原の辻遺跡からほど近いところに壱岐市立一支国(いきこく)博物館があります。魏志倭人伝では「一大国」とされている壱岐ですが、その他の文献では「一支国」と表記されていますので、壱岐にあった古代国家は一般的に「一支国」と表されています。
一支国博物館は、今年(2010年)春に開館したばかりです。建物は曲線が特徴の3階建て、4階部分に展望塔があり、設計は黒川紀章氏によるもの。氏は2007年に亡くなっておりこれが遺作と言われています。
博物館の屋上部分は庭園になっています。いろいろな都市計画を発表してきた黒川紀章氏ならではの特徴です。温暖化が進むにつれ、これからこのような屋上庭園のある建物が増えるのかもしれません。
さて、建物もすばらしいのですが、展示もまたすばらしいものです。私が見て2つ面白いところがありました。ひとつは最初にシアターで上映される一支国の紹介。単純な観光案内ではなく、ストーリーのある作品にまとめられています。レンズもムービー用のものが使われていて、映画として楽しめます。スクリーンの反対側は窓になっていて、ちょうど原の辻遺跡の全景が見えるような配置になっています。上映が終わってスクリーンが上に上がると同時に映画の上の古代の原の辻遺跡と今の遺跡とを対比できるような演出が行われています。
また、一支国トピックのコーナーでは、壮大なジオラマで当時の生活の様子が再現されていますが、ジオラマの人形がマンガチックに出来ていて(4頭身くらい )、その表情もたいへんわかりやすく作られています。
他にもいろいろな試みが行われていて、ちょっと今までの歴史博物館とは違った雰囲気です。壱岐にお出掛けの際には立ち寄ってほしいところです。
※詳しくはこちら>>>長崎県壱岐市立一支国博物館
一支国博物館は、今年(2010年)春に開館したばかりです。建物は曲線が特徴の3階建て、4階部分に展望塔があり、設計は黒川紀章氏によるもの。氏は2007年に亡くなっておりこれが遺作と言われています。
博物館の屋上部分は庭園になっています。いろいろな都市計画を発表してきた黒川紀章氏ならではの特徴です。温暖化が進むにつれ、これからこのような屋上庭園のある建物が増えるのかもしれません。
さて、建物もすばらしいのですが、展示もまたすばらしいものです。私が見て2つ面白いところがありました。ひとつは最初にシアターで上映される一支国の紹介。単純な観光案内ではなく、ストーリーのある作品にまとめられています。レンズもムービー用のものが使われていて、映画として楽しめます。スクリーンの反対側は窓になっていて、ちょうど原の辻遺跡の全景が見えるような配置になっています。上映が終わってスクリーンが上に上がると同時に映画の上の古代の原の辻遺跡と今の遺跡とを対比できるような演出が行われています。
また、一支国トピックのコーナーでは、壮大なジオラマで当時の生活の様子が再現されていますが、ジオラマの人形がマンガチックに出来ていて(4頭身くらい )、その表情もたいへんわかりやすく作られています。
他にもいろいろな試みが行われていて、ちょっと今までの歴史博物館とは違った雰囲気です。壱岐にお出掛けの際には立ち寄ってほしいところです。
※詳しくはこちら>>>長崎県壱岐市立一支国博物館
ちょっと遠いですが前日の日記にある靜岡空港→福岡空港→博多港→壱岐のルートで行けば楽々ですね!w
対馬には30年前、何度か行きましたがnaoさんがおっしゃるように壱岐も対馬も長崎県なのに福岡の方が近い。
まるで伊豆半島のすぐ近くなのに東京都の大島みたいですね。