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ぴよしろうの半日登山

家からわりと近場での、軽登山を続ける私、「ぴよしろう」の記録です。麦汁登山は・・・危険ですのでお勧めしません(苦笑)

余市岳 北斜面スキー滑降 平成22年5月2日(日)

2010-05-05 08:28:13 | 定山渓方面・冬山
 今日はパウダースキークラブの方々に余市岳に連れてってもらうことに。
 焼肉グループからはぴよしろうとまっちゃんが参戦です。

 彼らはスキーの上手な方々なので、やはり登っても滑り応えのあるコースを選択するんですね。
 ということで、今日は急斜面スキー滑降確定です。
 なので、まっちゃんと車の中では1Lまでにしましょうね、と約束します。 ←やっぱり飲みます(笑)。

 キロロに到着してまずは準備、そしてゲレンデ前で待ち合わせです。

↓H口さんT藤さんとH田さん。



 で、今日はゴンドラで上まで行って、そこから登る作戦。
 約4Km、標高差300m未満というところです。

 ゴンドラを降りて準備します。
 もう既にめちゃめちゃ美しい景色ですね。



 出発前から余市岳、見えまくりで期待度↑↑↑。



 9時28分、青と白の世界を出発です!

 T藤さん、もう何度か行っている様子で、「こっちです。」とか案内してくれます。
 ありがたいです。



↓余市岳に向かって進むみなさん。いい感じですね。



 しばらくすると、「飛行場」といわれる平坦なところに出ますが・・・。



 残念ながら、今日はスノーモービルがたくさん来てます。
 この飛行場、飛ばせるからなのか、いつもです。
 うるさいんですよね。

 余市岳の山頂付近まで登ってます。中央左の黒い点がスノモです。



 で、余市岳の急な肩の登りの前に、ちょっとだけ滑れる斜面があります。
 ここで1本だけ動画を。解像度低いですが。

↓クリックすると動画。


 これは部長さんかな?

 で、パウダースキーのメンバーの方、みなさんトランシーバーを持ってます。
 「次、誰行きます!」とかコールが入ります。
 かっこいいですね。

 このあとは急斜面の登りです。



 H田先生は昨日テニスで痛めたあんよがやっぱり痛いそうです。

 途中でちょっと休憩です。



 で、今日は北斜面を滑るってことで、そっちへ向かいます。(山頂はどうでもいいんです。)
 


 山頂近くは結構な強風。

 北斜面の上で準備して、11時40分、順にスタートします。



 さすが皆さんうまい!
 T藤さんもH口さんもみなさん急斜面を躊躇無く降りていきます!

 で、・・・すいません、ビデオ撮りしたつもりが撮れてませんでした(涙)。
 面目ありません。
 
 で、途中からのだけ残っていたので1本だけ。
 ぴよしろうが急斜面途中で休憩したところからH田先生。

↓クリックすると動画。


 急斜面怖かったです。
 
 皆さん、あっさり下まで一気に滑り降りてました。
 こんな重い雪なのに、すごいなあ。

 で、少し休憩後して、ビールを1本飲み、下山します。



↓下山途中から今日のゲレンデ。正面が北斜面ですね(たぶん)。



 T藤さんの先導で緩斜面を歩き、最後はゲレンデへ。



↓緩斜面なのでストックでボードを漕ぐまっちゃん。



 チケット売り場前には13時18分無事到着到着。

↓談笑するH田先生とまっちゃん。



 外にでると今日はキロロのお祭りのようで、めちゃめちゃ賑わってます。
 「さっきまでとは別世界ですね。」まっちゃんが言います。ほんとです。



 で、次は焼き肉です!
 駐車場の隅を車で囲んでこっそり会場設営。
 
 今登った余市岳、よく見えます。



 ちょっといい肉も焼きました。

 

 いい1日でした。
 パウダースキークラブのみなさん、ありがとうございました。


 GPSトラックです。
 







 帰り温泉入ってさらに日本酒、ビール飲んで帰りましたが・・・。
 ぴよしろう飲み過ぎ・・・。
 翌日1日死んでました(涙)。


 去年の余市岳 ←クリックすると昨年5月17日の余市・朝里岳の記録へ。

コメント (2)
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快晴の狭薄山 平成22年4月27日(火)

