
聴いていたりしたので、あまり邦楽に興味もなかった。
それでも、まずあのデビュー作「勝手にシンドバッド」の桑田さん
の声とパフォーマンスは衝撃だったし、その曲が入っている
デビューアルバムは、それだけで大好きな1枚となったのだが、
とにかく、このアルバム、おもちゃ箱のようなのだ。

いろいろな曲が入っている。歌詞も楽しいし、何よりも、全部の
曲のテイストが違っていて、レゲエがあったりブギがあったり
ロックがあったり歌謡曲があったり・・・
そして、そのおもちゃ箱の中には、♪小粋な言葉はいらないけ
れど、夢から覚めずにいたいだけ~♪などというしみじみと優しい
歌詞のバラードなんかも入ってる。
子供心にも、めちゃくちゃ楽しい!と感じたし、その気持ちは今
でも変わっていない。
今聴いたって、ちっとも古い感じがしない。パワーもそのまま。

そして、あれから27年経った今、新しいシイングルのカップリング
曲がこの『神の島遥か国』だ。(前振りが長くなってしまったけど)

とにかく、この曲、沖縄(石垣島)をイメージして作られたそうで、
曲には三線と指笛 が使われていたりするのだけど、出だしは、
ニューオリーンズ調だったり、サビは、また違った感じであったり、
と、私にとって、まさにサザンオールスターズらしい!という曲である。

まさにおもちゃ箱のようなのだ!桑田さんの歌い方も、すごい!
この1曲でいろんな歌い方してる。
出だしで、体中にリズムが響いてきて、途中では沖縄の踊りを
踊りたくなるメロディ。海が見えてくる。
CMでも流れている最後のサビでは、キュンと泣かせてくれる。
アタリマエだけど、桑田さん歌上手すぎるよ!(興奮)
そんなサザンオールスターズの魅力がギューギューにつまった
1曲。そう思う。

そしてこの夏、野外のフェスで、夜風そよ吹く中、この歌をライブで
始めて聴いた。
もう、桑田さんがかっこよすぎ。この歌うたっているときの桑田さんは
とっても楽しそうだし幸せそうだし、歌も上手すぎて、とにかく、
ライブで聴くのに最高の曲だとあらためて思い、感激で涙が出てきた
ほどなのだ!(興奮)

またまたサザンオールスターズの曲で大好きな曲が加わった。

まったく衰えない桑田さんの音楽に対する情熱に、またまたやられっぱなし
だった今年の夏も、もう終わろうとしている。
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愛を植えましょこの島へ

  この国が平和だと 誰が決めたの?
  人の涙も渇かぬうちに

  蒼いお月さまが泣いております
  未だ終わらぬ過去があります

  愛を植えましょ この島へ
  傷の癒えない人々へ
  歌を忘れぬ人々へ

  愛を植えましょ この島へ
  いつか花咲くその日まで
  語り継がれてゆくために
   
    『平和の琉歌』サザンオールスターズ より


戦後60年。
この歌を聴いていると、本当に音楽で、平和な世界
が創れるような、そんな気さえする。

少し体調が悪くて、駅前の病院へ薬をもらいに行った。
帰りに、国分寺駅からバスに乗ろうとしたとき、
前のおばあさんが、足腰が弱く、荷物が重たくて、
バスに乗るのに四苦八苦していた。小さく細い、80歳
くらいのおばあちゃんだろうか。

手を貸して、バスに乗せてあげた。
おばあちゃんの荷物を椅子まで運ぶ。ものすごく重い。
きっと、おばあちゃんの体重より重い。
おばあちゃんは、何度もお礼を言った。
いいよ、おばあちゃん、そんなのあたりまえなんだから。

頭痛がするので、椅子に座って発車を待っていると、
さっきのおばあちゃんが、後方から、えっちらおっちら、
やってきた。
先ほどのお礼に、と、抹茶味のキャラメルを2つ、くれた。

もともと、おじいちゃん、おばあちゃんに弱い。
子供の頃、何かお手伝いすると、なぜかおばあちゃんが
キャラメルをくれたことを思い出した。

80歳くらい、というと、戦争が終わったとき、このおばあ
ちゃんは、まだ若い女の子だったろう。
きっと、戦争で苦労して、今まで長生きしているのだ。

こんな、戦争を知らない、大変な経験をしていない私なんか
の若いものと一緒の時代を生きる今、おばあちゃんにとっては、
生きやすい世の中だろうか?
こんな重い荷物を、こんな暑い日に一人で持って、曲がった腰
でバスにも簡単に乗れなくて、でも、お礼に孫のような私に、
キャラメルをくれる。

死んだおばあちゃんを思い出して、なぜか、キャラメルを食べた
ら、涙が出てきてしまった。はずかしてく、窓の外を見る。
抹茶の味が、甘くて、ほろにがかった。

ぼんやりと、サザンオールスターズの『平和の琉歌』が
頭の中に流れてきた。いい歌だなあ。

そして、戦争が終わってから、まだ60年しか経っていないのだ、
と、そのおばあちゃんの姿を見て、思った。

おばあちゃん、キャラメル、ありがとう。
  
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『真夏の果実』が咲いた。夏フェス!

