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大井川の風

春夏秋冬、四季それぞれの風をお届けします。
富士山静岡空港をはじめ大井川流域のさまざまな
情報を掲載しています。

富士山静岡空港の今! その520 FDA静岡鹿児島便空の散歩K席 その3

2011-09-10 23:30:00 | 富士山静岡空港
「今!」の記事ではなく、ずっと前の搭乗記で申し訳ありませんが、今冬が正念場となる静岡鹿児島便の空の散歩をお届けしています。今日はその3回目。

前回の空の散歩「その2」で、紀伊半島を横断する写真を掲載いたしましたが、今回の台風12号でその場所に甚大な被害が発生いたしました。心よりお見舞い申し上げますとともに、1日も早い復旧をお祈り申し上げます。


さて、空の散歩に戻ります。静岡を出発して65分余り、FDA4号機は宮崎上空にやってきました。見えているのはちょうどフェニックス自然動物園の辺りです。


都城市が近づくとベルトサインが点灯します。ここで4号機は左に旋回、南へ向かって飛行します。見えているゴルフ場は曽於市の三州CC、ここはもう鹿児島県です。


少しすると今度は右旋回、旋回する翼の下に見えるのは東九州自動車道の末吉財部ICです。今度は北西方向に向かいます。


いくつもの山や谷を越えて、高度が下がり茶畑が広がってきました。離着陸時に茶畑が広がっている空港は、ここ鹿児島と静岡だけでしょうか。おっと・・・そのまま空港の東側を素通りです。


空港を通り過ぎて左旋回、混雑しているのでしょうか?
いよいよ北側から着陸します。


鹿児島空港に着陸しました。主に薩南諸島を結ぶJACのボンバルディア機が見えます。


それでも定刻より10分早く、鹿児島空港に到着しました。静岡空港からはおよそ85分、島田駅から出発して浜松でひかり号に乗ると85分は、ちょうど名古屋駅あたりでしょうか。


久しぶりの4号機の旅、静岡にも鹿児島にも似合う色ですね。また近いうちにお会いしたいです。


今期の冬ダイヤでは「静岡」の文字は毎日表示されなくなります。残念ですが夏期ダイヤではぜひ毎日就航してほしいと思います。


さて、到着口を出ると・・・さっそくつかまってしまいました。
こちらは喜界島産の黒蜜を生地に練りこみ白餡を包んで揚げた「花林糖上々饅頭(薩摩じねんや)」、見ただけで思わず財布を取り出していました。当然のごとく、現地で消費、結局静岡まで持って帰ることが出来ませんでした(笑)。


甘いものの後はお茶を一杯。ANAのカウンターの前には霧島茶の呈茶コーナーがあります。ちょっと甘めのお茶ですが、清涼感があります。「あ~山のお茶の味がする」と思うのは、さすが?静岡県民でしょうか。


今年は鹿児島空港のある霧島市で「全国お茶まつり」が開催されます。


霧島連山のふもとだけに湯量は豊富。国内の空港では初めての足湯のコーナーがあります。入ってみたかったのですが、今日中に行かなくてはいけない目的地がありますので先を急ぎます。


空港から3キロ余り、こちらの小さな駅から目的地に移動します。

3回に分けてお届けした「静岡鹿児島便 空の散歩」いかがでしたでしょうか?最初にもお話しましたが、この冬から静岡鹿児島便は週4便になります。減便は非常に残念ですが、何とか2大茶産地を結ぶ路線が、末永く続いてほしいと思います。今回は運航ダイヤも変更され、お昼の出発です。今まで接続が難しかった薩南諸島への乗り換えもしやすくなります。新幹線で6時間半の旅も捨てがたいのですが、スピードでは飛行機にかないません。鹿児島空港は、今回の目的地熊本県の球磨地方をはじめ宮崎方面も至近距離です。皆さまもぜひこの路線に搭乗して、南国の美味しい食べ物やすばらしい景色を味わってみてはいかがでしょうか?

ところで、お届けしています静岡空港発の「空の散歩」シリーズ。これにて国内就航路線(運休分を含め)全てをご紹介いたしました。ただし全路線とはいえ片道のみのご紹介や、右窓・左窓などの違いなど・・・まだまだお届けしてない「空の散歩」もあります。過去の記録を含め、これから残った路線のご紹介は続けてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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似ていますね。 (さかぐち)
2011-09-11 14:03:16
 空港のすぐ近くにある茶畑、静岡空港と鹿児島空港は、よく似ていますね。しかも、今年は、「全国お茶まつり」が、霧島市で開催されるとのこと。静岡県からは、御関係の方々が、FDAの静岡鹿児島便を利用されて、霧島市へ向かわれることになると思います。
 静岡鹿児島便を失うことになったら、本当にもったいないことだと思います。ここは、何とか踏ん張って、来年の春ダイヤでは、運休(廃止)ではなく、1日1往復の復活に、つなげたいものです。
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鹿児島 (ねこさん)
2011-09-11 18:59:45
以前、専門学校で30歳をゆうに過ぎた生徒がいました。
勤めていた会社をやめて鹿児島から東京の専門学校に来たその生徒は卒業後鹿児島に戻り、学校で学んだ事を活かした仕事には就けなかったけれど数年前訪ねた時に会った彼は「いつかきっと」の夢を追い続けてました。

当時は福岡からサーブに乗り換えて鹿児島空港まで飛びましたが静岡空港からたった1時間ちょっとで鹿児島空港に行くことが出来るなんて・・・

いつかまた彼を訪ねて行きたいと思ってます。

そして黒豚と焼酎をw
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コメントありがとうございます (さかぐちさま/naoです)
2011-09-12 00:41:12
仰るとおりですね。日本の茶業のますますの発展のためにも、静岡鹿児島線は大切にしなければならないと思います。ぜひたくさんの方が搭乗し、路線が維持されればと思います。
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コメントありがとうございます (ねこさんさま/naoです)
2011-09-12 00:46:49
私も鹿児島に帰った友人がおります。ねこさんさまのコメントを拝見して、その友人のことを思い出しました。
この時も仕事ゆえに、せっかく近くに行きながら連絡もとりませんでした。この路線が続く限りは、いつかまた会えると信じています。
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