2010-05-03 16:51:36 | 定山渓方面・冬山
 tarumae-yamaさんから、「狭薄山、どう?」とのお誘いがあり、お休みを取って行くことに。

 コースをいろいろ検討しましたが、結局一番ポピュラーな感じの空沼登山口からに決定。
 今回もtarumae-yamaさんの車の中ででビールを1Lほどいただき、空沼の夏道登山口へ。

↓空沼といえばこの橋ですよね。



 6時27分出発です。

 スタート地点から雪です。



 柔らかい雪をたくさんの人が踏んだので、雪面はガタガタ。
 かなり歩きにくいです。
 
 汚くてスキーでも滑りたくないですね。

 のんびりと登って行くと、だんだん雪がきれいなっていきます。



 これなら滑れそうです。

 で、約1時間半で万計沼に到着。
 山荘の前で休憩、またビールをいただきます。



 万計沼はまだ雪に覆われていますが、空沼小屋のあたりの少しだけが融けています。



 山荘の赤い屋根が青空に映えますね。
 空沼小屋が青い屋根、万計山荘は赤い屋根なんですね。



 ここからのコース取り、どうするか迷いましたが、足跡のあった沼の北側の尾根から進むことにします。

 尾根の途中からは札幌の街が見えます。
 そしてその向こうには、暑寒別の山々が浮島のように見えます。
 すごいすごい! こういう景色、久々だなあ。



 天気は最高。
 最近こんな快晴に当たったことはありませんでした。



 ここから真簾沼へ向かいます。
 
 真簾近辺は、白い平原でした。



 ここからは空沼へのコースと離れ、狭薄、札幌岳方面に向かいます。

 沼からしばらく進んでから休憩していると、単独の男性が。
 
 メーリングリストの会員のぽれぽれさんという方。
 お話伺うと、もう毎日のように藻岩山などを登られているご様子です。
 ぴよしろうより相当年上ですが、自分もその年齢でこんなふうにできたらいいなと思います。

↓中央がぽれぽれさん。



↓ぽれぽれさんに撮影していただきました。



 そして沼から約2.5Km進んだ小ピークに到達すると、もう狭薄山は目の前。
 tarumae-yamaさんと相談し、スキーをここにデポしていくことにします。



↓スキーデポ地点で。後ろはたぶん札幌岳。


 
 ここから山頂まであと1Kmちょっとでしょうか。

 手前のピークを通過していったん下ると、すばらしい景色が。
 


 羊蹄山から無意根までがくっきり一列に。
 しばし見とれてから最後の急な登りへ。



 11時10分、山頂到着。4時間40分でした。
 風は少し強いけどいい景色です。

 山頂ではぽれぽれさんとお話しながら景色を楽し、写真を撮っていただいたり。
 で、景色をご紹介。

↓余市岳。近日中に行く予定。



↓尻別、羊蹄山、ニセコの山々。



↓竹山とルスツ。



↓漁方面。



↓ホロホロ、徳瞬瞥、オロフレ山。だいぶズーム。



 と、まあ、景色を堪能できました。
 で、風が強いので山頂から少し降り、急斜面を降りたところで食事にすることにします。

↓食事して、景色を見ながらGW中の山行構想を練る(?)ぴよしろう。



 食事後は下山です。

 途中、女性お二人に会い、お話。
 片方の方が「今の時期の羊蹄山喜茂別コースがいい。」と話すのを聞いて行きたくなります。
 
↓山頂へ向かうお二人。



 デポ地点からはスキー。

↓柔らかくていい感じでした。



 緩斜面ですが、結構快適に滑れます。
 万計沼を過ぎて1Kmくらいで相当雪が悪くなってきたので、つぼ足に切り替えて下山します。

 登山口到着は14:38。
 往復8時間11分でした。

 登山口は土が出て、もうすっかり春の雰囲気でした。




 GPSトラックです。

↓クリックすると拡大します。







 熊。
 2箇所くらいで足跡見ました。
 最初、「山頂に向かってショートカットした足跡ありますね。」ってそばに寄ったら熊のでした(汗)。
 そろそろ気をつけないといけない時期ですね。
 



