ダイアモンド~原石さがし

結婚5周年を迎えた夫婦のマイペースな日記です。

心斎橋であの人を見かけました

2008年01月14日 | お出かけ
心斎橋そごうでの展覧会に出かけた際、
ひーちゃんと心斎橋の街をぶらっと歩きました。


近くには問屋街があって、雑貨や着物などいろいろなお店を見て回り
ちょうどほしかったものにも出会えて満足!満足!
わたしは心斎橋まで出てくる用事がなかなかないので
職場が近くていつでも買い物に来れる環境のひーちゃんがうらやましいわ~。
(実際ひーちゃんが買い物することはほとんどないのですけれど)


今日は成人式ということで駅でも電車でも街中でも
振袖を着た新成人をたくさん見かけました。
やっぱり振袖はいいですねぇ。とっても華やか!
帯結びもとってもかわいかった~!
外国人のふりをして写真撮らせてもらいたいくらいでした。
(↑あやしすぎ・・・)
去年着付けの勉強も兼ねて「振袖記念日」っていう雑誌を買ったんですが
最近の振袖は半衿や袖にレースがついてたり、??と思うものもあり、
わたし個人の意見としては今までのように伝統的な和風な着方が
一番美しいのではないかなと思っていました。
実際今日も純和風な着方な方がほとんどでとても素敵でした。
新しく誂えてもらった振袖を着ている人、
お母さんの代からの振袖を着ている人、いろいろでしたが
それぞれにとってもきれいで、一緒に出かけているお母さんやおばあさんも
娘さんや孫娘さんの晴れ着姿にうれしそうに目を細めてらっしゃいました。


それから佐世保バーガーでランチ。
ここのバーガー、ボリュームがあってとってもおいしい


で、今日のメインの和紙の展覧会に行って後
再び心斎橋の街をぶらぶらしていると
ヤマハの楽器屋さんがあったので入ってみました。
楽器が好きなので楽器屋さんの前を通りかかると必ず入ってしまいますね。
お姉さんが「今、大人のエレクトーンの体験レッスンやってるので
いかがですか~?」と声をかけてくださって、ひーちゃんも「いいよ。」
と言ってくれたのでちょっとだけ受けてみることにしました。

こどもの頃、エレクトーンのレッスンに9年通っていたので
全くの初心者というわけではないけれど体験レッスンは初心者向けでした。
でも楽しかった~~!
何が楽しいかってやっぱり最新のエレクトーンの機能の多さ!
中学にあがった頃、それまで使っていたエレクトーンから
新しい機種のものに買い換えてもらいその時点でかなり機能が増えて
楽しかったのですが、あれからまた20年近い年月が流れましたから
さらにグレードアップしているのも当たり前ですね。
こんなに機能が増えても・・・とも、ちょっとだけ思いました。
弾くのは人間なので、自分が弾いてない部分で機械が弾いてくれてる
というのは、逆に物足りない気がしました。
あの頃がよかった・・・なんて20年前がなつかしんでみたりして。。
レッスンのコースも「ステップアップコース」や「講師資格取得コース」
「ブライダルプレイヤー養成コース」「トッププレイヤーコース」など
いろいろあってビックリしました。


で、ひさしぶりに楽しかったな~と思って歩き出すとなにやら人だかりが!
携帯で写真撮ってる人もいるし。

なんか選挙のうぐいす嬢の声がします。

んん?

なんとそこにいたのは府知事候補の橋○徹弁護士でした。

で、わたしたち夫婦も人だかりの中に入り込み、
橋○候補に握手してもらったのでした。

普段芸能人とか有名人とかにはそんなに興味がないのに
こんなときになると急にミーハー入るわたしたち夫婦(笑)。


「あの時ららえもんがヤマハで体験レッスンを受けてなかったら
僕たち橋○弁護士と握手できなかったよね~。」

と、ひーちゃん。


キミも意外とミーハーだよね。

和紙の芸術

2008年01月14日 | お出かけ
心斎橋そごうにて「堀木エリ子の世界展~和紙から生まれる祈り」という展覧会があり
義兄からチケットをいただいていたので行ってきました!


とにかくすごかったーーー!


和紙って「折り紙」とか「祝儀袋」とか「障子」のイメージしかなかったのですが
エリ子さんの作品を見て和紙への印象がガラッと変わりました。
「和紙でこれだけの大きな作品を作ることができるのか~!」
とただただ感動!
ひーちゃんもわたしも1回まわってそのすごさに圧倒され
二回見て回ったほどです。

「和紙から生まれる祈り」というテーマだったのですが
本当に和紙から祈りが感じられるようでした。

特に「安らかな眠りと新しい命をあたえられますように」という作品が
わたしの心に残りました。(HP見てみて~)
巨大な和紙(全長1.5m、高さ2.7mで漉かれたもの)に包み込まれて
その光りの空間の真ん中に大きな繭のオブジェ
(来世へみ送る棺のようでもあり現世へ迎える卵のようでもある)は
なんとも神秘的で永遠を感じられるものでした。
とっても不思議な空間なのだけれど、それでいてほっとするような・・・。

ひーちゃんは「プロローグ」という光の廊下がとっても気に入ったようです。
なんともいえない美しい空間でした。
ただ光が明るいというだけでなく柔らかいというか。
和紙と光りが作るとっても不思議な世界なんです。


堀木エリ子さんは高校卒業後、都市銀行に就職したのですが、
和紙を扱う会社に転職し手漉き和紙に出会い、
伝統的な和紙が廃れていってしまうのを悲しく思っていたところ
気づいたら自分が和紙を漉いていたという・・・。すごい人です!!
京都や越前で実際に和紙を漉いている映像も見せていただいたのですが
すごくかっこよかったです。


今や和紙が修道院やレストラン、ホテルのエントランス
空港、会社などいろんなところで使われているのですね~。
和紙が建築素材になるちうのもすごい!
モダンな建物に使っても合うし、少しでも和風な空間があると
ほっとして和みます。日本人でよかったとあらためて感じました。


展覧会では写真が撮れなかったので、エリ子さんの作品がある
心斎橋そごうの吹き抜けモニュメントなどの写真をご覧ください。

 

 


去年春にオープンした東京ミッドタウンにもエリ子さんの
和紙芸術が飾られています。わたしたち夫婦もミッドタウンが出来て早々
あそびに行ったのですが、あの頃は夫婦ともども和紙にあまり興味がなくて
ただきれいだね~とだけ言って通り過ぎちゃいましたねぇ・・・。^^;


和紙の美しさを堪能してとっても癒されました。
今日を境にかなり和紙に注目です!