goo blog サービス終了のお知らせ 

大井川の風

春夏秋冬、四季それぞれの風をお届けします。
富士山静岡空港をはじめ大井川流域のさまざまな
情報を掲載しています。

富士山静岡空港の今! その519 FDA静岡鹿児島便空の散歩K席 その2

2011-09-03 20:00:00 | 富士山静岡空港
「今!」の記事ではなく、ずっと前の搭乗記で申し訳ありませんが、今冬が正念場となる静岡鹿児島便の空の散歩をお届けしています。今日はその2回目。遠州灘を離れると機内サービスが始まります。
おなじみシャトレーゼの焼菓子です。「お好きなだけどうぞ!」と言われてしまうとちょっと躊躇してしまいますね。プライドなのか度胸がないのか、2個いただくのが限界です。みなさんはいかがですか?


そしてドリンク、この日はホットコーヒーを選びました。
「うん?」 ここでちょっと気づきました。


4号機、いつの間にかシートを張り替えたんでしょうか?アメリカからやってきた時は藍色のシートだったはず(以前の4号機のシート>>>こちら)。しばらくご縁がなかったので、ずっと昔に張り替えてあったのかもしれません。


熊野灘上空にやってきました。見えているのは三重県尾鷲市の賀田湾から熊野市の北部のあたりです。三重県は伊勢・志摩・伊賀・紀伊の4つの旧国から構成されていますが、この辺りは江戸時代まで和歌山県と同じ紀伊国でした。


直線の美しい浜がずっと続いているのがわかります。こちらは熊野市から県境の紀宝町まで続く「七里御浜」です。


三重・和歌山の県境を流れる熊野川です。写真の右は三重県紀宝町、左は和歌山県新宮市です。


那智の滝が見えるかも…と思っていましたが、雲に覆われていて分かりませんでした。冬の空気が澄んだ日なら「もしや…」と思います。
紀伊半島の上空から見えたのは、竜の形に見える古座川の七川貯水池。何かパワーをもらったような気がします。


出発から30分余り、4号機は紀伊半島を横断して、和歌山県すさみ町の上空にやってきました。


本州はここで終わり、ここから海を渡り四国・九州に向かいます。


静岡出発から40分余り、窓の外に高知県の室戸岬が見えてきます。


こちらは拡大写真。お天気が優れないので残念ですが、晴れている日ならもっとすばらしい景色が広がっていることでしょう。


足摺岬までの間にトイレを済ませます。
流すボタンに貼ってあるシール。日本語だとちょっと表現がわかりにくいのですが、英語の方は「DO NOT FLUSH WHILE SEATED ON TOILET」…つまり「座っているときに流すな!」と分かりやすいです。航空機のトイレは「真空式」なのですが、もし座っているときにこのボタンを押してしまったらどうなるのでしょうか?…おしりが吸い込まれてしまう??のでしょうか。押してみたい衝動に駆られるのですが、押したら二度とFDAには乗れなくなってしまうので、押しません(笑)。


そうこうしているうちに足摺岬の周辺にやってきました。ちょうど土佐清水市の上空です。A席側からは足摺岬が見えているのかもしれません。K席側からは同市の大岐海岸が見えています。


4号機はさらに西に進み、高知県大月町の上空に来ました。宿毛湾から宇和海にかけて海に突き出た半島や島々など、幻想的な風景を見ることができます。大月町は高知市から車で約3時間、黒潮と瀬戸内海がぶつかる魚の宝庫。昔から出かけるのは好きですが、まだまだ日本には私の行ったことのない場所があります。


大月町の柏島を見送って、4号機は西日を浴びながら日向灘を越えて宮崎県に向かいます。
<つづく>

最新の画像もっと見る