↓ご一緒したtarumae-yamaさんのブログ

 デジカメ持って野に山に
 
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第2回朝里岳焼肉&スキー登山 平成21年12月27日(日)

2009-12-28 23:52:51 | 定山渓方面・冬山
 去年の年末に朝里岳へ焼肉登山に行きました。
 もうホワイトアウトしまくりで、何も見えなかったので、今年はリベンジというか再チャレンジすることに。
 焼肉登山メンバーのまっちゃん、かとうくん、ももちゃん+tarumae-yamaさん。
 ボード3人+スキー2人です。

 札幌国際スキー場のキャビン8に乗り、降りてすぐの立ち入り禁止のエリアで準備します(笑)。



 準備完了。とりあえず記念撮影です!



 で、11時32分出発。
 悲しいことに今年も天気が・・・。
 またしても真っ白の世界を進みます。



 スノーモービルのトレースがあったので、ありがたく使って登ります。
 スノモ、普段はうるさくていやなんですけどね。

 で、12時32分、ちょうど1時間で頂上着です。
 まずは休憩です。



 ありがたいことに、山頂はあまり風がありません。
 景色は一切見えませんが(涙)。

 で、早速焼肉準備です!



 今回はかとうくんが雪のテーブルを作ってくれました。
 まずは乾杯です!
 


 そしてtarumae-yamaさんが鹿の肉を提供してくれたのですが、これが柔らかくてうまかったです。
 ありがとうございます。



 山頂には約1時間半滞在。
 ぴよしろう、出発からここまでで、ビール2.5Lほどいただきました。
 まっちゃんはもっと飲んでますよね(笑)。

 肉とインスタントラーメンで満腹。
 とりあえず満足です。



 で、寒くなったので下山です。

 スノーモービルの跡に沿い進むと雪の状況はイマイチ。
 まあ、視界も良くないのでゆっくり下ります。

 で、下山時の動画を少々紹介。
 あらためてみると、ぴよしろうがうるさいです。
 まあ、許してやってください。

 その1 緩斜面で

 

 その2 やや急斜面で

 

 3 楽しいそり滑り?(笑)

 

 最後はゲレンデに合流。
 長いコースを快適に滑ります。

 ぴよしろう、マットとか背負って明らかにほかのスキー客と違います。
 怪しいですよね(笑)。



 4時少し前に駐車場に到着。



 2年連続景色には恵まれませんでしたが、楽しかったです。

 帰りは温泉に入って、北野でパスタ&ピザを食べて帰りました。

 GPSトラックです。







 一緒に行ったtarumae-yamaさんのブログです。

デジカメ持って野に山に

同ブログ 写真編

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砥石山 平成21年11月22日(日)

2009-11-23 10:11:29 | 定山渓方面・冬山
 ぴよしろう、おとといあたりから右足付け根に痛みがあります。
 なのに昨日はついつい2Kmほど泳いでしまい、さらに痛みが増してしまいました。
 寝返り打っても痛いです。
 なので今日は山は無理かな・・・、と思ってました。

 でも朝起きてブン吉と散歩に行くと、あれれ・・・、なんでもありません。
 なので軽く、ちょっとだけ藻岩山にでも行くことにします。

 で、藻岩近くまで行くと、今度は砥石山に行くことを思いつきます。
 2~3年前の11月に登ってから行ってません。
 今日は軽アイゼンも持ってきたし、急遽そっちに行くことにします。
 
 登山口に行く途中の道路も真っ白。
 もう冬です。
 北の沢会館から標識に従い登山口へ。



 登山口に熊注意の看板が。
 9月に熊がでたようです。
 今日は熊鈴忘れましたが、まあ熊も冬眠に入ったと思うのでいいことにします(笑)。
 で、9時57分、登山口を出発です!



