ダイアモンド~原石さがし

結婚5周年を迎えた夫婦のマイペースな日記です。

第4話「母の教え」

2008年12月05日 | 大長今
テソンカンに母の料理日誌を探しに忍びこんだチャングムとヨンセン。
しかしヨンセンがかまどから落ち、王様の夜食を落としてしまう。
王の夜食を担当していたハン尚官と女官は、急いで新たな材料を探すも
しょうがと蓮根しかない。仕方なくその二つの食材で料理する。

→→この料理シーンが素晴らしかった~。
しょうがを超高速で刻む音や、蓮根のでんぷんがとろ~りしているのもすごくおいしそう。
たったこれだけの材料でこんなにおいしそうな料理ができるハン尚官は
本当に素晴らしい料理人であり、才能の持ち主だなって思った。
わたしもしょうがと蓮根であの料理を作ってみたいな。



王はしょうがが好きではなかったが、この料理を一口食して
「なかなかうまい。こうすると(においが)気にならんな。」
と、とても気に入った様子。ハン尚官と女官は難を逃れる。
しかし、チャングムとヨンセンは倉に入れられる。
翌朝、様子を見に来たハン尚官たちは
ヨンセンが腕に怪我をしているのに気がつく。
たくさんの薬草の中から、しかも暗闇の中で止血作用のあるものを見つけ
手当てしていたチャングムにハン尚官は驚く。
フニャック尚官(教育担当の尚官)はチャングムに罰として
ふくらはぎを木の枝で叩き、
「お前には女官になる資格がない。」
と訓育場を追い出し外で掃除をさせる。

→→確かにまだ行ってはいけない場所に行ったチャングムが悪いよな~。
好奇心旺盛で、母の形見となる料理日誌を見つけたい一心だったのだろうけど、
やっぱり掟を破っちゃいけないよな~。
この調子じゃチャングムいつか本当に宮中から追い出されると思うわ・・・。
しっかし、ヨンノ、チャングムとヨンセンがどこに行ったか聞かれて、
「夜中に勝手に部屋から出て行った」なんて答えたけれど、
チャングムを部屋から追い出した張本人はあなたでしょーー?
この年頃の女の子たちって
仲間はずれにしたりグループ作ったりするものなのだろうね、どの時代も。



翌日の試験に合格すれぱ、見習いたちは配属の部署が決まり、
同時に訓育してくれる尚官が決まる。
しかしチャングムは掟を破ったので試験を受けさせてもらえないと言われる。
どうしても宮中に残りたいチャングムは「なんでもします。」と言い
フニャック尚官はチャングムに試験を受けるための条件として
明日の試験が終わるまで腕に水を入れた桶を持っているよう言われる。
一睡もせず1滴の水もこぼさないチャングム。

→→すごい根性だよー、チャングム。
わたしにゃできん。



試験が終わる頃、チャングムに半日も水が入った桶を持たせていたことが
尚官たちが知り、フニャック尚官は咎められ慌てる。

→→後に権力に身を任せ悪党にしか見えない女官長とチェ尚官なんだけど、
このときは2人とも公明正大でとてもいい人に見えるんだよねぇ。
女官長はチャングムに
「宮中には嘘偽りはない。フニャック尚官が約束したのならお前に試験を受けさせよう。」
というんだけど・・・あの~、後のあなたは嘘偽りだらけなんですけど?
んでもってチャングムへの試験はかなり難しい問題だし。
でもチャングムはちゃんと答えることができたんだけどね。
見事合格したチャングムはこれからハン尚官のもとで学ぶことになる。
よかったーー、スラッカンの尚官のもとだーー。
どの部署で仕えるかこどもたちは決めることができなくて
試験の後、各部署の尚官が自分のもとで訓育する見習いを選ぷというシステムらしい。
だからスラッカンの最高尚官になりたいチャングムが
ハン尚官のもとで面倒見てもらえることになったのは本当にラッキーだったよー。
(もちろんドラマだからこそなんだけど)
寝食を共にして、料理や宮中での生活について担当の尚官から
いろいろ教えてもらうのだけど、女官は「王様の女」であること、
そして普通の人のような結婚ができないことを考えたら、
このように尚官たちが見習いのこどもたちと一緒にすごし教育するのは
子育て経験そのものだと思った。
見習いたちも本当の両親から離れての生活なのだから、
なおさら尚官たちは親も同然の存在なのだと思う。