夏の野外ライブっていいね。

今年で6回目になるというROCK IN JAPAN FES。
私も2度目の参加だ。ひたちなか海浜公園へ。

広い広い公園という空間で、たくさんの人たちが思い思いのスタイル
で音楽を楽しむ。日差しを避けて木陰でこっそりとステージを観てい
る人、太陽よどんと来い!というスタイルで、ずっとステージ付近で
ライブに参加している人。ステージから遠く離れたフードコート
でおいしいものを食べながら、潮風と一緒に流れてくる音楽を聴いて
いる人。なぜかずっと寝ている人。

そこにはいつも音楽が流れている。その空気だけは、そこに居る約
5万人にも及ぶ人たちの共通の条件。あと、笑顔。
あとは何して聴いていてもかまわない。そんな自由ないい空気が、
いろいろなマナーをクリアにしていく。

若い人って、ちゃんと楽しむじゃない!と思う。やっぱり「楽しむこと」
に関しては、すごいパワーを発揮するのだ。
大好きなアーティストのときには、もちろんパワー全開で立ち向かう。
踊り、歌う。
夏フェスだから丸一日、いろんなアーティストが出演するわけだけれど、
そんなに興味がなかったアーティストが出ても、それなりにその音楽を
楽しんでいるのだ。素直に音楽を楽しんでいる。
そんな光景を見てると、いいな、と思う。
やっぱり、音楽って、何をも超越するものなんだ、としみじみと感じるのだ。

私自身も、普段は聴かない、というか、聴く機会のないバンドの音楽を、
この夏フェスを通して、しかもライブで観ることができるて、
なかなかいいじゃない!と思う。

音楽、自由な空間、楽しむために守られているマナー、素晴らしいアーティスト
のパフォーマンス、夏の暑い日ざし、たくさんの人々・・・・
すべてをひっくるめたこの空気が、夏の野外ライブ、夏フェスの最高であり
最大の魅力なのだろう。

余談?だが、そんな中、やっぱりサザンオールスターズって、すごいな、と
実感した。どんな年代の人も、ファンでない人も、ファンの人も、そこに居た
すべての45000人が、おそらく今回演奏した曲を、全部知っていただろうし、
それを楽しんでいた。それまで寝ていた人も、食べていた人も、みんなが
ステージに向かって、笑顔で手をたたいて踊っていた。
音楽のジャンルも、すべてを超えて、まるでこれこそ、音楽!これこそ夏フェス!
とてつもなパワーを感じた。

一日中太陽に晒され、汗をかき、音楽に酔いしれ疲れた体に、サザンオールスターズ
の「真夏の果実」は、じわ~っとしみいってきた。
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サザンデビュー27周年

27年前の今日、サザンオールスターズがデビューしました。
「勝手にシンドバッド」。
中学生の私には、衝撃的でした。今でも大好きな一枚。

その記念日に、デビュー曲「勝手にシンドバッド」から
「TSUNAMI」までのシングル全44曲が、デジタルリマスタリング、
12㎝CDとなって、本日発売されます!

うーん。やっぱり27年っていうと、すごいね。
こうして44枚のシングルジャケットを見ていると、すべてに
その時々の思い出なんかがあったりして、改めて「歴史」を感じ
てしまいます。

そのシングル盤も、ほとんどがヒット曲。ファンでない人も
知っていたりするのではないでしょうか。
あまり世の中的には売れなかったけど、実は名曲、なんていうの
もあったり、ひっそりとB面(レコード盤の”B面”ね)にすごい
曲が隠れていたり、と、さすがに44枚もあると、そのボリューム
はすごい。
これを機会に、また一枚一枚に思いを寄せて、これはCDとして
やっぱり持っていよう!と思うものだけ、買いに行こう、と思う
のです。

とにかく。
こうして売れ続けている限り、サザンオールスターズは「伝説」
にはなり得ないだろうけど(また、なりたくもないだろうけど)
どうぞこれからもずーっと、大好きな音楽を楽しく、やって
行って頂きたいと思います。

27周年、おめでとうございます!