 橋も雪で覆われ、滑ってちょっと怖いです。


 
 足の付け根が痛まないので、沢沿いの平らなところはちょっと小走りに。
 途中ついつい間違って林道に入ったりしながらトコトコ進みます。

 登っていくとすこしずつ雪が増えていきます。
 


 もうほとんど冬山です。
 ひどくスリップするようになってきたので、もってきた軽アイゼンを装着します。

 そして頂上近くなると、完全な冬山です。
 もうスキーで登れるんじゃないかという感じです。
 


 頂上に到着したのは11時18分。
 1時間21分かかった計算です。



 木々の間から街のほうが見えます。



 直前で追い越した方も山頂に。

 お話を聞くと、慈啓会病院の方から歩いてきたとのこと。
 旭ヶ丘の方から藻岩山のほうを通ってきたってことです。
 ずいぶん歩いたんですね、というと、たいしたきつい勾配じゃなかったから、といいます。
 ぴよしろうより相当年上な感じでしたので、やるもんだなあ、と関心します。



 残念ながら定山渓神威岳や烏帽子岳は見えませんが、白樺が青空に映えてきれいです。



 で、数分休憩して下山です。

 雪の上、ついつい走ってしまったのですが、これが楽しい!
 クッション効いていて膝に負担がかからない感じで、天気の良さもあって、めちゃめちゃ気持ちいいです。



 ついついアクセル全開にしてしまいます。

 途中、三角山に寄ります。
 ここの方が頂上より景色はいいです。

 真駒内方面でしょうか。たぶんその向こうは清田や大曲かな。



 藤野方面ですが、遠くに支笏湖の山々が見えてます。
 右から恵庭岳、風不死、樽前、イチャンコッペ、紋別岳、でしょうか。



 三角山から下りてまた走り始めますが、ちょっと走ると太ももがパンパンに。
 自分の実力だとあまり長くは全開で走れないようです。
 で、少しペースを落として進みます。

 気持ち良く雪中ジョギングを続けます。




 で、しばらくすると、一列になって登ってくる10人くらいの男性グループが。
 急ブレーキをかけて滑りながら停止。
 すると、「おーい、すれ違うぞ!」先頭の方が声をかけます。
 規律正しいグループで、ヘルメットかぶってる方も何人かいます。

 「ありがとうございます!」とお礼を言って通り過ぎてちょっと進むと、「すいませ~ん!」とまた呼び止められます。
 「アイゼンを落としませんでしたか!」
 見ると右足のアイゼンがありません。
 「あっ、ありがとうございます!」
 走って戻りますが、あちらも下りてきてくれました。感謝。
 
 で、アイゼンを再度装着し、またトコトコ下ります。
 ・・・が、あらら、気がつくとまた右足のアイゼンがありません。
 仕方ないので探しに登り返します。
 やれやれです。

 少し戻るとアイゼン発見、今度はベルトをきつく締めます。

 でもしばらく進むと、今度は左足のアイゼンが行方不明。
 ・・・もう、いいや!と思ってると、げげっ、右足ももうありません。

 ゴムベルトのアイゼンは、走って使うのは想定できてないようです。
 で、滑るのでここからはゆっくり下ります。

 沢沿いのあたりでは雪が解けて、登山道はドロドロのねちゃねちゃ。
 靴もズボンもドロドロです。
 
 そして12時13分登山口着。
 往復2時間16分、思ったより早いのは、下り前半で飛ばしたからでしょうか。

 駐車場から出ると、消防車が2台。
 途中ですれ違ったグループは消防の訓練だったようです。
 どうりで規律正しいはずです。



 GPSトラックです。







 思ったより時間かからなかったので、このあと藻岩山に行くことに。
 それはまた後日書きます。 

 で、カテゴリー、夏山か冬山か迷いましたが、一応雪があるので冬山扱いにしました。
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朝里岳・余市岳 平成21年5月17日(日)

2009-05-17 17:34:52 | 定山渓方面・冬山
 土曜日はすばらしい天気だったのですが、仕事でした(涙)。
 で、日曜日こそは、と思いますが、天気が午後から崩れるとのこと。
 12時以降は降水確率50%以上です。
 う~ん。どうしましょう。
 悩みながらついつい夜更かしして11時半就寝。