さて、ハン尚官は毎朝毎夜チャングムに
「(飲み)水を持ってきなさい。」と言う。
いろいろ方法を変えてチャングムが水を持ってきてもやり直しぱかり。
そんなある年、朝鮮王朝はひどい黄砂に見舞われていた。
チャングムは先輩たちに言われ、一人で食材や食器を洗わされていた。
ある日、皇太后殿、東宮殿の料理が傷んでいることがわかる。
水刺間(スラッカン)の料理も傷んでいるのではないかと尚官たちは確認するが
スラッカンの料理だけは問題がなかった。
その時別の問題が起こる。食材と食器の洗い物がまだ終わっていないのだ。
尚官たちが洗い場を見に行くと、なんとチャングムが一人で洗い物をしていた。
食器をお湯で洗い、その後水で食材を洗っていたために遅くなっていたのだ。
ハン尚官に「なぜ?」と聞かれ、
「黄砂のせいで井戸水に泥が混じり、食材が傷んでしまうので
一度沸かしたお湯で洗っておりました。」
と答えるチャングム。誰に教わったか尋ねられ、「母の教え」だと。
尚官たちは驚く。

→→う~~ん。やっぱりミョンイ(チャングムの母)はすごい人だわ。
こんな小さな子にそんなことも教えていたなんて、よく出来た母親だわ。
チェ尚官は「この子一人に洗い物をさせて、のけものにしていたのか?」
と他の見習いたちを戒めて適切な指示を出すんだけど、とってもかっこよかったーー。
本当にこの時のチェ尚官は、分別があるし優しいし、とても悪いことをしそうのない
とっても素敵な人なんだよねぇ・・・。



その夜、ハン尚官はまたもやチャングムに「水を持ってきなさい」と言う。
何度持ってきてもやり直しをさせられたチャングムは
「なぜいつも水を持ってこさせるのですか?」と不満をぶつける。
ハン尚官は、黄砂の時にお湯で洗い物をするように言った母親の教えを持ち出し、
「どうしてお母様はそのようにしてらしたのかしら?」
とチャングムに考えさせる。チャングムは「はっ」として笑顔になる。
そしてハン尚官に「どこかお悪いところはありませんか?お通じはありましたか?
喉は傷みませんか?」と聞いて塩の入った水を持ってくる。
ハン尚官は
「そうよ。事細かに聞くこと。」
「体調、好きなもの、嫌いなもの、全てを考えることが料理の心得だと教えたかったの。」
「たとえ水でも器に盛られたその時から料理になるの。」

→→素晴らしい教えだよね~。ハン尚官はそのことを教えたくて、
チャングムに何度も何度も水を持ってこさせたんだよね。
ハン尚官は五感を使って教えるタイプなんだろうね。
いや~、わたしも学んじゃった。
普段何気に作っている料理だけれど、食ぺる人の体調や好みなど
細かく聞くようにしようと思ったよ。(ん?やってるかな。)
それと、ちょっとした料理でも心をこめて作ろうと思った。



もうすぐ試合があり、先輩たちはその練習をするため、
チャングムたちに松葉を松の実に刺す作業を頼む。
夜中に松の実刺しをするチャングム。
そこへあの時の少女がやってくる。
身分違いの恋をあきらめるためにお辞儀をしていたあの少女だ(第3話)。
その少女が、先輩たちがライパル視していたクミョンだと知らず、
チャングムは先輩たちがしていた噂や先輩たちへの不満をもらす。
クミョンは松の実刺しをしているチャングムに
「月明かりに頼ってはだめ。」と教える。
松の実刺しは指先に集中することで手先の訓練になるのだと。

→→このクミョンっていう子、噂以上に才能のある素晴らしい子なんだな~と思った。
チャングムに対しても優しいし、他の見習いの子とは違うし、
チャングムの味方が増えていったらいいな~って思ったのでありました。



第5話に続く・・・。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
キャンディさんへ (らら)
2008-12-08 18:39:34
チャングムの子役時代っていいですよね。
こどもたちもかわいいし、ハン尚官の教えや
チョン最高尚官の教えがいいです。
また、この頃は女官長やチェ尚官もわりといい人で
こどもたちの間ではいじめがあったにせよ、平和な
時代だったな~って思います。
返信する
Unknown (キャンディー)
2008-12-05 23:28:48
この頃のお話が好きでした。
子役のチャングムの頑張る姿が良かった。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。