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『孤独の太陽』 桑田佳祐

「魚」

夏が終わって
ひとりぼっちの静かな海に
昔おまえを探しに訪れた
ぐうぜん おまえはとびついたっけ
うたがいもせず・・・・・・・・・・・・
ぼくのエサに・・・・・・・・・・・・

そんなところがあわれだね
涙ぐみながら見つめたりして
ぼくまでなんだか悲しくなったみたい
おまえをやっぱりかえしてやったよ
わびしいぼくらの出逢いだった
今はどこでどうしてる?

「追記」
魚を捕えてみて、痛感したことがある。
何も知らない小さな魚をつり上げるなんて、
だまして殺すのと同じだって。
あんな小魚が人間の知恵に勝てっこないから。
つり上げた魚はまた海へ逃がしてやった。
でも、それはあの時の静かでさびしい海辺が
私をそうさせたのかもしれない。

作/高(普)二 桑田佳祐(1973頃)
鎌倉学園高校論文集「星月」より引用
------------

とある方のHPで見つけた、桑田佳祐高校時代の詩。
やっぱり、桑田さんって、天才だったのかな、って
この詩を読んで、そう思った。
天才、という言葉、桑田さんにあまり簡単に使いたくない
のだけど。

「ぼくまでなんだか悲しくなったみたい」 とか、

「今はどこでどうしてる?」 終わるところなど、ぐっとくる。

そして、この詩でわかるように、桑田さんにとっての
「海」「海岸」は、やっぱり、子供の頃からか生れた
時からかわからないが、彼にとっては、いつでも側にあり、
そして、いつでも寂しく、哀しく、切ない静かなものなのだ。

夏だ!サザンだ!TUBEだ!イエーイ!・・・と、
世の中の多くの人が、サザンの歌を、夏のにぎやかな歌
だと思っているのではないかと思うのだが、
実際に、桑田さんの詩の中の「海」「海岸」「夏」に、明るく
にぎやかな歌詞は、ほとんど、ない。というか、ない。

「砂まじりの茅ケ崎 人も波も消えて」
「一人で渚に立って寄せる波に吐息だけ」
「砂に書いた名前消して 濤はどこへ帰るのか」
「渚に埋めた涙には秘密も思い出が」
「遠い思い出の夏は 冷たい夜しか残さない」
「誰かが落とした麦わら帽子が 波にさらわれて夏が終わる」
「真っ赤な太陽が黄昏に沈む時 海が悲しげに揺れる」

書き出すときりがないのだ。
結構、人の哀しい繊細な気持を歌っている。
だけど暗くならないのは、メロディラインの美しさ、と、
桑田さんの繊細さ、暗い気持を暗く歌わない、という
一種のテレ、のような感覚のせいかもしれない。
自分の繊細な一面を、どことなく隠してしまう、ような
そんな感覚が、桑田さんの、きっと何気なく書いた高校生
の頃の詩に、すでに現れているのを知って、唸った。

唯一、桑田さんのそんな繊細な一面が、ドーンと前面に
出てきてドキリとなったアルバム この「孤独の太陽」は、
桑田さんのソロのアルバムだが、ちょうど彼が母親を
亡くした時の作品である。どの歌もどことなく重く、暗い。
「月」とアルバム最後の曲「JURNEY」などは、今でも
聴くのにちょっと力が入ってしまう。泣けてくる。

大好きなアルバムである。
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桑田佳祐

いつも友達と話をするとき、「あれって最悪だよねー」とか
「あれがキライ!」とか、考えてみると、キライなものに話を
咲かせ文句を言いつつ笑いあっている、という場面が多い。
ような気がする。

なので、自分の「好きなもの」について、少しずつ書いていこ
うと思う。やっぱり、楽しい話しなくちゃね。

ぐふふふ。

桑田さんが、好きです。サザンオールスターズの桑田さんです。
彼らのデビューの頃、私は中学1年生でした。
桑田さんの「声」にひと目ぼれ。ん?ひと耳ぼれ。
それ以来、ずーーーっと片思い。
桑田さんの歌声、歌詞、曲、歌い方、話し方、笑顔、手、声の
トーン、歌のウマさ、顔、とにかくすべてに憧れています。
誰が何と言おうと、永遠の憧れの人です。

恐らく、世の中の桑田さんファンの中でも、自分が一番桑田さん
を好きに違いない!(^◇^;)と、ずっと思ってます。
考えてみると、13歳の頃から、何かにつけ、桑田さんの声が
そばにあった。
もちろん、他にもいろんな音楽を聴くけど、桑田さんの曲は
いつでも空気のように私のそばにあった。
私の人生の中の、あたりまえのリズムなんだなあ・・・

私がいろんな音楽を聴くようになったのも、桑田さんの影響だ。
桑田さん自身、ほんとにいろんな音楽を聴いて育っている。
桑田さんの「幅の広さ」「振り子の幅の大きさ」「奥深さ」は
そんなところから来ているのだろう。

これからもずっと憧れの人です。
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