 で、翌朝3時半に起床。
 衛星画像で雲の状況を見て、OKな雰囲気なので行くことにします!
 行き先は、朝里岳+余市岳。
 ここしばらく、というか2回連続縦走企画だったので、今回も続けます。
 ただ、雨の心配があるので、バイク&ハイク&スキー企画は中断して車で。
 残念です・・・(涙)。

 で、4時過ぎに自宅を出発、札幌国際スキー場に向かいます。
 5時半に国際に到着し、車を止めようとしますが立ち入り禁止&前にも駐車するなの看板が。
 ちょっと考えて、もう少し奥に進んでから登った記録を見た覚えがあったのを思い出し、行ってみます。
 すると、なるほど、ありました、道路からすぐ取り付けるところ。
 車を止めてビール飲みながら準備します。

 とりあえず、少し雲はあるものの天気はOKです。
 5時50分、出発です。

 斜面を登っていくと、かなり密度濃く白樺が生えています。
 さらに倒木なども多くて、帰りは果たしてスキーで滑ることができるのだろうか、という感じです。

 国際のゲレンデから登ればよかったと後悔します。
 たぶんみんな前に車止めて入るんだろうから。
 でも、いまさらしょうがないってことで、あきらめてまたビールをいただきます(笑)。

 で、キャビン8の終点を目指してどんどん登っていくと、若い白樺の樹林帯から針葉樹と広葉樹の樹林帯に変わります。
 そのあと突然ゲレンデに出てしまいました。
 
 国際の一番端のコースです。
 無人のリフト施設を横目に、キャビン8の終点を目指します。

 7時過ぎ、1時間ちょっとでキャビンの終点に到着です。

 建物の裏の、前回スタート地点へ行くと、今日はよく見通しが利きます。
 朝里岳ものっぺりした山です。
 前回下りてくるとき見えなかった急斜面が見えます。

 今日は、雪もまだしまっているし、雪崩もだいじょうぶと思うので、あの急斜面から登ってみることにします。

 進んでいくと、あらあら、不思議な木があります。

 白樺の上にエゾマツ?が生えてます。
 
 前回きたとき迂回した急斜面、いいゲレンデです!
 これは帰りに滑りたいです。

 斜面を登りきると平坦な地形でどこが頂上かはっきりはわかりません。
 やや霞んでますが、札幌方面の石狩湾のほか小樽の港の方も見えてきます。

 朝里岳頂上付近で7時45分。ここまでまで2時間弱でした。

 で、GPSで確認しながら進んでいくと・・・、おおっ、余市岳です!

 頂上付近を過ぎると、いわゆる「飛行場」といわれる平坦な場所です。
 初めてきましたが、確かにこんな山の上にこんな平原があるのか、という感じです。

 しばらくすると遠くからスノーモービルの音が。
 そして黄色いレーサーっぽいやつが飛行場を全開で走り抜けていきます。
 2ストロークエンジンのオイルの焼けるニオイ、嫌いじゃないけどここではあまり嗅ぎたくない感じです。
 でもまあ、ここなら飛ばしたくなりますよね。

↓飛行場のスノモの跡。

 余市岳に近づいてくと、右手に建物が。
 もう、キロロのエリアのようです。
 国際からキロロまで、歩いて2時間くらいなんですね。

 ハイマツ帯を避けて、いよいよ余市岳頂上部を目指します。

 標高1400mとなると、雪もまだ結構しまっていますが、キックステップでゆっくり登ります。
 余市岳の斜面、気持ちよさそうな急斜面です。
 去年札幌岳で会ったスノ-ボーダーがパウダーの斜面を滑ってウハウハだったという話を聞いたことを思い出します。
 このあと雨の予報ではありますが、思い切り一番いい斜面を滑って登り返そうかとか考えながら登ります。
 
 頂上部は見かけどおり長いです。
 傾斜がなくなってから、頂上まで結構あります。

 頂上部の最後の方はまったく雪がありません。
 突然夏山状態です。

 頂上には9時20分頃到着。
 約3時間半かかった計算です。
 頂上からは四方が見渡せます。

 さっきまでいた朝里岳の向こうに暑寒の方の山々が浮島のように見えます。

 羊蹄山も周りの雲もいい感じです。

 先日登った無意根山と中岳はまるで兄弟のように並んでいます。

 なんだかちょっと疲れて、おなかが減ったので、おにぎりを食べて休憩です。
 でも天気が崩れる予報なので、あまりゆっくりすると危険です。
 風もすごく強くなってきました。
 20分ほど休んで出発することに。

 で、この後は早く車まで戻ることを第一に考えることにします。
 天気は予報どおり明らかに下り坂です。

 夏道沿いにしばらく進み、ファンスキーを履きます。
 早く帰ることにしたので、余市岳の魅力的な斜面はあきらめて、登ってきた稜線沿いに滑っていきます。
 でも稜線もなかなか急斜面です。

 雪は少し硬く、もうちょっと柔らかければいいなあ、というところでしょうか。
 
 ここからはスキーで行けるところはスキー、だめなところはアイゼン、と交互に履き替えながら進みます。
 
 帰りの飛行場をトコトコ歩きながら景色を見ていると、雲が変わった雰囲気になってきて、ちょっといい景色でした。


 朝里岳の急斜面も、今回はパスして尾根沿いに下山。
 往路とほぼ同様のコースをたどり、車には12時10分頃到着です。
 なんとか雨が降る前に戻れてほっとします。

 GPSトラックです。



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朝里岳 平成20年12月29日(肉の日)

2008-12-30 13:09:23 | 定山渓方面・冬山
abe君から、29日は「にくの日」ということで、スキー&焼肉のオファーが来ました。
どうせなら、ちょっと登山したいので、札幌国際スキー場から朝里岳へ行かないかとお誘いするとOKの返事。
スキー(ORボード)&軽登山&焼肉ということで、6名でスキーとスノーボードを持って出発です!
結構込み合う国際スキー場のキャビン8の終点で準備。
スキーやボードを担いで準備OK!
11時少し前に出発です。

残念ながら天気はもうひとつですが、午後から好転するという予報に期待です。
一応、先行者のトレースがあったので使わせてもらい、GPSで位置を確認しながら進みます。

荷物が重いので、休み休み登ります。

頂上に近くなると、強風です。
真っ白であまり見通しが利きません。

まぁ、GPSがある、ということで、かまわず頂上へ向かいます。
GPS上でほぼ頂上、というあたりで「ここが頂上」宣言をして休憩。
で、天気が悪いので、ただちに途中まで下山して、風のないところで焼肉ということにします。
12時半過ぎ下山開始です。

100mほど離れると、もうお互いが見えなくなるので、少しずつみんなで降りることに。
で、下山を始めると、意外と傾斜がないので滑りません。
やや苦労しながら降りていくと、だんだん元のコースから外れていきます。
下りは滑る方へいっちゃうんですね。
150mほど元のコースからはずれると、非常に魅力的な急斜面に遭遇。
まっちゃんに偵察してもらい、見通しが悪いことと、なだれの危険もあるということで滑るのは止めることに。
残念ですがツボ足で元のコースへ戻ります。

その後は少しずつ楽しみながら滑ります。
短い動画をアップします↓(自分のしゃべりが気持ち悪いので映像のみです)。

下りの様子(音なし動画・YouTube)

で、半分くらい下山すると、風の当たらない焼肉好適地発見!
やっとお待ちかねの焼肉です・・・長かった。
もう2時ですよ。
焼肉のタレが凍る寒さに耐えながら肉とビールをいただきます。
ぴよしろう、ここまでで350の缶ビール7本いただきました(笑)。

1時間ほど宴会を開催し、食べ終えたら下山です。
傾斜が緩いので、スノーシューに履き替え、また歩きです。
でも食事後なのでだいぶ元気になったのが写真から伝わってきますよね。

無事に4時前に国際スキー場のゲレンデ戻り、最後はゲレンデでスキー、ボードを楽しみながら下山です。

あとは豊平峡温泉に寄ってあったまり、本日の行程無事終了。
運転のabe君、まっちゃん、お疲れ様でした。

2009年も冒険と焼肉を楽しみたいです。
みなさんよろしくお願いします。

GPSトラックです。
登りは最初とり忘れ、途中からになってます。


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迷沢山 平成20年11月28日

2008-11-29 17:20:32 | 定山渓方面・冬山
 山のメーリングリストを見ると、迷沢山はもうスキーでも大丈夫らしいです。
 ここは去年、登山口(林道入り口)まで行ったものの、ストックを忘れてしまい、登れず帰ってきた山です。
 天気がいいようなので、行ってみることに。
 いちおう、状況に応じてツボ足やスノーシューで登ることも想定して、前日のうちから車にファンスキーやら長靴やらも適当にいろいろと積み込みます。
 
 翌日起きると6時20分です。
 めざまし5時20分にしたのに・・・。
 最近は夜型生活なので寝坊です。
 急いで準備をし、出発です。

 到着すると・・・一番乗りのようです。
 なぜかゲートが開いています。

 で、ゲートの中に車を入れて駐車します。
 林道を見ると、わだちがあり、車でもう少し行けそうですが、トレーニングだと思って下から登ることにします。
 一応雪があるので、アルペントレッカー+細身ファンスキー(シール装着)+ソフトスキー靴で出発することにしました。
 アルペントレッカーは、通常のゲレンデ用ビンディングに付けるとかかとが上がるようになり、歩けるようになるアイテムです。
 わだちもあり、かなり硬い雪のようなので、小刻みに曲がれる細身のファンスキーがよさそうに思えました。
 この選択のせいで、山頂で困ることになるのですが・・・。
 
 わだち道路をゆっくりと登り始めます。
 鹿の足跡もあります。
 もしかしてこのわだちは鹿を撃ちに来たハンターのジープかなと思いながら進みます。

 道路の雪は最初はがりがりです。
 でも高度が上がるとだんだん新雪が積もってくるようになって、ちょっと期待が膨らみます。

 さらに登ると定山渓天狗山が真っ白な姿を見せてくれました。
 やっぱりいいなぁ、冬山は。 

 白樺やトド、エゾマツなどの針葉樹が青空に映えて、すごくきれいです。
 天気のいい冬山ではいつも思うことですが、改めていいなぁ、と感じます。

 久しぶりの雪山で、頂上近くではもう足がへろへろです。
 2時間15分ほどで山頂に到着。
 雪山ガイドで見たとおり、手稲山がすぐ近くに見えます。

 反対側は朝里岳とか白井岳なのでしょうか。
 あちら側は行ったことが無いのでよくわかりません。
 (後で調べると、左の一番高いのは余市岳のようでした。)

 カップ麺を食べていると、2人組みの男性が来ました。
 挨拶してさて出発、と思い準備していると・・・ん・・・。
 アルペントレッカーを外したスキーに靴が合いません!
 そう、このスキーは別な靴(リヤエントリーのゲレンデブーツ)に合わせてあったので、今日のブーツには合わせてないんだった!
 これじゃあスキーで下山できない・・・。どうしよう・・・。
 ちょっとあせりましたが、アルペントレッカーには靴が合うので、手持ちのひもをライターで焼き切り、アルペントレッカーのかかとがあがらないように縛りつけてみました。
 ちょっと不安定なものの、なんとか行けそうなので、アルペントレッカーを装着したままで滑ることに。
 「シーズンはじめはいろいろありますよね。」と言われ、確かになぁ、と思います。
 スキーの調子が悪い上に、今年初めてのスキーなので、腰が引けた滑りになってしまい、ちょっと人には見せられない感じです。
 でもまぁ、雪が少し積もっていて、適当に斜度のあるところではちょっとは楽しめました。

 途中、ふと上を見ると、青空に飛行機雲が。
 なんか、すごくいい感じでした。

 下の方はわだちがあってガリガリ。
 苦労して下山しました。
 ひもで縛ったアルペントレッカーは、なんとか持ってくれました。


 紋別岳に行ったときもそうでしたが、林道をスキーで滑るのはやっぱりイマイチな感じですね。
 ここの林道の名前(上平沢林道)は個人的にちょっと好きですが(笑)。

 もう少し積もったらいろいろな山に出かけたいです。
 
 GPSトラックです。
 今回は、GPSに転送した地図に表示します。
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